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カテゴリ:内覧会
泉屋博古館分館にて11月9日から開催されている「金文-中国古代の文字-」 その内覧会に先週、参加させていただきました。 ![]() 「金文-中国古代の文字-」 会期 2019年11月9日(土)〜2019年12月20日(金) 会場 泉屋博古館(せんおくはくこかんぶんかん) 時間 10:00〜17:00(最終入場時間 16:30) ※企画により変更があります 休館日 月曜日 アクセス 東京メトロ南北線「六本木一丁目」駅下車すぐ![]() ![]() ![]() 今から三千年前の商周時代、様々な造形をもつ青銅器が盛んに製作されましたが、 その表面には古代の文字が鋳込まれていました。金文と呼ばれる、現在の漢字の 祖先にあたる中国古代の文字は、平面上に「書かれた」ものではなく、鋳物の技術 によって立体的に「造られた」ものでした。 本展では青銅器にあらわされた文字、 金文の世界をご紹介するとともに、復元鋳造レプリカやその鋳型を併せて展示する ことで、鋳物の技術としての文字=金文をわかりやすくお伝えします(HPより) 画像は美術館より特別に許可を頂いて撮影しております。 ちなみに今回は一点撮りは禁止のため、単体撮影やズームは ![]() おまけに展示品の名前は漢字変換不能のものも多く、展示品名については 全く自信なし~(涙) 非常におおまかなレポートとなっております ![]() お許しくださいませ<(_ _)> ![]() ![]() 最初に野地泉屋博古館分館長さんのご挨拶のあと、学芸員・山本さんによるギャラリー トークへ ![]() ![]() ![]() ![]() 泉屋博古館の中国古銅器と鏡鑑は、質量ともに最も充実したコレクションとして 世界的にも高く評価されています。 あのおりは、青銅器の不思議な造形や文様にスッカリ魅了され~(〃▽〃) 動物の姿を借りて神様を具現化している様々な青銅器からは不思議なオーラを 感じたものです ![]() ![]() ↑内覧会のおりにいただいた絵葉書 ![]() 左は「耳卣(じゆう)」西周前期 高(H)26.8cm 右は「匽候旨鼎(えんこうしてい)」西周前期 全高(H)20.4cm 今回の展示会では青銅器にあらわされた中国古代文字の『金文』に注目をあてています。 でも「金文」と聞いても、私には全くピンと来ず ![]() ![]() ![]() ![]() 青銅器の表面に鋳込まれた文字のこと。中国の殷・周のものが有名。 年代的には甲骨文字の後にあたる。考古学的には「青銅器銘文」と称されること が多い(ウィキより) 金文というからには「金で書かれた文なのかな?」などとトンチンカンなことを 考えていた私・・・・(*ノωノ)お恥ずかし~い 金文の「金」とは青銅の意味で、青銅器にあらわされた文字が「金文」なんですね。 おまけに文字は彫って刻まれたのだと思ってたんですが、鋳型を使って鋳造された ものなんだそうです ![]() 殷時代というとBC1300~頃 ![]() 今から3000年以上も昔に、そんな技術があったとは驚かされます ![]() ![]() ![]() ![]() ↓こちらは見卣(けんゆう) 西周前期 BC11~10 泉屋博古館 ![]() ![]() 「卣」(ゆう)は大きな釣り手がつけられた器で、酒を入れて持ち運ぶために 使用され、商代後期から西周中期にかけて流行した。 器内底と蓋内部に銘が入り、5文字が施される。 「見」の字は大きな目玉をもつ人が下をかがみ見るような姿勢を表している。 その下に水の入ったタライを表す「皿」字がつくと「監」字になり、 「鑑みる」という意味を表すようになる(展示解説より) 画像は美術館より特別に許可を頂いて撮影しております。 漢字のルーツと言われる「金文」ですが、昔の書体であらわされているものが 多く、学芸員さんでも「内容はよく分からない」ものも多いんだとか(;^^) ただ、初期は記号のような象形文字など簡単なものから始まり、だんだんと 文章へと変化したため、各時代の社会・政治などの変化も読み取れるようです。 当時の社会の様子を理解するうえで重要な資料といえそうです ![]() ![]() ![]() ![]() 文の内容は祭祀にまつわる事柄や官職・政治施行の記録など、後期には 武功自慢や土地争いの裁判など俗っぽい内容や文学的な表現もあるようです。 どんなに時代を経ようと、人間の営みや欲望&美意識などは変わらないもの なのかもしれませんね~(;^^ ところで、文字を器の表面に鋳込む技術は、これまでは解明されてなかったそうですが、 なんとなんと、当館学芸員の山本さんがその復元鋳造に成功されたんだとか ![]() 館長さんによると「これまでの学説を覆すかも」だそうです。 素晴らし~い\(^o^)/ ![]() ↑ ![]() ![]() 江戸時代初期頃に途絶えた芦屋釜の復興に取り組む施設。 約3000坪の美しい日本庭園の中には芦屋釜復興工房、資料館、茶室などがあり、 いつでも抹茶を楽しむことができる茶室などがあり、茶の心に親しむことが できます(HPより) 昨年の内覧会でも感じたことですが、学芸員・山本さんの青銅器にかける情熱が メラメラと伝わってきました ![]() 彼が制作にもかかわった図録も圧巻の内容 ![]() ますますのご活躍を期待しています ![]() ![]() 館内にはレプリカも展示されており、こちらは触ることも可能です ![]() ![]() 水書きの臨書(手本を真似て筆遣いを磨く書の鍛錬法のひとつ)ができるコーナーも ![]() ![]() 今後は講演会やワークショップなど多彩なイベントも目白押し ![]() 金文に関する展覧会はめったにないそうなので一見の価値大です ![]() 六本木一丁目駅のすぐ近くという好立地ですので、ぜひとも足を運ばれてみては いかがでしょう。 そうそう! 最後になりましたがビッグニュースを ![]() 泉屋博古館分館は今回の展示会終了後に一旦、休館となるそうです。 リニューアル工事は2年間で、改装後のオープンは2022年の予定とか ![]() 2年間も休館というのは寂しいですが、増改築にあたって展示室を増設、 多目的ホールを新設、ミュージアムショップも増設なんですって! リニューアルオープンの日がいまから楽しみですo(^o^)o ワクワク ㎰オマケ(笑) しばらく休館と聞いて、前々から欲しかった鴟鴞尊(しきょうそん) のフィギュアを購入しちゃいました ![]() ![]() 昨年の内覧会のおりに、その愛らしい姿に一目惚れww 「お酒を入れて神前に供える器」だそうですが、なんともひょうきんな 表情がたまりませ~ん ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.11.12 18:13:44
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