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カテゴリ:わくわくキャリア
WWNが主催する「ダイバーシティとワーク・ライフ・バランス」の講演でした。
最近は企業関係での講演が主だったので、NPO主催で話をするのは久しぶり。参加者の方もとても熱心で楽しかったです。 昨年やったドーンセンターのキャリア開発プログラムの修了生も駆けつけてくれて、さながらミニ同総会のようでした。 WWNは働く女性の強い味方として、いつもその活動には敬意を表していましたが、今回改めてそのパワーに感動しました。 なんせ、働く女性の問題を解決するために ニューヨークの国連やスイスジュネーブのILO本部にまで押しかけロビー活動をするという並外れた行動力のある団体。住友金属の男女賃金差別裁判では10年という年月を経て2006年に原告勝訴の判決を勝ち取りました。 彼女達のパワーはどこにあるのでしょうか? 終了後の交流会でのこと。 会の中心的役割を担っているKさんが、「今年もILOにみんなで行くのよ。」というと、参加者の人たちが口々に「どうしてそんなことができるの?」 するとKさんはこともなげに「なんでもできるよ。やったらね、扉が次々に開くのよ。」 あまりにあっけらかんとした回答に、全員大爆笑。 そうなんですよ!あきらめずに行動し続けること。そうすれば必ず向こう望む未来がやってくるのですね。 ただし、メンバーの一人は冷静に言いました。「扉は勝手に開くんじゃないの。叩いて開けるの」なるほど、どこをどうやって叩くかは確かに重要。 だからWWNでは、ILOや国連をうまく使って(これらの機関を「使う」っていう発想に立つのもすごいね)、国を動かそうとしてるんですね。 雇用機会均等法ができたとはいえ、ダイバーシティを推進する企業が増えたとはいえ、働く場での男女平等はまだまだ遠い。 でも、「なんでもできるよ」 この言葉をかみ締めながら、自分のできることを自分のやり方で行動に移していくことが大事なんですね。 私も皆さんから沢山のエネルギーをいただきました。 一緒にがんばっていきましょう。 来年は、ILOツアーに同行させてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 29, 2007 11:37:48 AM
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