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カテゴリ:内覧会
先週末「マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン 展」内覧会に参加させて いただきました。 ![]() 会場 三菱一号館美術館 会期 2019年7月6日(土)~2019年10月6日(日) ![]() ![]() *美術館より特別な許可を得て撮影しています ![]() ![]() 軽くてしなやかな「デルフォス」(繊細なプリーツを施した絹のドレス)で 一躍20世紀初頭の服飾界の寵児となったマリアノ・フォルチュニ(1871-1949) 彼の邸宅兼アトリエを美術館として公開しているフォルチュニ美術館(ヴェネツィア) の全面的な協力のもと、本展では、フォルチュニ芸術の真骨頂である絹地のドレス やコートなどの服飾作品を軸に、絵画、版画、写真、舞台関連作品、彼が蒐集した 日本の染め型紙を含むデザイン関連資料等を総合的に展覧します。グラナダで生まれ、 ローマとパリで育ち、ヴェネツィアで制作して成功をおさめた彼の生い立ちから 多彩な創作活動まで、近年世界的に注目されている総合芸術家・デザイナーの全貌に迫ります (HPより) ![]() 開催前にパンフレットはゲットしていたものの、先日の日記にも書いたとおり 「ドレスが並んでる展覧会?」と思い込み、いまひとつテンション上がらず(コラ) ほとんど下調べもしないまま、会場に足を運びました。 ところが! 会場内で自分の早合点に激しく動揺~( ̄ロ ̄lll) ドレスも素晴らしかったけど、それ以外の作品もすべて、突出した才能を物語る 素晴らしい品々ばかり~ ![]() 『ヴェネチアの魔術師』と呼ばれる「マリアノ・フォルチュニ」のことを、 全く知らなかったって・・毎度のことながら己の無知さが恥ずかし~い(*ノωノ) ![]() ![]() ![]() デザイナーだけではなく、画家、写真家、舞台芸術家、企業経営者とあらゆる顔を もち、さまざまな分野で才能を発揮しました。特に服飾デザインの分野では、女性を コルセットから解放した革命的なドレスの一つである「デルフォス」を生み出したこと で歴史に名を刻んでいます(「みどころガイド」より) ![]() ![]() ↑ 館内で配布されていた「みどころガイド」 中面には見開きで『マリアノ・フォルチュニ人生双六』があり、彼のさまざまな活躍を 知ることができます。 『人生双六』によると ![]() ![]() ![]() 拠点として活動する。 ![]() ![]() 華々しい生涯を送り、まさに時代の寵児というべき存在だったフォルチュニ ![]() と、双六を辿ってると時間がかかりそう(笑)なので、このへんで内覧会の 様子へ切り替え~ ![]() ![]() ![]() まずは、アートブログ「青い日記帳」主宰のTakさんと担当学芸員の阿佐美淑子さんによる ギャラリートークをお聞きしました。 今回ギリギリ到着したため、トークの最初部分は聞きそびれ ![]() でも「デルフォス」関連のトークはシッカリと伺えました ![]() ![]() ![]() ↑拡大画像はHPよりお借りしました<(_ _)> 光沢ある上質のシルクで作られた「デルフォス」はとてもゴージャスかつ官能的(〃▽〃) 縦方向に施されたプリーツが女性の柔らかな身体の線を覆って、身体を動かすたびに 優雅に揺れるさまは、きっと多くの人を魅了したでしょうね~ ![]() 「デルフォス」は、1896年に発見された古代ギリシャ彫像「デルフォイの御者」に 触発されて生まれたものなんだそうです ![]() ![]() ルネサンス以降数百年間にわたる当時まで、女性はコルセットを身につけて、 常に補正された身体の上から衣服を着ていたので、「デルフォス」の 締め付けがなくストンとしたシルエットはとても画期的だったとか。 おまけに当時の上流階級の女性は、コルセット装着時に手伝うメイドが いなければ外出もままならず状態 ![]() ハイソな女性が一人で出歩けるのは「アフタヌーンティの時だけ」だった等、 今では想像もつかないお話も伺えました(@@) 気軽に一人で着替えられるということだけでも、女性にとっては福音だったんですね ![]() 「コルセットからの解放」イコール「女性の行動範囲の拡大」 ![]() と言っても、そもそも「コルセット」って日本女性にとっては縁遠いような 気もします。 日本は明治時代に洋装化したとはいえ、昭和初期までは着物姿の女性のほうが 多かったはずですよね? 日本女性の日常着が洋装メインになったのは、高度成長期の1960年以降と いう説もあるくらいですもん(;^^ 大正末期から昭和初期のモボモガが1920年代で、ちょうど「デルフォス」 の隆盛と一致するから、日本の場合は和服から一足飛びに「コルセットなしの 洋装」に変化した感じなのかも~? ![]() と、話が脱線しちゃってm(__)m 「デルフォス」に戻してと・・ ![]() クルクルと巻いて納めると、小さな箱で持ち運び簡単なのも大きなポイント ![]() ↑の箱は「ストールを仕舞ってる箱?」と思ったくらいの小ささでした! これだったら旅行時も ![]() ちなみに「デルフォス」の考案者はフォルチュニの妻であるアンリエットだったとか。 彼女の写真や絵画もたくさん展示されておりました ![]() ![]() 左画像はHPよりお借りしました<(_ _)> ギャラリートークではフォルチュニの経営する工場のお話も印象的でした ![]() ![]() ![]() ヴェネチア・ジュデッカ島にある工場は今も稼働しており、100年前の技術で 作られているそうです。 工場では工程ごとに職人さんが分けられており、総ての工程を知っているのは 社長さんだけ ![]() ![]() 昔ながらの技術をシッカリと守っていってるってことですよね。 学芸員さんのお話によると、フォルチュニは「パテントを守る」という意識の高い 優秀なビジネスマンでもあったとか ![]() *美術館より特別な許可を得て撮影しています もうひとつの驚きは、舞台装置で使う間接照明&遠隔操作をフォルチュニが 発明したということ ![]() 間接照明などの技術はいまでは当たり前だけど、彼が発明したとは驚き~ ![]() ![]() ![]() ![]() マリアノ・フォルチュニは、ドイツの作曲家リヒャルト・ワーグナーの作品に 大きな影響を受けた「ワグネリアン」だった。絵画から舞台美術と照明技術へと 関心を移し、拡散光と間接照明を組み合わせた革新的な舞台装置を発明した。 色つきのセロファンを重ね合わせる操作装置で電球の色温度を変化させるシステム も考案。漆黒の闇、朝焼け、強い日差し、嵐の到来を予感させる暗い空から夕焼け まで、自然現象や大気を再現できる装置は「フォルチュニ・システム」と呼ばれ、 ヨーロッパ各地の劇場で採用された。(HPより抜粋) 諸々の解説を伺って、展覧会への興味は一段とアップ ![]() ギャラリートークのあとは各章ごとにユックリと鑑賞させていただきました。 会場の構成は ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 後半は各章ごと&グッズについて、ご紹介させていただきます(^^)/ part2に続く~♪ (明日は太極拳教室終了後にお茶会があるので、part2アップは明後日頃に なりそうです ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.08.04 22:03:44
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