c-diary＠楽天ブログ

ちょっと前置きが長いですが・・・

PS Vita を周辺機器と一緒に購入しようと思って「テレビ出力ケーブル」を探していたら、どうも存在しないらしいことがわかりました。意外だったのが、そもそもテレビ出力する機能が無く、本気でポータブル一直線な仕様だったということ。その代わり、 PS Vita TV というテレビ出力できる製品が出ているようです。新品をダブルで買うと4万円弱くらい・・・

ただ、PS Vita TV はタッチパネル操作非対応になるそうなので、PS Vita の持ち味を無くしてしまいます。なんとかならないものかと長いこと彷徨っている内に偽トロキャプチャという存在を知りました。PS Vita 本体に改造を施して、無理やり（？）テレビ出力機能（正確にはPCのビューアーソフトへ出力）を確保するキットのようです。ネット上ではうまく行きそうな情報があったので、試しに購入してみました。

実店舗だと PS Vita をその場で改造してくれるらしいのですが、自分は田舎者なので通販の代金引換で購入。注文から早4ヶ月。しっかり忘れていた頃にようやく届きました。自作キット？もあるらしいのですが、めんどいし失敗したらアウトなので改造込みでお願いしました。

まずは、待ちきれなくて購入した通常の PS Vita の箱と比較。左が通常品で右が偽トロ品です。若干傷みはありますが、許容範囲内でしょう。



続いて内容物を確認。通常の付属品以外に保護フィルムが付いていました。その他に、USB ケーブルと、説明書が付いていました。



本体を確認。左が通常品で右が偽トロ品です。カラーは黒か白でお願いしていましたが、白が届きました。手持ちと同じカラーです。ぱっと見差が分からん。



上下に並べてみます。上が通常品で下が偽トロ品です。偽トロ品はシリアルナンバーの下に USB の穴が空けられています。ここから映像が出力されるようです。本体を隅々まで眺めてみると、明らかにネジを外して空けた痕跡がありました。ネジ止めが中途半端とか、はめ込みがずれてるとか。



このあと、説明書を読みながら PC にビューアーソフト＆ドライバ をダウンロードしてインストールします。ドライバ入れる前に PS Vita と PC を接続してはいけないようです。

インストール後、PS Vita と PC を付属の USB ケーブルで接続します。事前情報で、音声はイヤホンジャックから取れということなので、PC のラインインへ接続します。真ん中の電源用 USB は普通に使えるので、充電しながら大丈夫です。

配線は、映像と音声を両方とも、PS Vita → PC → テレビとなるようにしてあげれば OK です。自分はデスクトップですが、最近はノートタイプでも HDMI 出力やマイク入力があるので、何とかなるのではないでしょうか？



暫く待つと、PS Vita が認識されてドライバがインストールされます。ちょっと時間掛かります。



早速ビューアーを起動したところ、エラーが出ました。なんで？？？・・・でも慌てません。



説明書にも書かれていますが USB ハブを通したりするとダメらしいので、USB 3.0 の拡張ボードに接続したのがいけなかったのでしょう。マザーボード直結の USB ポートに接続したらちゃんと映りました！！

音量ボタン最大にしても音が出ない？？？と思っていたのですが、単に音量が小さいだけだったようです。ちゃんとしたサウンドカードだと良いのかなー？



ゲーム画面もバッチリです。色々映像設定できるようなので、自分好みの設定にしてあげれば良いでしょう。ちょっと不安でしたが、PS Vita 本体のファームウェアのアップデートをしても継続して動作できました。



テレビの全画面表示もバッチリです。那珂ちゃんかわいい。



遅延していたり、反応遅い感も無く、音ずれも無さそうです。無理やり感満載なので製品寿命が怪しいですが、追加で PS Vita TV を買うのとあまり変わらない金額なので、タッチパネルが使える分、良かったかと思います。

これでゲーム実況ができるらしいけど、アマレコとか使うのかなー？？？もう古い？？？

追記：2016-12-26
現在Windows 10で動かしてますが、問題なくインストールできて動作しています。