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2009.01.21
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カテゴリ:シンガポール生活
2008年の7月にOne Fullerton にオープンした北イタリア料理のレストランForlino
ずっとずっと気になっていたんですがなかなか行けず・・・

念願かなって、ようやくランチに行く事が出来ました。

マーライオン公園とマリーナベイを眼下に見下ろすゆったりとした雰囲気の店内は、リッチでモダンな大人の雰囲気女性靴カクテルが漂っています。
一面ガラス張りで見晴らしもよいので、明るく開放的な気分にさせてくれます。

客層は、女性靴リッチなマダム指輪やビジネスランチを時間をかけてゆっくりお食事を楽しむ仕事かばん欧米系ビジネスマン紳士靴という感じで、私はかなり場違いな気分・・・。
この日、夜からベリーダンスの練習の予定がありレギンス+ミニスカ(しかもTシャツには鶏飯:
Chicken riceというロゴ入り)という、最悪な格好をしていて・・・しょんぼり

恥ずかしくて、とても後悔しました。。。



オーナーシェフのオスバルド・フォリーノさんは、北イタリアのピエモンテ地方出身。
2007年からセントーサ島の人気レストランil Lido Italian Dining + Lounge bar のチーフシェフを務めていました。
故郷にいる一族をシンガポールに呼び寄せ、兼ねてより計画中だった自身のお店をオープンしたのが2008年7月。
オスバルドさんのお母様もシェフとして彼と一緒に厨房に立ち、奥様もパティシエとしてパンとお菓子を担当、二人のいとこがマネージャーとして彼をサポートし本格的な北イタリア料理のレストラン Forlino がスタートしました。

ピエモンテ料理で有名なのは、その数が百種類以上もあると言われる豊富なアンティパスト。
日本でも大人気の「バーニャ・カウダ」や「ヴィッテロ・トンナート」は伝統的なピエモンテ料理です。
また、ご存知「パンナコッタ」や「ボネ(カカオ風味のほろ苦のプディング)」などもピエモンテ地方の代表的なドルチェの一つです。

山に囲まれたピエモンテ地方は、他の地域のイタリア料理に比べ海の幸よりもお肉や乳製品、ジビエや山の幸(トフュフやきのこ、栗など)を使ったものが多く、お隣のフランスの影響を強く受けたこともあり生クリームやチーズをふんだんに使ったお料理が特色だそうです。

アンティ・パストの種類が多いのも、フランスの影響だとか。
フランス語でアンティ・パスト=前菜は、Hors d'oeuvres オードヴル。直訳すると“作品外”という意味です。
1800年代頃までのフランスでは、前菜は厨房ではなく食糧貯蔵室の係が用意していたそうです。
シェフの手を煩わせていない料理、つまりシェフの作品外=オードヴルというわけです。
コースが始まる前のおつまみとしていただくのが習慣だったフランスでは、この「作品外の簡単な食べ物」をいかに素晴らしく記憶に残る一皿にするか・・・が大きな鍵だったのではないでしょうか。

これはあくまでも私の想像ですが、食料貯蔵係が用意した前菜で「人々の記憶に残る様な一皿」があったとしたら・・・それがきっかけで食料貯蔵係からシェフへの第一歩のチャンスが開けるかもしれないとしたら・・・・?
フランス料理において、シェフの手を煩わせていない料理、つまりシェフの作品外=オードヴルが発達していったのが頷けますよね。

ワインを頂きながらオードヴルから贅沢に楽しむ・・・・そんなフランスの影響が色濃いピエモンテ地方だからこそ、アンティパストが豊富なのでは・・・と言われています。

****

今回頂いたのは、ランチセット($38++)
アミューズ・ブーシェ
アンティパスト(スープか「本日のアペタイザー」のどちらかをチョイス)
ピアット・フォルテ(メイン料理)はパスタか本日のメインのどちらかをチョイス。
コーヒーか紅茶とプティ・フール

(写真1枚目:フォカッチャ)
(写真2枚目:アミューズ・ブーシェは、コッドのフリッター)
(写真3枚目:アンティパストのヴィテッロ・トンナート)
Forlino1
Forlino2

(写真4枚目:メインのパスタ。ほうれん草とリコッタチーズのニョッキ)
(写真5枚目:プティフール)

まずフォカッチャ・・・・・・外側はぱりっと香ばしく、中はモッチリとした食感がたまらない美味しさ。程よい塩加減でとっても美味しくて、いくらでも食べれちゃう。

アミューズのフリッターも、とっても上品な味。極薄の衣はさくっとして、軽い口当たり。
まるでどこかの高級料亭の天ぷらの様な繊細な美味しさ。ぜんぜん油っぽくありません。たかがアミューズとあなどるなかれ・・・

アンティパストは、ピエモンテ料理の代表選手、ヴィッテロ・トンナート。
ヴィッテロ・トンナートとは、茹でた子牛肉の極薄スライスにツナ入の「マヨネーズソースの様な物」をかけていただくお料理。
「マヨネーズの様な」と書いたのにはわけがあります。
ヴィテッロ・トンナート用ソースの伝統的なレシピは、「裏ごしした茹で卵にツナ、アンチョビ、ケイパーなどを加えて更に裏ごしし、だし汁でのばす」のだそうですが、最近では茹で卵を使わずにマヨネーズを使う(簡略化)店が多いそうです。
こちらのお店はどうなのかわかりませんが、ツナソースも臭みもなくコクがあってとっても美味しかったです。

ほうれん草とリコッタチーズのニョッキは、ソースはほんのりバターの風味だけれどあっさりめ。
けれどパスタにしっかりした味がついているのでソースとのバランスが絶妙。食感も味も文句なし。と~っても美味しかったです。
量もかなり満足出来る量、かなりのボリュームがあります。
普段から大盛りのパスタを食べる私が、大満足出来る程のボリュームでした。

プティフールは全然期待していなかったけれど、今まで食べたどのお店のプティフールよりも美味しく、びっくりしました。
どれもパティシエの手作りなのが感じられ、アーモンド風味のプチケーキ、メレンゲの生クリームトッピング、生トリュフ、どれも本当に美味しかったです。



FORLINO
Lunch: 12:00 - 14:00(月曜~金曜:土曜はディナーのみ)
Dinner:18:30 - 21:30(月曜~土曜)
日曜・祝日は休み
Tel:6877 - 6995
One Fullerton 1 Fullerton Road #02-06 S049213




又すぐにでも行きたいお店です。次回はちゃんとお洒落して・・・
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最終更新日  2009.01.22 10:40:41
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