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すごい楽しくて、
アダム・スミスの「国富論」で語られ、 今やマクロ経済学の基本の一つ、 「見えざる手」を教えられるゲームを見つけました!!! ブロックスです。
元は、脳梗塞で倒れ、 失語症・半身不随は覚悟してください と、言われ、 リハビリ中の父のリハビリの一端として 孫と遊びながら カラフルなブロックスが脳をいいように刺激するだろう と、思って買ったのですが、 ゲームをやるにつれて 勝つためのストラテジーは 個人投資家が勝つためにとるストラテジーと同じで、 それを可視化できるだけに すごくいいツールだと思いついたわけです!!! 失語症・半身不随から奇跡の回復を見せた父少しだけ、 私たちが体験した 父の奇跡について語ります。 父はいわゆる独居老人で、 75歳です。 今年の1月、自宅で倒れ、 救急車を呼んで、 治療を受けるまでに実に30時間かかってしまいました。 自宅で倒れていた模様ですが、 救急隊員が向かっていると知らされてからは 喋ることはできなかったのですが、 自分で着替え、 玄関の鍵も開けて救急隊員を迎え入れ、 救急車に乗り込んだそうです。 救急病院に到着したときは、 腕を動かしたり、 簡単な意思表示も明確にしていたそうですが、 意識を取り戻した父は唸ることしかできず、 顔も左半分が垂れ下がり、 手足も上手に動かすことができていませんでした。 命があっただけでももうけものですが、 医者には「もう、元の生活はできません。 失語症と半身不随は覚悟してください」 と、言われました。 その後、MRIを見せてもらったのですが、 なんとか、梗塞があった部分も、 細々と血流が再開していました。 それを見て私は父に、 「パパはラッキーだよ!!! 大丈夫、今は喋れなくても 2、3日したら喋れるから! 脳のスキャン見たらね、 血管が詰まっていたところも、 また血が流れているから! 焦らなくても、ちゃんと喋れるようになるよ!」 と、伝えました。 何度も、何度も。 その甲斐あって、二日後にはしゃべり始めました。 慌ててスキャンをした医者が言うには、 血栓を溶かす薬を投与していないにもかかわらず、 血栓を自力で体が溶かしたようで、 今では脳の血流が正常化しているとのことでした。 その後父は目覚ましい回復を見せ、 今では杖なしでも歩けるようになり、 会話も電話で普通にできるようになりました。 まだリハビリ専門の病院にいるので、 毎週子供達とお見舞いに通っています。 そんな父のために、 白黒よりもカラーが 脳全体を刺激すると思い、 最初は何回かオセロをやっていたんですが、 新しくブロックスを買ってやってみたのです。 ブロックスで勝つにはまさに自利心に導かれるしかないブロックスは4色のタイルがあり、 様々ないびつな形に並んでくっついています。 ゲームは、一つ一つのピースを、 面ではなく、角が触るように置いて、 手持ちのピースがなくなる、あるいは少ない人が勝ちです。 色もドロップスのように鮮やかで、 子供も父も大喜びでした! 何度かやってみてわかったのですが、 ブロックスは誰かをブロックして「いじわる」することに気を取られたり、 他のプレイヤーを過度に意識すると自滅します。 淡々と自分の利益だけを追求して、 まさしく自利心に導かれてピースを置いていくと 勝てます。 あるいは負けません。 これは「国富論」の中でアダム・スミスが語った 個人投資家が自利心にしたがって行動することで、 市場全体が成長し、潤う という「見えざる手」の導きそのものです。 しょうど、小学校5年生は 社会科でいろいろな勉強を初めているので、 私は得意な経済学を子供達に教えるチャンス!!! と、思ってこのゲームで説明しています。 まだ、数回しか遊んでおらず、 ついつい誰かをブロックして喜んだりしてしまうのですが、 淡々と他人を過度には気にせず、 でも、他のプレイヤーの動きを予測しながら手を打っていく ということがわかったら、 子供NISAの口座もあるわけだし、 預金で「お金が子供を産む」仕組みだけではなく、 個人投資についての話もできそうな気がしています。 ### 今では「国富論」は漫画でも読めるんですね!!! 国富論 ーまんがで読破─【電子書籍】[ アダム・スミス ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2017年06月15日 09時18分26秒
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