自動車大手ダイムラーは3日、傘下の高級車ブランドであるメルセデス?ベンツの11月の世界販売台数が11月単月としては過去最高を記録したと発表した。前年同月比では13カ月連続して2けた台の伸びを確保している。中国などの新興国での販売好調に加え、ドイツ国内での需要が回復していることが背景にある。独連邦陸運局(KBA)が発表した11月の新車登録台数統計もこうした傾向を裏付けている。
メルセデス?ベンツの11月の世界販売台数は、前年同月比18.6%増の10万5,200台。同社の販売は経済危機後に大きく落ち込んだが2009年半ばから回復。2009年11月以降は連続して前年同月比2桁の伸びを続けている。ただ、小型車スマートは7,100台と26.5%落ち込んでおり、乗用車全体では14.2%増の11万2,300台だった。
地域別に見ると、アジア?太平洋地域の伸びが38.4%と最も大きく、中でも中国は68%増加した。西欧は11.4%のプラスで、国内ドイツは21.9%増と大きく伸びた。ドイツ市場はこれまで低迷していたが、回復が鮮明になってきた。米国など北米自由貿易協定(NAFTA)地域では、9.5%のプラスにとどまった。
■ドイツ新車登録、12月は前年比プラスに
一方、独連邦陸運局が2日発表した11月の新車登録台数は前年同月比6.2%減の26万2,262台だった。依然前年比マイナスであるものの、マイナス幅は10月の20%から大幅に縮小している。小型車メーカーの販売は大幅減少が続いているが、メルセデス?ベンツやBMWなど高級車が回復を牽引している。
昨年は政府が導入した買い替え促進制度により小型車を中心に需要がかさ上げされ、今年はその反動減が表面化した。2009年秋以降買い替え制度を通じた販売が減少したため、独自動車輸入協会(VDIK)のランゲ会長は「12月には今年初めて国内登録台数が前年比プラスに転じるだろう」との見通しを示している。
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arad rmt