【危険地帯】日の出をゆく
とんでもないところに飛ばされたものです。新大阪で実機評価をしろですと。まあ、給料とひきかえだからどこにでも行きますが、あそこだけは…と思っていた場所に行かされるとは。新大阪には近畿で最大、全国でも有数の「部落」があるのです。その名は「日の出」地区。新大阪から淡路にかけて、「解放会館」なる施設が、市の費用で運営されておりました。現在ではコミュニティセンターと改称していますが実態は変わりません。部落の人たちが、過去四百年の差別の補償だと言って立派な設備を使い放題に使う場所なのです。その総本山が新大阪にある日の出部落なのです。東海道線の窓からしか見なかったのですが、日の出の表玄関は巨大な市営住宅群です。老朽化しており、まるで刑務所の建物のようにどす黒く、また新大阪駅でも日の出地区の側にはホームレスの小屋が、車窓から見えるところにいくつも建っています。日の出地区の中に一歩足を踏み入れると、ゴーストタウンのような不気味な市営住宅がこれでもかと目に入ります。しかも無数の目で監視されているような錯覚をすら覚えます。ところどころに、黄色い看板があり、黒字で生活改善闘争云々のスローガンが掲げられています。これでは外部の人間は気味悪がって近寄りません。こんなところに好んで住む人がいるのでしょうか?駅をはさんで反対側にはネオン街までもあり、そこでは恐ろしい数の外国人売笑婦が働いています。このような地獄の穴を放置しておく大阪市はなんとも危険な自治体ですが、借金漬けになっているとのことですから、まあ、仕方がないでしょう。ところで上流階級出身の市長閣下はいざしらず、過去に切腹し、やくざの情婦になっていたという現在の助役は、盗賊どもの巣が新大阪にあるのをご存じないのでしょうね。いや、警察だって手出しできない地区もあるのですから、危うきに近寄らず、でしょうね。悪口をいってばかりの私ですが、悪魔よ、私の明日の進捗を守りたまえ。