退院後の記録 8
この癌の為に入退院して、約一年後の7月24日のPET検査で、リンパ節に癌の転移が確認された。大体、3か月に一度、2月初め、4月末のPET検査では異常は見つからなかったのだが7月24日 PET検査で昨年転移していたリンパ節の8cm位隣に発見7月25日 造影剤を入れた精密CT検査8月1日 入院期日、手術決定、家族に説明8月23日 PCR検査8月24日 1400時入院 1500時 風呂 1600時 明日の手術手順を看護師さんから説明あり 1930時 篠原先生、中村先生から手術内容、リスク管理の説明あり だんだんと気分が落ち込んでくる。 詳細はプリント! 通常、入院期間は1週間程度という 8月25日 8時30分頃病室から4階の手術室へ歩いて向かう 手術は篠原先生と中村先生 昨日は夜遅くまで、説明もして下さったのに、朝8時45分に手術 室に入ると、もう両先生とも手術衣で待機しておられた。約3時間の予定 口には酸素補給、点滴で麻酔薬が入るという。 私は全身麻酔で意識無くなるので、私は意識が戻る時には病室に戻っている。 妻には、手術後内容の説明があるという。 手術から4時間以上経って、病室で意識がはっきりする。点滴はしているけど、大分色々な管や酸素マスク、エコノミー症候群対策のエアー圧着器など外しました。水も飲めるようになった。やはり、大きな病院では、管理や基準がしっかりしていると思う。手術は、4人の看護師、麻酔医師、手術の篠原先生と中村先生でした。 手術中は全身麻酔で記憶無し。今も点滴の中に痛み止めが入っているのか? 患部の痛みは全く無い。 昨日に夜1,930時位になって、先生による手術説明が有り、リンパ節のこの部分を取るが放射線治療した人は癒着が激しいので、注意してやります。ここに静脈があり、その裏に動脈があるが、動脈だけは絶対に傷つけない。後は色々な神経が通っているので、口の左側が閉まらないとか左手がまっすぐ上に上がらないとか、舌の左の味覚がなくなるとか説明されて、ちょっと落ち込んでいました。現在、何も障害が出てないので、問題無しです。 夕方になって、篠原先生が診てくれました。生理検査結果やっぱり癌だったそうです。二箇所とも綺麗に取ったので、大丈夫でしょうとのことでした。 左肩が少し上がりずらいかもしれないがだんだん治るそうです。明後日も、管をぬいで、来週には退院できるそうです。 8月26日 土曜日 患部の管からの出血も非常に少なくなり、出てくる液体?も透明に近くなってきたので、昼過ぎ その管も取り除いた。 私は、筋肉痛も腰痛もこの年齢まで、経験したことがなかったが、今回の手術で約3時間と管を取り付けて固定していた3時間の6時間身動きしなかった結果、初めて、腰痛を経験した。 これまで、腰痛を持って居る人が、痛い痛いと言っているのを聞いても、実感としては理解できなかったのだが、ベッドから起きるのにも、立ち上がるのにも腰が痛く、支えを持たないと動けないのを初めて経験した。 8月27日 患部は痛みもなく、順調に快方に向かっているらしいが、腰痛だけは、変わらず痛む。 手で揉んだり、固い所でぐりぐりしたり、youtubeで調べて、ストレッチをしたりしている。 8月28日 06時頃、中村先生が病室に来られ、本日、もう退院して良いと言われる。 昼に篠原先生の検診があるので、その後、14時に退院と決まる。 急遽、wifeに電話して、迎えに来てくれるように頼む。 一週間の予定だったが、正味4日間の入院生活でした。 9月4日 患部の痛みは、全くなし。 腰痛もひどい時の10%位 殆ど治ったようなので、全快祝いの一泊旅行にでかけた。 以上