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テーマ:ニュース(99416)
カテゴリ:事件・事故・ニュース
1967年、利根町で男性が殺害された布川事件の再審判決公判で、水戸地裁土浦支部(神田大助裁判長)は24日、強盗殺人罪などで無期懲役が確定後に仮釈放された桜井昌司さん(64)と杉山卓男さん(64)に無罪を言い渡した。逮捕から44年ぶりに2人の名誉が回復された。
最高裁によると、戦後に発生し、死刑か無期懲役が確定した事件の再審無罪判決は、足利事件に続いて7件目。 神田裁判長は判決理由で「現場で発見された毛髪や指紋は2人のものと類似しているとは言えず、客観的証拠は存在しない」と指摘。さらに、被害者宅前で2人を目撃したとの証人の供述は信用性に欠けるとした。 公判は昨年7月から6回開かれ、検察側は「2人の自白は任意かつ極めて信用性の高い状況下でなされた」として再び無期懲役を求刑した。しかし有罪立証の柱とした、被害者の首に巻かれた下着などのDNA鑑定は地裁支部に退けられた。 弁護側は、桜井さんの取り調べ録音テープを再生し、編集の跡や殺害方法などの供述に変遷があることを指摘。事件当日に被害者宅前にいた男を目撃した近所の女性(78)は「杉山さんと違う人物だった」と証言した。 確定審では、2人の自白と目撃者の証言が有罪の根拠とされたが、弁護側は「いずれも、実体験や記憶に反してまで捜査官に言わせられ、捏造(ねつぞう)されたものだ」として、無罪を求めていた。 当初の判決予定は3月16日だったが、直前の東日本大震災で公共交通機関が運行できなくなったことなどを理由に期日が延期されていた。 桜井さんは窃盗罪、杉山さんは暴行罪などにも問われていた。判決はそれらについて、2人に懲役2年、執行猶予3年とし、強盗殺人罪について無罪とした。(共同) テレビのニュースなどで何度も報じられているように、2人は無罪判決を勝ち取りました。 私M-65は今回も、公判の傍聴券を求めて行列に並びました。 結果は、 (当選者の発表です) 6番違いで外れました。この公判では1度も当たりませんでした。 世の中から冤罪がなくなりますよう。 ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.05.24 23:03:33
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