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東北新幹線と上越新幹線を30年以上駆け抜けたJR東日本の200系新幹線が15日、定期運行から引退する。初代0系に似ただんご鼻の先頭車両の形状で親しまれたが、これで国鉄時代に開発、製造された新幹線車両が全て姿を消すことになる。 200系は東北、上越新幹線が開業した1982年にデビュー。豪雪地帯を走行するため、線路上の雪をはね飛ばす翼状の「雪かき」を先頭車両に装備したのが特徴だ。最高時速は240キロ。 2004年の新潟県中越地震では、時速約200キロで走行中だった上越新幹線の10両中8両が脱線した。初の新幹線脱線事故だったが、車輪と床下にある装置の隙間にレールが挟まり横転を免れ、けが人はゼロ。この教訓から脱線してもレールから大きく外れないようにする「逸脱防止ガイド」が開発された。 200系は11年11月に東北新幹線から撤退。以降は上越新幹線のみで運行されてきた。 15日の最終列車は、午後8時12分東京発新潟行きの「とき347号」で、見送りイベントを開催。来月14日の団体臨時列車「さよなら200系号」を最後に、現存する30両は順次廃車となる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年03月15日 08時04分21秒
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