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ケースDの日記 [全855件]
僕とU君のリサイタル本番(初ライブ)を、本日水戸市内のとあるイベント(総会)のアトラクションとして行わせて頂き、無事?に終えることが出来た。 演奏中に楽譜が2度も風で飛ぶなど、想定外のハプニングも続出したが、総じてとてつもなく良い経験をすることが出来たと思う。自分たちの演奏を多くの方に聴いていただけるなんて、楽器演奏を趣味にする者にとっては冥利に尽きるものだ。僕たちって本当に幸せ者だぞ~! 仕事もプライベートも「超」を付けても過言でないほど多忙な時期であったにもかかわらず、極端に少ない練習時間の中でよくこのような大それた事をしでかしたものだと自分自身呆れる反面、そんな状況の中でよくここまで実現させたな、と思えるところもある。だって、前に進まないと次の世界への扉は決して見つからないし、見つけた扉を開くこともできないからね。 夕方、さっそくS先生に報告し、今日の本番での演奏を録音したものを聴いてもらった。どの曲も僕にとって思い入れが強いものばかりであるが、その中でもこの「ユーモレスク」は特に多くのことを学ばせてもらった曲だ。我ながら実にいい曲を選び出したな、と思ったりして。 リズムを揺らして抑揚をつける、するとそれまで平坦で退屈だった自分の演奏が劇的に様変わりした。ドラマチックでイマジネーションを掻き立てる表現に努めることの面白さに目覚めさせてもらった。「ユーモレスク」はいろいろな意味で本当に思い入れが深い作品だ。 いつも辛口評価のS先生だが、この演奏だけは褒めてくれる。あとは僕のとるテンポを伴奏としっかり合わせること、それが大切であると。 → ユーモレスク / 本日のリサイタルより Y先生からも祝福のメールが届いた。Y先生のおっしゃる通り、この経験のすべてが一生の宝物になることは間違いない。その意味で自信を持って良いのだと。励みになる言葉の数々が、ジ~ンと胸に染みてくる。
U君の家で、リサイタル本番前日の最終練習をしている。 曲順は次のように決定。S先生のアドバイスを受けて、スローなナンバーを最初にまとめて演奏することにした。 1.夜明けのスキャット 2.瑠璃色の地球 3.また君に恋してる 4.マイ・フェイバリット・タウン(ソロ) 5.マイ・フェイバリット・タウン(デュエット) 6.ユーモレスク 7.オール・オブ・ミー U君がハードウェア音源を駆使して作成してくれた極上サウンドによる伴奏。これは本当に素晴らしい!僕が普段使っているソフト音源とはそのクオリティが余りにも違い過ぎる。伴奏を聴いているだけでも満足してしまう! 昨夜のレッスンで、ひと通り僕の演奏を聴いたS先生はすごく心配してくれていた。譜面作成にしても伴奏データ作成にしても、そして演奏にしても、何ひとつ仕上がっていないからだった、でも大丈夫(って、ちっとも大丈夫と言える状況じゃないけど、でもなんとかするよ~)。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 現在、時刻は23時。U君宅にてなんとか、仕上がった~!練習もひと通り! 今から帰宅して明日に備えて十分睡眠を取ることにしよう。
![]() 仕事帰りにU君宅へ寄らせてもらい、彼の部屋でリサイタル本番で使用する機材(シンセサイザー、パソコン、シーケンサーソフト)との初の音合わせを行った。 それにしてもU君が自作したこのパソコン、いつ見ても凄過ぎる。これは究極だね!これを見たら、きっと誰もが驚くに違いない。だってちっともパソコンらしくないんだもんね。でも、実はこれがレガシー・インタフェースまで備えた最強スペックのコンピュータなのだ。こういうのって面白い! そういえば昨年のフェスティバルでブースに展示したときも注目を浴びていたっけ。 ![]() U君宅では夜9時半までなら思いっきり音を出して構わない、ということなので僕も自分のアルトサックスを遠慮なく吹かせてもらった。9時半というのは彼の親父さんが就寝する時間なのだそうだ。 ![]() 本格的なハード音源の高性能をフルに発揮すると、こうも違うのかと呆れるほど素晴らしい音色になる。業務用カラオケに匹敵、あるいはそれ以上のクオリティを感じる。これがリサイタル本番の伴奏で演奏されることを思うとワクワクする。 モチベーションが更に高まってくる。僕のサックスも負けていられないね。ラストまで良い音で吹けるといいな!
![]() 昼休みにクルマで外出し、26日にリサイタルの会場となる酒門市民センターのホールを下見させてもらった。 ホールは想像していたよりも広く、ステージにはカラオケの立派な機材が3セットも置かれていた。それでもステージ上にはまだまだスペースがあり余っているので、U君のシンセサイザーとノートパソコンを持ってきても十分置くことができる。 そして僕もサックスを吹きながら動き回るパフォーマンスをすることができそうだ(やらないけどね)。 ![]()
![]() 昨夜のサックス・レッスンで、S先生に急きょ依頼して「夜明けのスキャット」の演奏指導をしていただき、抑揚のつけ方などいくつかのポイントを教わった。僕の突拍子の無い、わがままな要求をS先生はいつだって嫌な顔ひとつせずに引き受けてくれる。今回のリサイタルで演奏する曲たちも、そのすべてがS先生の熱心なご指導の賜物だ。僕はどれほどS先生に依存しているのだろう。本当に申し訳なくて、そしていつも深く感謝している。 Y先生からは応援のメールを頂いた。「リサイタルの会場では、とにかく楽器を守るように!それだけは気をつけて、緊張&幸せな時間を過ごしてきてくださいね!」との温かな励ましの言葉。 緊張&幸せな時間!確かにその通りだと思う。本番の日が近づくにつれ、「いよいよなんだな!」と徐々に実感が増してきた。 僕のようなアマチュアの人間にとって、今回のリサイタルの実現は本当に貴重なものであり、それが日ごろお世話になっている方たちの支えによるものであることを噛みしめ、心から深く感謝したい。 サックスを吹くようになってから、不思議な位いろいろな出来事が次々に起きて、僕をその世界へと誘ってくれる。先生方の親切丁寧なレッスン。U君の心強いサポート。それらの事を得られているだけでも僕は十分に幸せ者と言えるだろう。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ たまたま倉庫を整理していたら出てきたサックス大好き人間向けの専門誌「The Sax」。特集で平原まことさんのインタビュー記事が載っていたが、その中で「音色を良くするための秘策」が特に気になって熟読した。 その秘策とは・・・ ●音に透明感を与えたいならノンヴィブラートで、またヴィブラートをかけるにしても振幅の少ないものにすること。 ヴィブラートには安堵感という効果が、ノンヴィブラートには緊張感という効果がある。 ●音色のイメージをたくさん持つこと。 ●楽器とマウスピース、リードのバランスを良くすること。 ※目指す音色を作りやすいセッティングが必要 ●温かい息をリードの真ん中に入れるイメージを持つこと。 マウスピースの幅全体に息を入れるのではなく、もっと狭めて、真ん中の細い部分に絞るようなイメージを持って息を出すこと。 ●サックスで聴く人の心をつかむメロディを奏でるために絶対に必要なのが抑揚であること。でも、自分に酔った感情で吹いてはダメであり、あくまで他人が聴いて気持ちいいかどうか、である。 などなど、他にも貴重なアドバイスがたくさん述べられている。以前この雑誌を購入した時にも一度読んでいるのだが、その時はよく理解できなかったこれらの内容が今は全部理解できる。すべて今の僕にとって重要な課題だから! ![]() → ムーン・ヒーリング「月の癒し」 / 平原まこと
リサイタルの選曲の作業って、悩まされるけれども、とても楽しいものでもある。 1曲目に何をもってくるか? 今日はそれをずっと考えていた。 松田聖子さんが歌った「瑠璃色の地球」をサックスで演奏するのが僕はずっと以前から好きだったから今回はそれでいこうと昨日まで考えていたのだが、由紀さおりさんの「夜明けのスキャット」もいいな、と突然ひらめいた。緊張をほぐすのに絶好の曲じゃないかな、と。 シンプルなイントロと伴奏。静かに、それでいて情感の込められた印象的なメロディ。歌詞で言えば後半の「夜はながれず、星も消えない。愛の唄ひびくだけ」の部分の旋律の展開がゾクゾクするほど美しい。いずみたくさんは名曲をたくさん作っているね。由紀さおりさんの歌唱力も素晴らしい! 二転三転したけれど、1曲目はこれで決まり、もう迷わないぞ! → 夜明けのスキャット / 由紀さおり |一覧| |