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　警察庁は７日、東日本大震災による２月末現在の被害状況を発表した。

　死者は１万５８８０人で不明者は２６９４人。

　１３２体の遺体は今も身元が分かっていない。

　新たに身元が判明するケースは、発生から時間が経過するにつれて減少している。震災発生直後の半年間では、１万４６２３人の身元が判明したが、次の半年間では７０８人に減少。この半年間では８９人だった。

　震災から時間が経過して発見された遺体は、傷みが激しく、身元の特定が難航。岩手、宮城、福島の３県警はホームページで、遺体写真を基に作成した似顔絵を公開している。