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カテゴリ:アンチエイジング/若返り治療
前回、プラセンタ療法について記載した後、いろいろなお問い合わせを頂いたのでその意味についての補足です
プラセンタとは「胎盤:たいばん」のことです 胎盤はお腹の中のあかちゃんを成長させるための臓器で、その臓器は「妊娠中にのみ出現する」という特徴を持っています よく「赤ちゃんはお母さんから栄養をもらって成長する」と言われますが、実際には 1:胎盤がお母さんから栄養をもらう 2:栄養をもらった胎盤が、胎児の成長に合わせた成分を作り出す 3:胎盤が作った各種成分をへその尾を通して胎児に供給する という流れなのです 胎児は自身で成長に必要な各種成分を作り出すことができないため、その代役として胎盤が存在していると考えて頂いて結構です 成長に必要な成分というのは 1:各種栄養素:糖、脂肪酸、アミノ酸、ビタミン、ミネラル といった栄養以外にも 2:ホルモン:成長ホルモン等 3:成長因子:IGF, EGF, FGF, VEGF等数百種類に及ぶと言われています 4:酵素/補酵素 5:神経伝達物質 等があります これらの物質を「胎児自身が食事をし消化吸収したり、自身の内分泌線等が作り出すことが出来るようになるまで」胎盤が代役を果たしているのです ではプラセンタ抽出物を人体に投与する効果は?についてです 先に述べたように、出産と同時に体外に排出される「胎盤」という臓器には、まだまだ上記の成分がたっぷりと残っています その成分は「どの臓器」という効果ではなく、「人体のすべての臓器」を成長/修復させるための成分です 加齢によって発生するトラブルは「自己修復に必要な各種成分を自ら作り出すことができなくなる現象」といっても過言ではありません よって、その成分を外部から注入することは「カラダの全臓器の成長/修復を助ける」という治療効果になります プラセンタ療法が美容目的だけではなく *免疫力の向上:免疫細胞の成長/修復による *肝臓(解毒能力)の向上:肝細胞の成長/修復による *元来、この治療が主な目的でした *神経伝達能の向上:神経細胞の成長/修復による *骨密度/軟骨細胞の向上:骨細胞/軟骨細胞の成長/修復による *筋肉(筋力/持久力等)の向上:筋細胞の成長/修復による *内分泌機能の向上:ホルモンバランスの安定化(糖尿病の改善等) といった「全臓器的改善」を認めるのも、その成分が全身的作用を持つからです よってプラセンタ療法:コールドプラセンタ療法は、一般的な「対症療法:症状を取除くためだけの治療」ではなく「根本療法:自身の自己修復を高める治療」と言われるのはこのためです そのため、その効果は「自身の細胞機能を高める→自己の細胞が修理は始める→改善」という経過をたどるため、対症療法よりも治療効果が遅いとうデメリットはあります しかし *自然な経過をたどる *単一臓器ではなく、全身の若返りに役立つ というメリットもあります ご理解頂けましたでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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