カテゴリ:夢有無有
「直覚霊知」214瞑想実践の六十九(秘学論理)
ゴータマ・シッダッタ(Siddhartha in Gautama)の開悟としての「覚り」には、或る一つの限界が隠されていますシッダッタの思想には現代科学が解き明かしたとされる原初宇宙の創世物語である「ビッグバン思想」が欠如していることです。其処には「始まり乃至終わりもない存在」若しくは「無から有の創造」の驚くべき現代物理学に裏付けされた理論は語られていません。しかし、其の事によってシッダッタの哲学を覆す程の根拠あるとは認めません。何故なら、ゴータマ・シッダッタの「覚り」とは物理学としての世界に根拠を求めているものではなく、生命其のものの根拠及び霊性を帯びる精神に解答を与えているからです。更には、現代物理学は哲学及び霊学から観れば、あまりにも歴史が浅く、万人が認める証を完璧には明かしているとは今現在の時点では言えなく、将来の人間に託されている課題となっています。 人気ブログランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年08月14日 06時47分01秒
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