健康・美・老化を考える辻クリニック院長のブログ

[アンチエイジング/若返り治療] カテゴリの記事

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• 発毛ネタ（今日のアメブロ）

  最近以降したアメブロへの誘導のために、ここではタイトルだけ書いています今日のアメブロは「最新の発毛治療薬」についてですぜひ！ ご報告ブログを辻クリニック院長のブログ：アメブロに移行することになりました

  2009.03.13

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• プラセンタの意味と治療効果の補足

  前回、プラセンタ療法について記載した後、いろいろなお問い合わせを頂いたのでその意味についての補足ですプラセンタとは「胎盤：たいばん」のことです胎盤はお腹の中のあかちゃんを成長させるための臓器で、その臓器は「妊娠中にのみ出現する」という特徴を持っていますよく「赤ちゃんはお母さんから栄養をもらって成長する」と言われますが、実際には１：胎盤がお母さんから栄養をもらう２：栄養をもらった胎盤が、胎児の成長に合わせた成分を作り出す３：胎盤が作った各種成分をへその尾を通して胎児に供給するという流れなのです胎児は自身で成長に必要な各種成分を作り出すことができないため、その代役として胎盤が存在していると考えて頂いて結構です成長に必要な成分というのは１：各種栄養素：糖、脂肪酸、アミノ酸、ビタミン、ミネラルといった栄養以外にも２：ホルモン：成長ホルモン等３：成長因子：IGF, EGF, FGF, VEGF等数百種類に及ぶと言われています４：酵素／補酵素５：神経伝達物質等がありますこれらの物質を「胎児自身が食事をし消化吸収したり、自身の内分泌線等が作り出すことが出来るようになるまで」胎盤が代役を果たしているのですではプラセンタ抽出物を人体に投与する効果は？についてです先に述べたように、出産と同時に体外に排出される「胎盤」という臓器には、まだまだ上記の成分がたっぷりと残っていますその成分は「どの臓器」という効果ではなく、「人体のすべての臓器」を成長／修復させるための成分です加齢によって発生するトラブルは「自己修復に必要な各種成分を自ら作り出すことができなくなる現象」といっても過言ではありませんよって、その成分を外部から注入することは「カラダの全臓器の成長／修復を助ける」という治療効果になりますプラセンタ療法が美容目的だけではなく＊免疫力の向上：免疫細胞の成長／修復による＊肝臓（解毒能力）の向上：肝細胞の成長／修復による　＊元来、この治療が主な目的でした＊神経伝達能の向上：神経細胞の成長／修復による＊骨密度／軟骨細胞の向上：骨細胞／軟骨細胞の成長／修復による＊筋肉（筋力／持久力等）の向上：筋細胞の成長／修復による＊内分泌機能の向上：ホルモンバランスの安定化（糖尿病の改善等）といった「全臓器的改善」を認めるのも、その成分が全身的作用を持つからですよってプラセンタ療法：コールドプラセンタ療法は、一般的な「対症療法：症状を取除くためだけの治療」ではなく「根本療法：自身の自己修復を高める治療」と言われるのはこのためですそのため、その効果は「自身の細胞機能を高める→自己の細胞が修理は始める→改善」という経過をたどるため、対症療法よりも治療効果が遅いとうデメリットはありますしかし＊自然な経過をたどる＊単一臓器ではなく、全身の若返りに役立つというメリットもありますご理解頂けましたでしょうか？

  2009.03.09

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• コールドプレスプラセンタ療法の中間報告

  当院で「エイジマネージメント／アンチエイジング」を目的に行われる最初の治療はコールドプレスプラセンタ療法ですプラセンタと一言で言っても、その種類た多種にわたります＊プラセンタ成分の抽出方法（含まれる成分が大きく変わります）＊処理方法（加熱／非加熱）＊分割方法（１胎盤で幾つの製品を作るか）等がプラセンタの機能／効果を決定する容認になります当院では、日本で一般的に流通している「ラエンネック／メルスモン」という製品以外に『コールドプレスプラセンタ製剤」というものを使っています（このプラセンタ製剤が当院のプラセンタ治療の中心です）このプラセンタ製剤は、他の製品と大きく違い＊成長因子（IGF,EGF,FGF等）を多量に含む＊基礎ホルモンのほとんどを含む＊１胎盤からの作成本数が少ない（一般的には１胎盤から６０００本のところ、この製品は１胎盤から２００本＝一般的プラセンタ製剤の約３０倍の濃度となります）という特徴があります現在当院で治療されている方々に見られる改善点は＜健康面＞＊血行促進：心筋梗塞の改善、脳梗塞の予防、冷え性の改善、むくみの改善等）＊活力／スタミナの増進、慢性疲労からの離脱＊免疫力の向上：感染症への抵抗力、ガンの予防／改善＊ホルモンバランスの改善：PMSの改善、生理痛の改善、男性としての活力の復活等＊肝臓機能の改善：アルコールに強くなった、肝機能の改善等＊精神の安定：うつの解消等＊骨密度の上昇＊筋肉量の増加＊腰痛、肩こりの改善＜美容面＞＊はり／つやの回復＊しわ／たるみの回復＊色素沈着の改善：しみ、肝斑の改善等＊バストの張りの回復＊爪の改善：二枚爪の改善、爪の伸びが早くなった＊髪の改善：発毛促進、髪のこしが強くなった、つやが出たといった回答が得られています治療自体は＊院内（通院）治療：定期的なプラセンタ注射＊院外（自宅）治療：プラセンタサプリメント／マルチ栄養素サプリメントの摂取という組み合わせ治療となりますプラセンタ治療は「スローセラピー」ですので、その効果を本当に実感できるのは２～３ヶ月経ってからと考えて頂いて結構です治療費に関しては＜院内治療：注射＞＊1アンプル：\8,400　これを初期は「１回２アンプル／１回／週／計１０～２０回」＜院外治療：サプリメント＞＊コールドプレスプラセンタカプセル：\26,250／３０日分＊液体マルチビタミン／ミネラル／酵素群：\21,000／約１ヶ月分となっていますご希望の方は詳しい資料がありますので、クリニックまでお問い合わせ下さい

  2009.03.06

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• 誰があなたの健康を守ってくれる？

  保健医療制度の崩壊が間近です世界最高峰の医療器械がそろい、医療費の多くを国（保健）がまかなってくれ、日本国民の大多数が「気軽に」病院を受診することができる日本では、そのような「医療充実国：日本」の現状を皆さん知っていますか？皮膚障害、アトピー・・アトピーがすごく多い国。小児アトピーはメチャクチャ多い。胃腸障害もメチャクチャに多い。世界で一番胃薬を飲む日本が世界で一番胃ガンが多い。精神病患者が世界で一番多いのの日本。世界で使われている脳の循環還元剤の半分を日本が使っている。寝たきり老人が世界で一番多い国は日本。世界で一番流産・奇形が多い国は日本。年間１００万人くらいいる。糖尿病患者は「糖尿病専門医」の増加に比例して増加している。この現実を皆さんはどのように考えますか？病院は「健康を維持してくれる施設」だと思いますか？そう信じていましか？保健医療制度のそもそもの目的はなんだと思いますか？本当にの健康というのは自分で守る必要があるいや、それしか方法がないとある政治家の先生から聞いたことがある「生産性をなくした国民（定年退職した人、働いていない人等）は納税しないのであるから、自国にとっては不利益であり負債でしかない。そしてその負債（人）が医療費のほとんどを消費している」「なんと恐ろしくもけしからんことを言う人だ」と思ったその反面、自国の経済状況を維持し、国を発展させるためには表面的には「国民は平等」「国民皆保険制度」と維持しつつ（得票とために）、心の中では「早く死んでくれないかな～」と思っているのではないでしょうか保健医療制度は「国家（厚生労働省）の管轄下において維持されている事業」です医者がいくら「この治療を行いたい」といったところで「そんな治療は認められない」「そんなにその治療をやりたければ先生の自己責任で、保険制度を使わずに（自由診療で）やって下さい」と一刀両断なのです＊最近、病院で栄養剤の点滴をやってくれなくなったな～＊風邪で通院しても点滴をやってくれなくなったな～という声を聞きます当然です国が「それは保険制度から外します」と言ったからです保険制度下にある「保険医」は、売上の大多数を国から頂いている以上「半分以上は公務員」と考えたほうが良いでしょうそしてその「保健医療制度」は「予防治療」を認めてはいないのです

  2009.01.21

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• コールドプレスプラセンタの美と健康への効果

  当院で行っているコールドプレスプラセンタ療法この治療の本来の目的は「免疫力を強化する：免疫強化治療」です免疫力を上げる治療と聞くと＊風邪を引かなくなる＊体が丈夫になる＊ガンの予防などを想像するかもしれませんが、それだけではありません人体における「免疫器官」とは＊皮膚＊粘膜＊消化管＊肝臓＊白血球などがありますプラセンタがもともと「肝臓の治療薬」とされていたのはこのためなのです前回、肌を作るには＊古い皮膚組織の破壊：マクロファージ（白血球）＊新しい皮膚の再生：基底細胞（表皮）、繊維芽細胞（真皮）という「破壊と再生」を繰り替えることによってなされていることをお話したと思いますプラセンタによる治療は「この両方の作用を高める効果」を持ち合わせています医療用プラセンタ（注射用プラセンタ）は一つではなく、いくつもの種類があります日本に一般的に使用されているものは＊ラエンネック＊メルスモンの２種類ですこれらと当院で使用する「コールドプレスプラセンタ」の違いは＊非加熱処理プラセンタである：熱によって効果のなくなる成長因子がそのまま入る＊高濃度である：一般プラセンタは１胎盤から６０００本、こちらは２００本製造するという部分です加えて、有害な物質（化学物質や菌／ウィルス等）を特殊な「マイクロフィルター」によって取除きますこれによって「高濃度に含まれる有効成分を余すことなく投与する」ことができます今までのプラセンタでこれといった効果を感じることのなかった方々も、このプラセンタは効果を実感して頂いております

  2008.12.15

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• 加齢と疲労

  当院は「エイジマネージメント：加齢を制御する」を行うクリニックですその治療の多くは「メタボリックシンドローム治療」ですが、その次に多いのが「疲労」です当院のように「見た目のアンチエイジング」に偏っていないクリニック（OTAプログラムという肌のエイジマネージメントも行ってはいますが）の門をたたく人には以外にもこの疲労という症状が多いのです一般的なアンケートに置いても、加齢を感じる要素に「疲労」が高い順位にあります疲労とは「身体のエネルギー不足を感知し、休息を求めようとする症状」だと私は思うのです長距離のマラソンやハードなスポーツをやった後は、どのような人でも「疲労」を感じますしかし「一般的日常生活」において強い疲労を感じるのは、その人の生活（QOL）を著しく低下させ、他人に「年老いた印象」を与えますエイジマネージメントにおける慢性疲労症候群の治療は、当院のような「その人の求めるエイジマネージメント治療」を実践するクリニックには必須の治療なのです＊体力がなくなった＊疲れやすくなった＊よく眠れなくなった＊冷え性になった＊寝ても疲労が取れないといった「典型的慢性疲労症候群の症状」をお持ちの方のほとんどが「もう歳だから」とあきらめています当院でそのような「あきらめた症状」を持った人に対し「栄養＋ハーブ＋ナチュラルホルモン」を利用した「自然療法」を行っていますそしてそれらの多くの人が「今までも違った活力」を感じ、喜んで頂けております

  2008.11.28

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  元祖くず餅の船橋屋さん

  最近、江戸時代から続くくず餅屋さんの「船橋屋さん」の渡辺雅司社長のお話を聞かせて頂きびっくり！！「なぜ？」と思われますか？答えは簡単　「抗加齢治療に役立つから」です『は？』って感じ？皆さんしってましたか？江戸のくず餅って「小麦粉発酵食品」なんです（くずを使ったものは関西のものらしい）私が興味を持ったのはその製法と成分くず餅には「大量の善玉乳酸菌や酢酸菌」が最良の腸内細菌バランスによく似た形で配合されているのです加えてその菌体バランスにおいては悪玉の菌体が生息不可能である可能性が示唆されますこれは医学的に大変興味深く、私としては「抗加齢医療／予防医療に役立つのでは？」という発想が生まれたのです先人達の知恵というものはすごいものです「美味しくて健康管理」を数百年前から実践していたなんて、医者として頭が下がりますくず餅も最良の乳酸菌ぬか漬けも最良の乳酸菌くず餅の「なんとなく酸っぱい感じ」は乳酸菌によるものだったなんて（ヨーグルトと同じ）これらを食事やおやつに摂取することによって「楽しみと健康の共存」を知らずにやっていたのですからこれから更なる研究を重ねれば、ものすごいものが生まれるかもしれまんせんねとりあえず食べたことのない人に「船橋屋さん」のHPを通販でも変えると思います「辻のブログで見たんだけど・・・」とメールすれば、楽しい話が聞けるかも？ですhttp://www.funabashiya.co.jp/mail@funabashiya.co.jp人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2008.09.04

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  元祖くず餅の船橋屋さん

  最近、江戸時代から続くくず餅屋さんの「船橋屋さん」の渡辺雅司社長のお話を聞かせて頂きびっくり！！「なぜ？」と思われますか？答えは簡単　「抗加齢治療に役立つから」です『は？』って感じ？皆さんしってましたか？江戸のくず餅って「小麦粉発酵食品」なんです（くずを使ったものは関西のものらしい）私が興味を持ったのはその製法と成分くず餅には「大量の善玉乳酸菌や酢酸菌」が最良の腸内細菌バランスによく似た形で配合されているのです加えてその菌体バランスにおいては悪玉の菌体が生息不可能である可能性が示唆されますこれは医学的に大変興味深く、私としては「抗加齢医療／予防医療に役立つのでは？」という発想が生まれたのです先人達の知恵というものはすごいものです「美味しくて健康管理」を数百年前から実践していたなんて、医者として頭が下がりますくず餅も最良の乳酸菌ぬか漬けも最良の乳酸菌くず餅の「なんとなく酸っぱい感じ」は乳酸菌によるものだったなんて（ヨーグルトと同じ）これらを食事やおやつに摂取することによって「楽しみと健康の共存」を知らずにやっていたのですからこれから更なる研究を重ねれば、ものすごいものが生まれるかもしれまんせんねとりあえず食べたことのない人に「船橋屋さん」のHPを通販でも変えると思います「辻のブログで見たんだけど・・・」とメールすれば、楽しい話が聞けるかも？ですhttp://www.funabashiya.co.jp/mail@funabashiya.co.jp人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2008.09.04

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  元祖くず餅の船橋屋さん

  最近、江戸時代から続くくず餅屋さんの「船橋屋さん」の渡辺雅司社長のお話を聞かせて頂きびっくり！！「なぜ？」と思われますか？答えは簡単　「抗加齢治療に役立つから」です『は？』って感じ？皆さんしってましたか？江戸のくず餅って「小麦粉発酵食品」なんです（くずを使ったものは関西のものらしい）私が興味を持ったのはその製法と成分くず餅には「大量の善玉乳酸菌や酢酸菌」が最良の腸内細菌バランスによく似た形で配合されているのです加えてその菌体バランスにおいては悪玉の菌体が生息不可能である可能性が示唆されますこれは医学的に大変興味深く、私としては「抗加齢医療／予防医療に役立つのでは？」という発想が生まれたのです先人達の知恵というものはすごいものです「美味しくて健康管理」を数百年前から実践していたなんて、医者として頭が下がりますくず餅も最良の乳酸菌ぬか漬けも最良の乳酸菌くず餅の「なんとなく酸っぱい感じ」は乳酸菌によるものだったなんて（ヨーグルトと同じ）これらを食事やおやつに摂取することによって「楽しみと健康の共存」を知らずにやっていたのですからこれから更なる研究を重ねれば、ものすごいものが生まれるかもしれまんせんねとりあえず食べたことのない人に「船橋屋さん」のHPを通販でも変えると思います「辻のブログで見たんだけど・・・」とメールすれば、楽しい話が聞けるかも？ですhttp://www.funabashiya.co.jp/mail@funabashiya.co.jp人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2008.09.04

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• 新陳代謝の続き

  新陳代謝に「破壊」が重要であることは理解できましたか？「破壊」も「建築」もそれを実践するのは「人」です体内においては「細胞」です（骨であれは破骨細胞と骨細胞）解体業者も建築業者も「材料」と「器械：重機（ブルトーザー等）」を必要としますよね人体も同じなのです材料＝栄養であることはわかりますでは「器械：重機」にあたるものは？これが「酵素」というものです酵素には＊壊す酵素＊作る酵素がありますいくら栄養があっても、酵素（重機）がなければ「何も壊せない／何も作れない」のですこれが老化といっても過言ではありません各酵素は幾つかの仮説があり＊細胞が絶えず作り出している（老化はその製造能力が低下する）＊人体には「酵素プール」があり、それが尽きると人は死ぬどちらが正しいのか？もしくはそれ以外の理論なのか？はまだ不明ですどちらにしましても「両方の酵素」が新陳代謝の鍵であることは間違いないようです

  2008.07.22

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  「新陳代謝」っていったい何？

  健康／美容の世界では必ずと言っていい程「新陳代謝」という言葉が出てきます意味を理解しようと思っていろいろな本を読んでも「？」のものが多いと思います新陳代謝とは「街の整備」に似ています人の身体は絶えず入れ替わりをしています古い組織を破壊し、新しい組織を作るこれを繰り返して絶えず「新しい組織」に作り替えているのです街の整備も同じです古いビルが立ち並んだ街を「再生」させるためには１：古いビルを壊す人（解体業者）２：廃材を運ぶ人３：新しいビルの材料を運ぶ人４：新しいビルを作る人（建築業者）が必要ですこれを人間の体内（骨）に例えると１：破骨細胞２：静脈／リンパ管／腎臓３：消化管／動脈４：骨細胞といった具合ですビルも人も「古いものを壊さなければ、新しいものは作れない」のです加齢の問題として多くの人が「作る」だけに眼を向けますが、実は「壊す」というシステムの不具合が問題であることが多いのです骨でも、皮膚でも、血液でも、その他臓器でも「古いものを壊すシステム」にもっと眼を向ける必要があります成人した人の身体は「完成した街」のことであり「新規開拓：成長」ではないのです完成した街（老朽化した街）は「まず壊す」というところから始めるのは当たり前でしょう人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2008.07.22

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• 新しいエイジング治療『コールドプレスプラセンタ』

  エイジマネージメント医療（アンチエジング医療）を掲げて診療を初め、数年の月日が流れてきました加齢を制御しようとする治療は、一般的な「病気治療」とはまったく違いアプローチで行われますまた、多くの人が誤解している『アンチエイジング＝美容医療』という考えをどのように払拭するかが当院のテーマでもあります真のアンチエイジング医療において『美』というものはあくまでも『おまけ』に過ぎません「健康あってこその美」「美は健康が第一条件」「健康なくして美はない」「健康になれば美しくなる」これらの考え方が揺らいだことはまったくありません「目的は健康」このために必要な治療は「美」というおまけがついてくるのです当院でスタートした「コールドプレスプラセンタ療法：マルチエンザイム療法」もそのひとつです一般に「プラセンタ治療」というものとは全くと言っていい程ちがいます（なにがって効果が違います）一般のプラセンタ液は、胎盤からの抽出液を熱処理して製品化しますが、この場合、効果を示す＊成長因子：GF（EGFなど）＊酵素＊補酵素＊ペプチドホルモンといった『タンパク質／ペプチドで作られる物質」はすべて「変性／不活化」してしまいますようるすに「まったく効果のない物質になる」ということですしかし、今回当院で輸入し始めた「コールドプレスプラセンタ」は「非熱処理の胎盤抽出液を厳重な管理のもと、ウルトラフィルターという特殊な技術で「菌／ウィルス」を完全除去するため＊感染症の可能性はない（過去７０年にわたり発生例なし＊酵素／補酵素／成長因子が機能性を持ったまま存在というメリットがありますまた＊通常プラセンタの数十倍の濃縮精製という特徴もあり、一般プラセンタのような「なんとなく効果を感じるのに時間がかかる」ということはありません早い人は「直後（１０分程度後）」から効果を実感する人も多くいらっしゃいますこれらを＊一般筋肉注射＊つぼ打ち注射＊メソセラピー＊トリガーポイント注射という「目的に応じた注射法」によって注入しますイメージ的には「局所に１０％　全身に９０％効果を発揮する」というイメージでしょうかよって、治療を受ける方は＊腰痛＊肩こり＊関節痛＊冷え性／むくみ＊スキンケア（肌の若返り）＊慢性疲労＊感染性疾患＊アトピー＊アレルギー疾患＊リウマチ＊脱毛予防／発毛治療などさまざまな目的で来院されます多くの方が、本来の目的に加えて『なんらかのおまけ効果」を感じて頂けます「疲労回復目的で肌がきれいになった」「腰痛治療でアレルギーが治った」といった具合ですこれらのことから「健康治療は美につながる」ということが理解できるかと思います

  2008.07.03

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  新しい「便秘」「下痢」の治療法

  「便秘」と侮るなかれ！＊スリムな人＊肌のきれいな人＊新陳代謝の高い人＊活発な人は全て「快便」です言い換えるならば「快便な人こそwell being（より良い）」ということです便秘の治療と聞くと＊下剤＊食物繊維＊乳酸菌＊運動等を思い浮かべますが、これら全てにおいて「これといった効果がない」という人も多いでしょう当院にもそのような悩みをもった方が沢山来院されます当院でも試行錯誤していましたが、最近最も効果的な治療法が「菌交代療法」という方法ですこれはどういう方法かと言うと、腸内に存在する「約１００兆～２００兆匹」と言われる腸内細菌のバランスを「快便バランスに整える」という方法です今までも同じような治療法がありましたが、その問題は「善玉菌を増やす」」ということばかりに眼を奪われ「悪玉菌をたたく」という部分が欠落していたからです「まず悪玉菌をたたく」ということの重要性は「善玉菌は悪玉菌がはびこった状態では増殖できない」からですこれが＊いくら乳酸菌をとっても改善しない＊野菜をとっても治らないという原因です乳酸菌とそのえさである野菜（食物繊維）をとっても、悪玉菌がはびこった腸内ではそれらは増殖できないのです悪玉菌には＊大腸菌＊ウェルシュ菌＊カンジダ菌＊シュードモナス菌等が存在しますが、これらの「どの菌が原因で善玉菌が増えられないのか？」をみつけ、それらを根絶してから乳酸菌とそのえさを摂取すると、多くの方が＊こんな快便は初めてです＊これが「便秘がない」という状態なんですね　初めて知りましたと言われます私は「真の快便」とは「３食とったら３回排便」だと思っています（あかちゃんの押し出し式）なかなか「若い人の便の状態」は聞きにくいと思いますが、健康美を持っている人は全てこの「快便」なのです（当院がとったアンケートによる）どうです？快便ですか？人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2008.06.10

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  限りある機能「インスリン」

  ダイエットや老化の大敵に「糖尿病」があります糖尿病は「早期老化病」と言われるほど、組織を「糖化」という劣化を起こします多くの人が「境界型糖尿病」「インスリン抵抗性」といわれてもピンとこないまま過ごしていますが、そのこと自体が「黄色信号」ということに気づいていませんインスリンを分泌する膵臓のβ細胞機能は「有限機能」であることがわかってきましたようするに、若いうちに大量のインスリンを出し続ければ、その機能は枯渇してしまうのです実際、境界型と言われる人のβ細胞機能はすでに２０％ダウンしていますそしてその機能は回復することはありませんそのまま大量のインスリンを出し続ければ、数年後には必ずインスリンは枯渇し＊β細胞に鞭をうってインスリンを出させる薬（経口糖尿病薬）＊インスリン注射のお世話になります長生きになった現代人は、ただでさえインスリン分泌期が長く必要です障害「インスリン注射」の世話にならないようにするには＊とにかく１日に分泌するインスリン量を少なくするという方法以外にありません人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2008.04.10

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  「治せる病気」の少なさ

  健康であっても美容であっても、人の体は確実に老化し、がたがくるものですグライダーに例えるならば、成長期（約２５歳まで）は上昇気流や牽引によって高度が上昇している時期エンジンを持たないグライダーは、徐々に下降し、最後に着陸するまでが加齢期と言えるでしょう既に過ぎ去った成長期加齢期を過ごす人々が「いかにより良い人生を送るか？」加齢期に「上昇気流」を求めてはいけません加齢期は確実に下降してゆく時期ですあり得ないものを求めても夢物語確実に存在するものを求める求めるのは「機体を元の高さ、まで上げてくれる」ではなく「急激な下降を支えてくれる」なのです人生という飛行をなるべく遠くになるべく高くなるべく快適にこの希望をかなえるためには＊機体の整備＊運転の仕方もとても重要です整備もせず、、無茶な運転を繰り返せば、いかによい気流を捕まえたとしても瞬く間に墜落することでしょう＊機体をささえる気流：医療（予防医療）＊機体の整備：ドック、生活習慣＊操縦方法：ライフスタイルこれらすべてのバランスがもっとも重要なのです人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2008.02.18

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• 「壊す」と「作る」のばらんす

  多くの人が「老化」を「作れなくなる」と考えておられるようです肌：コラーゲン等を作れなくなる骨：作れなくなるなどです間違ってはいないのですが、少々違う再生という行為は「破壊」が必要です『？』と思われるでしょう正確には「古くなったものを壊し、そこに新しいものを作る」という行為が再生です肌であっても骨であっても、古いものを壊したところに新しいものを作っています「どちらが先か？」当然「壊す」が先古いものが「しっかりと」壊されていないと、新しいものが作れません建物の「立て直し」によく似ていますよね古い建物が建ったままでは、新しい建物は建ちません老化した肌（真皮）には、古いタンパク質（エラスチン塊）が大きくたまっていて壊せませんこれが老化の原因と考えられています「壊れないように、壊れないように・・・」とお肌を大切にしているのに、実際の若返りのためには「せっせと壊す」という部分が遅れているとはなんとも皮肉なお話ではないですか

  2008.02.08

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• 「早期老化」という病気

  人の正常な老化とは？このようなことを考えるのが「老年学」「抗加齢医学」「老人学」と言われる分野でしょう一般的にはなりますが、人が最も「正常」に老化したならば、約１２０歳まで生きることが可能なのだそうです１２０歳まで生きるというのは「ただ生きる」という意味ではありません生きるということは「機能とクウォリティーをもって生きる」ということです運動器の機能や脳神経（メモリー等）がしっかりしているということです加えて一般的に気になる「美」についてこれについても同様なことが言えると思います当院には角界で活躍する「美しき人たち」が数多くいらっしゃいますその方々は、一般に言う「到底◯歳には見えない」という人たちでしょう多くの人たちは、その人たちを「化け物」「特別」と言うでしょうがはたしてそうでしょうか？上記の「１２０歳理論」からするならば、６０歳で人生の半分ですということは４０歳、５０歳、６０歳なんて年齢は「Uターン前」な訳ですから、そんなに老け込むはずはない皆さんがうらやむ「到底見えない」という人が「正常な老化スピードの人」という考えになりませんか？ということは？３０、４０、５０、６０代で「老けたな～」と思っている人皆さんのほうが異常、皆さんが「早期老化症」ということになるのかもしれません上記の年齢であっても人がうらやむ程の「素敵」を持っている人たち彼ら（彼女ら）は「化け物」でも「特殊」なのでもなく「正常」なんでしょう彼ら（彼女ら）から学ぶものは沢山あります＊生活習慣（食／運動）＊思考＊行動＊道徳観＊リズムすべてのものが影響を与えているのでしょう「若返る」ではなく「老化しない」「アンチ　エイジング」ではなく「エイジマネージメント」がなされた人たち解決策は彼ら（彼女ら）にあるように思えます

  2008.01.23

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• エイジマネージメントの治療理論

  ＊老化とはなんなのか？＊病気の原因とはなんなのか？＊死とは？これらを突き詰めてゆくと「細胞」に行き着きますどのような臓器でも「細胞」で出来ており、どのような病気も「その原因は？」と深く掘り下げてゆくと「細胞の機能」にたどり着くのですよって細胞という見方からの治療は「細胞の治療」となり、対症療法のような「◯◯のための治療」というものはありません　「基本的には同じ治療」となるはずです治療すべきは以下の内容＊栄養状態の改善＊毒素の除去　＊酸化の制御　　＊糖化の制御＊炎症の改善　　＊血流の改善＊消化吸収の改善＊ホルモンレベルの改善＊神経伝達レベルの改善＊免疫機能の改善という項目に落ち着くと考えられています（＊当然、これら以外に遺伝子の問題などもありますが、対処不能なのもは除いています）どのような病気でも、老化でも、美容的な問題であっても、結局は「それを構成する細胞に上記１０項目の問題のどれか（もしくは複数）が発生している」「発生した細胞の部位が違うだけ（皮膚の細胞か肝臓の細胞か血管の細胞か）」ということなのですですから治療は＊栄養素補充＊解毒＊抗酸化＊抗糖化＊抗炎症＊血流改善＊消化機能改善＊ホルモン補充＊神経伝達物質補充＊免疫強化という内容の組み合わせということになります

  2008.01.22

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  「いつから始める？」エイジマネージメント

  「アンチエイジング（エイジマネージメント）っていつから始めるべきなの？」このようなご相談をよく受けます私はいつもこのように答えます「ご自身が『始めよう』と思ったときではないでしょうか」世の中は空前の「アンチエイジングブーム（？）」です広告の中は「若いことのすばらしさ」をうたい、「歳をとることの恐怖」を煽る内容ばかりですしかし、私は長年この治療に従事し思うのです人に煽られてはじめたものは必ず「飽き」がきますエイジマネージメントもそう仕事もそうお勉強もそう重要なことは「自身が必要と思うこと」ではないでしょうか嫌々やっていることに何の意味があるのでしょう目的は「素敵な人生を生きること」なのでは？人生９０年に突入しようという時代３０代で「すでに歳」と落ち込んでいる人あなたの人生は「残り６０年」ですよ残りの６０年を「もう歳だ」とネガティブに生きるのですか？４０代であきらめている人あなたの人生はまだ「Uターン前」ですよ「アンチエイジング」ではなく「エイジマネージメント」この言葉には「若いことはすばらしいこともある　歳を重ねることがすばらしいこともある」とく意味を込めています「歳を重ねることのすばらしさ」これを得るためのメンテナンスが「エイジマネージメント」だと思っていますご自身で考え、「よし、やろう！」と思ったときから始めるそして「小さなこと：例えば食生活の改善など」から初めて見てはいかがでしょうか人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.11.28

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  自然なエイジマネージメント

  本日、久しぶりに「すばらしいエイジングデータ」を見ました検査結果を聞きにいらしたとある女性社長さんとてもすばらしい血液データ環境の悪化、食品の悪化が著しい昨今これほどのデータを保たれているのも珍しいお仕事柄、ストレスもおおいでしょうし、お子さんも小さくいらっしゃる聞けば＊食品管理＊運動管理はほぼ完璧元来体が弱い人のほうが「私は弱いから」としっかりとした管理をされるのでしょうね現代医療というものは「病気になってしまったものに対する対症療法」であることは明確です事実、医者というものは「病気」は見れても「健康人」というものをあまり見たことはない「栄養学」というものは医学部の授業にはなく、「正常な人」という学問はない病気を見すぎて、健康というものが何なのかわからなくなっている「病気でない＝健康」と勘違いしているのは、本当は医者なのかもしれません健康をテーマにしたクリニックを開設して思うこと健康を維持している人には＊元来、遺伝子的に強い人：いわゆるスーパーマン的な人＊それほど強くはないが、管理が行き届いた人がいらっしゃいます「めちゃくちゃな乗り方をしても壊れない車」も良いかもしれませんが、人の体は想像以上に強く、想像以上にデリケート「デリケートな車をデリケートに乗る：日頃のメンテナンス」これが結構重要なのだと思わされる人のご来院でしたで、何をしたかって？何もすることはない幾つかあるウィークポイントのご説明と、カウンセリングのみ自然な状態で保てる人にはできるだけそのままでいて頂きたいものです人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.11.14

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  「高血圧」について

  「高血圧」と聞いて「まだそんなに歳ではない」「血圧があがるような歳になったら考える」という方も多いと思いますなぜ血圧があがるのか？正直、原因が分かっている一部を除き、本当の原因は分かっていませんそもそも血圧は、必要な組織に血液を送ることを目的としていますもっとも細い動脈に血液を送るためにはそれなりの「圧力」が必要なわけですから、血圧というものは「必要であるから存在する圧力」という考え方もできます「血圧が高い→血圧を下げる」ということは、正常な組織にとっては「過剰な圧力」となったり、少々もろくなった血管にとっては「高い圧力による破裂」の危険を伴ったりしますしかし、その血圧は「なぜ高いのか？」については論議されません急に心臓が暴走し、血圧が高くなったのか？そうではありません何らかの原因により「その血圧がなければ血液を遅れない部分」が存在するからでしょう動脈硬化やそのたの原因によって狭くなった血管の先は、「生活道路を分断された村」のようなものですその血圧なくして、その村への「生活物資」は運ぶことができないはて？では「降圧剤」によって血圧を下げると？その村の生活物資供給は？その村の人々は？上がったままも地獄、下げるも地獄本来の目的は「血圧を下げること」ではなく「正常血圧でも生活物資を供給できる流通網（血管）」にあるのです血圧が上がれば病院に行って血圧を下げてもらえば良いそのように考えておられる人病院は「血圧を下げる」ことはできても、全身の細胞への「生活物資供給」を改善してはくれません「治療」と「緊急回避」を混同している今の医療体制では、「長生き」は達成できても「QOL」を改善することはできないのでしょう人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.11.13

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  絶対に無理なこと

  絶対に無理なこと＊空を飛べたら＊ポケットをたたいてお金が出てきたら＊人の気持ちが透けて見えたらこれらをできないことに思い悩む人はいないでしょう＊歳をとらなかったらこれも絶対に不可能なことなのですが、これらに思い悩む人が多いのです加齢と死は万人に平等に与えられたものです「歳をとりたくない」と願ったところで、絶対に不可能なことです治療を通じてあらゆる年齢の方々にお会いします年齢に関係なく「素敵な人だな」と感じる人は、＊過去の自分（歳）を忘れ（もしくは教訓にし）＊今の自分（歳）を楽しみ＊次の自分（歳）を夢むを実践されています「過去の後悔と未来への不安にはなんの意味もない」加齢に置き換えるならば「過去（若い頃）への憧れと未来（加齢）への不安にはなんの意味もない」となるでしょうか人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.10.18

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  エイジマネージメントの是非

  ようやく日本に「アンチエイジング」という言葉が普及してきましたそして「アンチエイジング治療」というものも始まりつつあります私はこの治療を細々と続けてきましたが、この治療に対する是非が問われているようです一般医療のドクターからは＊ナンセンス！人は年を取るものだ＊治療で若さを維持するなんてもってのほかという意見から＊これからは必要な分野だ＊もっと積極的に行うべきだなどなどこの治療を続け、多くのクライアント様とおつきあいさせて頂いて思うことは「治療レベル」についてもっと考えるべきであるということですこの治療にかぎったことではなく、どのようなものであっても「本人がどこまで望むか？」によるものですそのことに「是非」や「善悪」はあるはずもないのです例えば、経済において「積極的に資産運用し、老後の資金を確保すべきである」と考える人もいれば「いやいや、手に入れた資産でいかに生活するかを考えるべきだ」という人もいます積極的な運用は「リスク」を伴いますが、成功すれば大きなメリットです失いのが嫌であれば、資産運用などしなければよいのですアンチエイジング医療とはこれにとても似ています＊積極的に治療し、肉体的／精神的に快適な老後を過ごす＊時の流れに身を任せ、それに従った生き方をするここには善悪や是非はありません　あるのは「その人の考え方」のみです重要なことは＊その治療内容の「メリット」と「リスク」を知り、自身が選択する＊「どこまでの治療をするか」は本人が決める＊提供側（医療）が決定しない＊医療側は「メリットを増やす」「リスクを減らす」という努力を絶え間なく続けるということなのです資産運用やアンチエイジングというものが日本において真に根付くには、日本人の「自己責任意識」と「正確な情報開示」が必要なのだと思います老人ホームや施設で「ほぼ寝たきり状態」の人を見て「まー生きてるから」と考える医療体制（生きているかどうかが重要）では不可能でしょう「より良く生きる」というものに医療ができるサービスはまだまだあります医療の世界が「ただの金庫：現状を守るのみ」から「資産運用：リスクを知って積極的に増やす」という領域に飛び出すのが「エイジマネージメント」という医療ですその治療に「積極度：どこまでやるか？」というステージさえもうけておけば、皆さんの選択肢が増えるというものです人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.10.11

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  老化マーケットに振り回される

  昨日のブログに対し、いろいろなご意見を頂きました私が常々申しているのは「老化マーケットに振り回されるな」ということです多くの商品が「老化予防に◯◯」「あなたの老化に◯◯」とまるで「老化とうはこうである」と言わんばかりですしかし、その老化の定義は正しいのでしょうか？私は「老化の定義はその人なりに違う」と思うのです日本人は「右へ倣え」の国民です世間が「こういうことが老化です」と言うと「やらなきゃ」と焦って始めますしかし、それは「本人にとって重要なこと」でなければ長くは続きませんそしてまた新しい「老化とは～」が出現すると「やらなきゃ」です老化の制御とは「自身がどのように過ごしたいか」です人生の後半戦をどのように過ごしたいかです「周りの人と同じように」という場合を除き、その人にはその人なりの生き方があります人生の後半戦を「老化マーケット」に振り回されないようにしましょう人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.10.02

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  加齢とともに変化する美について

  当院は４０歳～９０歳の方々を中心にお付き合いさせて頂いているクリニックです皆さん、各界でご活躍の方々ばかりで、診療をしているというよりも「勉強させて頂いている」という部分もとても多いのです『美』とはなにか？これを定義付けることはまず不可能と言えるでしょうしかし多くと「成功者」の方々を見ていると、その答えが「若さ」とは一線を画すものだと思えてきますこれらの方々にとって、若いことが「なによりすばらしい」というものでないのです加齢とともに得られるものとは何なのかこれらについて明快に答えることが出来、確固とした理念と自身を持って実践されている方々を見ると「美しい人たち」だと思えるのですただし、共通の意見がひとつありますそれは「清潔さ」です「先生、歳を重ねたら若いとき以上に『身ぎれい』にしておかないとね」この言葉は「ミッレミリア（イタリアのクラッシックカーレース）に出場する車」とまったく同じ話だと思います「新品の車とピカピカに磨かれたクラッシックカーを同じ土俵で比べることはできない」そうなのです「どちらが」ではなく「どちらも」美しいのですただ「美の基準」が違うのです車体が「クラッシック」であればある程＊エンジンのメンテナンス：故障無く軽快に動く＊ボディのメンテナンス：ピカピカのメタルバンパーと鏡のように磨かれたボディが重要になってきますこれらの車は、新型車以上に多くの人が振り返る「憧れの元」となるでしょうそして新車にはない「賞賛」が注がれますなぜなら、ほとんどの人が「その状態を維持するのがどれほど大変か」を知っているからでしょう人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.10.01

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  エイジマネージメントにおけるフィットネス

  よく病院に行くと「適度な運動を」と言われますこれってとても「漠然とした」物言いですよね運動といってもいろいろです単純な分類では＊有酸素運動＊無酸素運動＊ストレッチとなりますか・・・エイジマネージメント（すべての運動においてもそうですが）における運動に大切なのは、加齢変化によって起こる肉体変化＊筋力：パワー、持久力、瞬発力等＊柔軟性＊関節稼働域の改善に加え＊ホルモンバランス＊ストレス＊代謝機能＊心肺機能への影響＊関節軟骨、関節包への影響への影響も考慮しなければなりません現在のフィットネスは、以前と比べれば「システマティック」にはなってきましたが、日本のエクササイズに対する向き合い方はまだまだなのでしょう医学者側ももっと勉強しなくてはならないですし、トレーナー側も同じです加えて「中間報告」も大切です（データの検証など）最も大切なのは「その人が運動によってどうなりたいのか？」でしょうか「健康になりたい」「かっこいいからだを作りたい」という漠然としたものではなく、より具体的な目標／目的を設定して、それにあった精密なプログラムを構成する　プログラムが正常に機能しているか？目標／目的に向かって進んでいるか？などの検証をする　そして「楽しんでいるか？」を絶えず考える運動というものを「目標／目的達成のための苦しい行為」から「自身の楽しみの中にとけ込ませる」という形にできるかどうかがキーワードかもしれません人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.09.28

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  素敵な中年カップル

  昨日、とある会社を経営されている方が「ご夫婦」でいらっしゃいました目的は「健康管理／エイジマネージメント／ナチュロパシー」ですこのご夫婦ともに「とても素敵な加齢経年変化」をされているのです旦那さんは「イケメン中年オヤジ」で奥様は「美しきマダム」で、とても「日本人にいるタイプ」ではありません参考のために生活についての質問をいろいろさせて頂きました（ありがとうございました）周り（他の社長さん達）の評価は＊素敵＊美食家＊おしゃれ＊理想の夫婦＊ちょっと悔しいなど、高評価加えて「なんであんなに美食家なのに中年太りしないの？」という質問以前にも書きました肥満の原因は「たまにする美食ではなく『どうでも良いときの食事』である」ということこのご夫婦はまさにこれを実践＊ご夫婦やパーティー等で「美食」を楽しむときには「思いっきり楽しむ」ことを忘れない＊そうでないときは「ベジタリアン」もしくは「粗食」＊毎日の「楽しめる程度」の運動を実践：ストレッチは欠かさない＊素敵でいようとする努力を忘れない＊夫婦で切磋琢磨するなんと素敵なご夫婦でしょうかどうでも良いときこそ「最も自分の体のことを考える」そして「その簡単なこと」を継続するこれこそが「素敵な中年カップル：エイジマネージメント」への「急がば回れ」なのでしょう人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.09.27

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  からだの「経年変化」

  皆さんは「年齢」という意味をどのようにとらえていらっしゃいますか？「老化」と「加齢」「歳をとる」と「歳を重ねる」同じようで、全く違う「２つの考え」「ポジティブにとらえるか」「ネガティブにとらえるか」万人に共通に与えられたことは「時間の流れ」です自身の時間の流れを「老化にするか、加齢にするか」「歳をとるか、歳を重ねるか」時間の流れはあらゆるものに「経年変化」とい現象をもたらします当院には数多くの「いけてる大人」がいらっしゃります男女とわず「素敵なアッパー４０」がこんなにも多いものかと感じることもありますそれらの人たちに共通していることは、経年変化が「経年劣化」ではなく「経年昇華」であるというところでしょう歳とともに「劣化」するのではなく「昇華」してゆく「優化」してゆくこのような「人生の後半戦」を迎えることができるのは、人生にとって喜ばしいことでしょう現代は「人生８０年」です４０歳という年齢は、ようやく「Uターン」であることをお忘れなく！人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.09.26

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  開胸手術回避！！

  ただいま、とてもうれしい連絡が入った４０代のとある男性３０代で「心筋梗塞発作」が出現し、緊急カテーテル手術その後の検査で「再狭窄（血管が再度つまること）」を診断され、再カテーテルその後の体力もなく、好きなゴルフも控えていた段階で当院来院「９月の検査で狭窄があるようなら「開胸によるバイパス手術」をします」と「脅され」た体力衰えや、自覚症状から「再狭窄時の症状と似ている」と本人的には落ち込んでいたが、当院にてキレーション点滴治療をスタート３ヶ月にわたる治療を行い、昨日から◯◯大学病院に検査入院していた『先生、再狭窄率５％以下で、すぐ退院してよい　今飲んでいる薬もやめてよい」と言われました』とうれしい連絡検査入院までの期間が短いこと仕事が忙しく、安静を保てないことなどから「治療効果はどうか？」と懸念していたが、このような連絡が入って飛び上がる程うれしかった若いとは言え、開胸手術のリスクとそれに伴う体力の低下を考えると、できるだけ回避させてあげたかったこのような連絡が入ることは、医者としてとてもうれしい瞬間なのですいやー、良かった良かった人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.09.12

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  性ホルモンと男女のシルエット

  男性と女性の「体のシルエット」はなぜこうも違うのか？これらはある程度「性ホルモン分泌」で説明することができるようです男女の体の変化は「思春期」と「女性の閉経期」で見受けられます子供の頃は、男の子も女の子も「同じような体型」をしています思春期をこえると「男女の体のシルエット」は大きく差別化されますが、女性が閉経を迎えるころにはまた「男女差」がなくなってきますここに大きく関わっているのが「性ホルモン」です思春期から閉経期の間は、男女が「ホルモン的」にもっとも違う時期でもあります男性は大量の「男性ホルモン」が分泌され、体脂肪が減少し、筋肉が隆起してきます女性は排卵日を挟んで「２つの女性ホルモン」が分泌され、バスト・ヒップに脂肪が沈着し、女性特有の「グラマラス」なシルエットが完成しますシルエットに大きく影響を与える「１つの男性ホルモンと２つの女性ホルモン」は男性／女性問わず分泌されているのですが、これら「３つのホルモンバランス」と「それを受け取る脂肪細胞の受容体反応」によって、それぞれの「特徴あるシルエット」が完成してゆきます「ホルモン分泌と受容体反応」は、各自の「遺伝子」にプログラムされ、遺伝的特徴が出現しているようなのです「若いころはとてもスタイルが良かったのに・・・」という場合は、受容体反応よりも「ホルモン分泌の低下」がシルエットに影響を与えているということです事実、当院では「中高年のエイジマネージメント」を中心に治療を行っているのですが、クライアントに対して「ホルモンマネージメント（もちろん美容目的ではなく、健康目的です）」を行っていると＊ウェストが出てきた＊昔のシルエットが戻ってきたとおっしゃる方が多くいらっしゃいます「ガンや生活習慣病、骨粗鬆症の予防ができたうえに、昔のシルエットに戻ってゆく」まるで夢のようなお話ですが、すべての人に起こる現象ではありません（確率６０％程度でしょうか？）治療はあくまでも「加齢変化による病気の予防」ですから、あまり「美容目的」に期待しすぎないようにお願いいたします加えてこの治療は「スロートリートメント」ですから、せっかちに効果を求められても困ってしまいます人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.09.10

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  ストレスとアルコール摂取／肥満の関係

  現代社会はストレス社会ですストレスというものはなんとも「漠然とした」物言いではありますが、ここではストレスを「ホルモン」という見方から考えてみようと思いますアルコール摂取、特に過剰なアルコール摂取はストレス過多の人に多く見られる現象です「えー、あの人遊んでばかりでストレスなんて無いように見えるけど？」という方もいらっしゃるとは思いますが、人が「何にストレスを感じるのか？」は他人にはわからないものです人も羨むような生活をしている人が、考える以上に高いストレスに見舞われていることはとても多いのですストレス、特に「慢性ストレス」によって人は副腎という器官から「ストレス抵抗性ホルモン」を分泌します急性ストレス時には「アドレナリン」というホルモンを分泌し、慢性ストレス時には「コルチゾール」というホルモンを分泌しますこの「コルチゾール」というホルモンこれは皆さんが「怖い」と考える「副腎皮質ステロイド」のことですコルチゾールは「ストレスから自分を守るホルモン」ですが、その結果幾つもの肉体変化を伴います＊中心性肥満＊満月様顔ぼう＊むくみ＊代謝障害（メタボリックシンドローム）等アルコール摂取とストレスの関係は「卵と鶏」のですアルコール摂取はコルチゾールを上昇させます要するにアルコールは「ストレスを感じている人がコルチゾールを求めて摂取する」とも考えられます少なくともアルコールは「ストレス反応の一種」であることは間違いありませんアルコールのカロリーは「エンプティーカロリー」であり、直接的な体脂肪に関係はないかもしれませんが、アルコール摂取によるコルチゾールの上昇が「中心性肥満：お腹周りの肥満と丸顔」を作り出す可能性が高いでしょう人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.09.05

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  「素敵」の効果

  これは一見「治療」と無関係に思えるかもしれませんしかし、数多くの「ダイエットを含めたエイジマネージメント」を行ってきて「これはとても重要だ」と考えるに至りました「素敵」の効果とは「自らがいつまでも『素敵でいたい』と思う意識」のことです当院には多くの男性クライアントがいらっしゃいます（実はクライアントの８０％は４０歳以上の男性です）これらの方のほとんどは、自らが＊痩せたい＊若くありたい（いろいろな意味で）と願い、自ら進んで来院されましたおかげさまで、当院のダイエット成功率は９０％を軽く超えます多くの同業（医療）の方から「先生はどのような治療をされるのでしょうか？」という問い合わせを頂くようになりました私は常々「医療の力より、クライアントの意識が高いのですよ」と言っておりますこられる方のほとんどが「自らが変わりたい」と願う方々なのです実際、当院には「○○に言われて・・・」という方が来院されないわけではありませんこのような方にはまず「意識改革」が必要なのです今までの経験上、どのような治療を施しても、意識の変化がないと＊治療がうまくいかないということも多いのですが、それ以上に＊結果を維持できないという場合が多いのです医学的に「堅苦しく」言うならば、ダイエットも「糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞などの病気の回避＝健康と長寿」という言い方になるでしょうしかし、現実には「そんな先の話、もしくはどうなるかわからない話（本当はそうではないのですが）」には興味も持ってくれませんその原因は「太って、血液データが悪くても元気で長生きな人もいるじゃないか！『私が太っていること＝早死、病気に苦しむ』とは断言できないでしょ！」確かにおっしゃるとおりです世の中には「肥満＋高脂血症＋高血糖」という状態で元気で長生きである方もいるのが現実です「素敵の効果」とは「自らが素敵でありたい」という「意識・欲」です「素敵」には限りがありません（無限大です）中高年になってダイエットがうまくいかない、やる気になれないという方々若い頃「女性にもてたい」「素敵な人と思われたい」と考えていませんでしたか？容姿を気にしてダイエットに励み、運動して『割れた腹筋』を目指しませんでしたか？「かっこいい洋服」を着るために努力しませんでしたか？髪型を気にしませんでしたか？中高年になったからこそ「メンテナンス」してみて下さい若い頃「パッとしなかった人」であっても、中高年の「渋み」が加わり、メンテナンスされた体と清潔感が加わると、若いころになかった「素敵」が現れるものです（誰とは言いませんが、お笑いの人などで『若い頃は・・だったのに、中年になって素敵になった男性』が大勢いますよね）男性であっても女性であっても『若い頃の素敵」と『中高年になってからの素敵』は違うと思うのですこれを呼び覚ますのも「れっきとした医療カウンセリング」だと最近富に思うのです人生これからです今一度「自分の素敵」を信じてみてはいかがでしょうか？まだ遅くはないですよ人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.08.20

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  お休みが終わって

  皆様、お盆休みにはたっぷりとお休みになられましたでしょうか？ダイエット、アンチエジングに大敵は「不摂生」を十分に楽しまれたことと思います体に悪いものは得てして楽しいものです要するに「体に悪いものは心に良い」とも言えます本来「体によいもので心い満足を得られる状態」が一番良いに決まっていますしかし、現代社会は「体に悪くて欲を満たすもの」があまりに多すぎるのです「何を食べ、何を食べないか」よりも「どれだけ食べるか？」に重点をおいて、さースタートしましょう人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.08.20

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• 「病気がない＝健康」にあらず

  「強い倦怠感があって病院を幾つも回るのですが、いつも『なんともない』と言われてしまいます」というご質問この問題について以前に書いたことがあります医療（ここでいう医療とは『一般保険医療』のことです）は「病気の対症（症状に対する）療法をする施設」だということをお忘れなく健康という定義はとても難しいものです「病気がない」という状態は「必要条件」ではありますしかし「健康」というものは＊病気がない＊苦痛がない＊生活が楽しめる＊楽に活動できる＊人生を謳歌できるなど、人によって「健康とは？」という定義も求めるものも違うのです「病気」とは何か？考えたこともないでしょう長く医者をやっていると「病気って厚生省が決めたもの？」と思うのです各病気には「診断基準」というものがあります診断基準とは「一定の検査結果を満たす」という意味ですということは「検査結果を満たさなければ、どんなに不調があっても病気と認定しない＝保険医は治療ができない」ということなのです（正確には治療は可能ですが、病院側は保険からの支払いを受けることができず、治療費は病院負担となるということです）財源という問題を考えると、それも致し方ないとは思いますしかし、医療とはいったいなんなのか？これを深く考えさせられます少なからずとも、医療は「病気」を治療するところであり「人を健康にする」という施設でないことをしっかりと理解しておくべきでしょう

  2007.08.09

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  「素敵」の基準

  「素敵な人」とはどんな人なのでしょうか「素敵な人」＝「若い人」ではありませんよねエイジマネージメント医療を行っていると、ぜひこの「素敵な人」を目指して頂きたいものだと思うのです人は必ず歳をとります赤ちゃんでも、ティーンエイジャーでも数十年後には必ず中高年になるのですどのようなものでも「仕方のないこと」にしがみついているのは美しくはありません加齢とともに出現する「しみ」「しわ」「たるみ」は、どんなに頑張っても若い頃と同じにすることは出来ませんたとえ出来たとしても（お顔に対し）、それ以外の要素の加齢変化を隠しきれるものではありません「素敵な人ですね」と思える人たちには特徴があります「失うもの」ではなく「得られるもの」の目を向けている人たちです歳とともに得られるものは何なのか？＊知識＊センス＊余裕＊寛大さ＊やさしさ＊深みいろいろあります歳とともに得られ、若い人が「いいなー、ああいう大人」という「憧れの存在要素」を持っている人こそ「素敵な人」であると思いますけして「若さに恋いこがれている大人」を若い人は「素敵」と呼ばないでしょう人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.08.03

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  病気って何だろう？健康って何だろう？老化って何だろう？

  病気・健康・老化って何だと思いますか？これらを語る場合、「臓器別」の考え方をしては理解できないと思うのです例えば心筋梗塞これは心臓の冠動脈に動脈硬化が起こり、それによって心臓への栄養・酸素の供給が滞って心筋が死んでしまう病気ですしかし考えてみてください動脈硬化がおこっているのは「心臓の冠動脈だけ」だと思いますか？動脈の硬化現象は冠動脈だけでなく、前進のあらゆる動脈に発生していますということは、全身臓器の血流が多少なりとも滞っていると考えるべきです＊真皮の動脈→皮膚血流低下→皮膚老化＊肝臓の動脈→肝細胞血流低下→肝機能障害＊眼の動脈→老眼、白内障など＊筋肉の動脈→筋萎縮、筋力低下＊骨／関節の動脈→骨粗鬆症、変形性関節症など、あげればキリがありません老化とは「全身の退行性変化：徐々に機能が低下する変化」のことです病気とは「一部の臓器が極端に障害されたもの」ですですから「その臓器だけ」と考えるべきではなく「全身に同様の変化が少なからずともある」と考えるべきなのです全身医療と臓器別医療は考え方が全く違います全身医療は「心筋梗塞」を「心臓の病気」ととらえず「全身の血流状態が悪化している」ととらえるのです治療の入り口は何でもよいと思います＊肌の老化が気になる＊なかなか痩せない＊眼が見えにくくなってきた＊肩こりがひどい＊冷え性やむくみがつらいどのような自覚症状であっても「その本質」は変わりません全身療法とは自覚症状から「その本質にアプローチする医療」なのです小さな入り口から皆様が「健康の大切さ」に目覚めていただければ幸いです人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.07.10

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  現代医療の罪悪

  医学部の学生時代、研修医時代、臨床家の駆け出し時代・・・今となっては「おかしなことを考えていたな」と思うことがたくさんあります一般の人が知りもしない「病気／病名」を沢山学びました現代医学の基本は「診断学」です診断をつけるということは「敵を知る」ということです敵を知れば対処が見つかるからです自身のすべての知識の中から「的確な病名」を見つけ出すことさえできれば、その治療を学んだ中から選択できますしかし、問題もあります「不定愁訴」というもの診断がつかない「患者さんの苦しみ」です現代医学はこの「不定愁訴」にめっぽう弱いのですここで医者は３つの分かれます＊どうにか「現代医学にある病名」を付けて治療しようとする人＊「わからない苦痛」としてさじを投げる人＊「わからない苦痛」として向き合う人人の体はわからないことだらけです現代科学が人体の１０％程度しかわかっていないとすれば、医者と言えども「わからないことだらけ」ということです「わからない」ということを紳士に受け止め、それを解決するために努力する姿勢にこそ、科学の発展があるのです加えて医学は科学だけでは片付けられません人には「心」というものがあるからです「人として向き合う」という気持ちを忘れてはならないものだと痛感します人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.07.06

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  成功のための思考

  物事を成功させるためには「メンタル」が重要な鍵を握ります私は数多くのクライアント様の健康管理をお手伝いさせていただいておりますが、このことをとても実感しているのです重要なことは一つ「成功を信じる」ということです受験、仕事、恋愛などなど成功者の方々が口を揃えていうことは「ポジティブイメージをどれだけ持てるか？」なのだとダイエットや健康管理もまったく同じ「絶対にそうなってやる！」というイメージを持つことです加えて「制限されること」でなく「許可されること、やっていいこと」に目を向けることですコップに半分お水が入っているとしますこれを＊コップに半分＜しか＞お水が入っていないと考えるか＊コップに半分＜も＞お水が入っていると考えるかこれは「思考」がポジティブかネガティブかによって変わるものですダイエットでも健康でも美でも、そうなるのは「自分である」ということを忘れてはなりません我々医者ができることは「魔法」でも「手品」でもなく「皆さんのサポート」なのです本人の「なりたい！」という思いの重要性をひしひしと感じます人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.06.28

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  「死」からみるエイジマネージメント

  「不老不死」「不老長寿」というものは誰もが望む「欲」の一つですこのテーマは人類は「英知」を手に入れたころから続くものでしょう＊死にたくないしかし人は必ず死を迎えますどんなに医学が発達したとしても、この望みだけはかなえることはできないでしょうアンチエイジングという医療がどうあるべきか？これを語る場合には「死」を無視することはできませんアンチエイジングというものが「生きる質」を問う医療だとするならば、「死に方」も立派な「生きる質」だと思うのです「死」というものを簡単に分類してみると＊事故死＊病死となり、病死は＊がん＊心疾患（心筋梗塞、狭心症など）＊脳疾患（脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など）が主たるものでしょう発症してから死を迎えるまでの期間（これも立派な「生きる期間」です）がつらいもの＊がんがナンバーワンでしょう＊脳疾患は「幸か不幸か生き残ったとき」がリスクでしょう＊心疾患これも「生き残ったとき」が生活制限た高いといえますが、実は最も「クウォリティー」を下げない病気かもしれません特に「狭心症発作」による死はそれほどの苦痛を伴わないと思います「エイジマネージメント」という医療をやりながら「なぜ死を語る？」とおしかりを受けるかもしれませんしかし、この医療を続けるには「死」に向き合ってなくてはできないのです「離陸と着陸」人生の着陸にあたる期間をコンントロールするのも立派な医療の一つです人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.06.27

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  「老化」というマーケット

  多くの企業から「老化：アンチエジングをテーマにした商品開発をしたい」という問い合わせを頂きますつい最近までは「美容」が消費の中心であったものが「老化／エイジング」に変わってきたということは、それだけこのマーケットが大きいという証拠なのでしょう２００７年問題、介護、老人医療など、高齢化社会を迎える日本にとっては重要な問題なのでしょうその一方、現実に老化する国民は「なにが本物であるのか？」を見分けなくてはなりません「老化」というマーケットに参入するということは、企業は「まず売れること」を考えます「売れる」と「人々のためになる」ということは別問題です（本当はそうであってはならないと思うのですが）これからの時代、企業が発信する「情報」を「知識」と考えるのではなく「PR」と思って聞く必要があるでしょうなぜなら、若い頃の「美」はなにをやったとしても「自己治癒能力」がカバ－してくれましたしかし「老化」はその「自己治癒能力」を失ってゆくということですその分「もの」に頼らざるを得ないのです皆さんの武器は「知識」のみです「PRなのか？知識なのか？」これを見分けるだけの知識を身につけることこそ「エイジマネージメント」の基本なのかもしれません人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.06.20

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  体温維持の重要性

  人は「恒温動物：体温が一定の動物」です（変温動物はある時期に体温を低下させ、冬眠します）皆さんは「発熱」を病気と認識しますが、「低体温」を病気と認識する人は少ないようです医学の基本としてなぜ体温を気にするのか？それは「酵素」というものが「一定温度、一定pHの条件下」でないと機能しないからです酵素というものについてはまた今度書こうと思いますが、体内に存在する酵素は「正常体温／正常pH」でなければ「破壊される／機能低下する」となるからです体内では「ほぼ無限」と思われるくらいの「化学反応」が行われ、これによって生命が維持されているのですが、この化学反応を支えるのが「酵素」ですよく「高熱（４２℃以上）が出ると死んでしまう」と言われるのは、この温度以上でタンパク質が編成してしまうからです酵素は「タンパク質」ですので、この温度以上の高熱は体内酵素をすべて死滅させてしまうのですでは低体温はどうでしょう体内の酵素は死滅することはありませんしかし、酵素反応は一定温度以下になるとその活性を失ってしまいます「高熱による酵素の破壊」と「低体温による酵素反応の停止」は結果的には同じことなのです＊エイジング＊ダイエット＊体力増強＊感染症からの回復＊健康増進目的はいろいろありますが、これらすべてが「酵素による代謝機能」によって行われるものですから、酵素の機能を最大限に発揮させるための最低条件「一定温度」が重要なのですでは、人の体内酵素が最も働く温度とは？36.5℃～36.7℃の範囲内どうですか？とても狭い範囲でしょ？皆さんの体温はどうなっているでしょうか？人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.06.15

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  潤った細胞を保とう：ウォーターキュア

  人の体にとって「水」はとても重要な成分ですではこの水は「どこに」必要なのでしょうか？体に存在する水は大きく分けて＊細胞内＊細胞外に存在し、さらに細胞外は＊血管内＊サードスペースに分けられますこの中で、加齢とともに減少してゆくのは「細胞内の水分：細胞内液量」です細胞内への水の流入は「アクアポリン」という出入り口を通して行われますアクアポリンからの水の流入量は、細胞内外の電解質バランス（ナトリウムとカリウム）によって決定され、「ナトリウム／カリウムポンプ」で細胞内外のバランスをとっています細胞内の水分を決定する「アクアポリン」と「ナトリウム／カリウムポンプ」は細胞膜に存在するのですが、この２つのポンプは加齢変化による「細胞膜劣化」によって徐々に機能不全となってきますどのような成分を摂取しても、どのようなお薬を使用したとしても、それらはすべて「細胞内」に必要なものですそして、細胞内に十分な水分がなければ機能しませんとにもかくにも「細胞内保水」をしっかりと行うことが「細胞老化の制御」の基本となるのです細胞保水を十分に機能させるためには＊細胞膜の機能維持：抗酸化、抗糖化＊電解質バランスの維持：ミネラルコントロール＊純粋なお水の摂取が基本となりますこれらによって機能回復がなされない場合は「ウォーターキュア」という治療が必要になります人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.06.06

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  エイジマネージメントの難しさ

  エイジマネージメント治療を続けて長い月日が立ちました当院では「エイジマネージメントの入口」としてメディカルダイエットを行っていますが、重要なことは「ダイエットによるボディーバランス（外側も内側も）が完成した後」です過去に何度も「ダイエットが目的ではない。その後の『より良い生活』が目的」ということを述べてきました「加齢を制御したい」「若返りたい」という願いは誰しも持っていますが、その「若さ」の意味が人によって全く違うものですエイジマネージメントを提供するにあたり「これが若さだ」「老化を制御するとはこういうことだ」という「おごり」をもっては成らないと常々思っています＊病気予防＊記憶力＊運動器（肉体）のポテンシャル＊美＊性機能＊その他人の「老化したくない」「若くありたい」と思う内容はいろいろありますその望みに対して「できるだけサポートできること」が真のエイジマネージメントであると考えています加えて「４０哉、５０歳、６０歳、７０歳以降の楽しみ」を提供したりすることも立派なエイジマネージメントであると考えています「エイジマネージメント＝医療、健康産業」と考えるのは間違っていると思うのですエイジマネージメントとは「若くなる」「若者の真似をする」というものではありません歳は「何か」を重ねるものですその重みと経験を生かしてこそです多くの分野が「男女の４０歳以降の楽しみ・健康・美」を提供するサービスに参入することを望みたいと思います人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.06.05

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  アンチエジングに関する男女の意識差

  昨日、とても興味深い論文を読みました「男性と女性のアンチエジングにおける意識調査」というもの（アメリカ）この論文では「老化という言葉を聞いて何を考えるか？」という質問に対し＊男性：記憶低下、頭の回転、体力の衰え、性機能の衰え、はげ＊女性：しわ、たるみ、スタイルの悪化が上位を占めたとのこと「アンチエイジングに何を求めるか？」という質問に対し＊男性：メタボリックの改善（肥満を含む）、記憶力の回復、精力の回復＊女性：肌質の改善、スタイルの改善、皮下脂肪の除去、病気の予防が上位を占めたとのこと「見た目上の若返りのために健康を多少犠牲にできるか？」という質問に対し＊男性：できる：８％＊女性：できる：３７％であったとのことこの論文の示すところは＊男性：機能の改善、若返りが中心＊女性：コスメティックの改善が中心という特徴があり、＊男性：健康あっての美＊女性：健康と美はある程度切り離して考えているると結論付けている事実、乳がんによる乳房摘出を拒絶する女性は「乳房を取ってしまうくらいなら死んだ方がまし」という人も多いまた、その原因として「加齢を制御したい（若返りたい）」と願うのは「魅力を回復したい」という意味に近いのではないかとのことそして男女が考える魅力の違いが、このような差を生んでるとも答えています発表者は、男性の魅力は『力：地位、名誉、経済力など』が最初で、肉体的な魅力が二の次になるが、女性は「女性の魅力はどうしても『見た目』である」と考える傾向にあるとしている加えて「経済的に独立した女性（起業家など）や、地位／名誉／経済力が上昇している女性は男性に近い思考を持つようになり、「見た目」以外の魅力に興味を持ち、人間的魅力を高めようと努力を始める傾向がある」とも言っているかといって、男女ともに「見た目の老化」を全く気にしていない訳ではない「見た目がすべて」と考えなくなるという結論であったどちらにしても「魅力的な男性であり続けること」「魅力的な女性であり続けること」これが「アンチエジング」という医学分野に大きく関わっているようである皆さんはこの論文に関してどのように考えますでしょうか？個人的には「魅力的な人間であり続けること」につきるのではないかと思うのですが・・・ご意見募集しております！人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.06.01

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  喫煙と肥満の関係

  エイジマネージメントにとって「禁煙」は重要な事項です女性の中には「禁煙すると太るので・・・」という理由で禁煙できないという方が大勢いらっしゃるようですので、ここで「禁煙と肥満の関係」について一言「タバコはダイエットに良い」という広告は１９３０年台の「ラッキーストライク」というタバコの宣伝で一気に広がりましたこの広告は大変効果的で、女性の喫煙者が急増した程です「喫煙はダイエットに良い」というイメージは、この時から延々と続いているようですHofstetterらの研究発表によると、１日一箱のタバコを吸うと、１日の消費エネルギーが10％増加するとされていますこのデータから見れば「喫煙はダイエットに有効」ということになるでしょうまた、喫煙は「口寂しさ」を解消してくれるので「食欲抑制効果」も存在するのも確かですしかし、ダイエットの目的は達成できない可能性もあります長期的に見た場合、喫煙は＊抹消循環障害＊コルチゾールの増加＊細胞酸化の促進という減少が起こるため「中心性肥満：腹部肥満」となりますようするに、喫煙によって減少する体脂肪は「デコルテと末端」であり「腹部肥満」の解消にはならないということですまた、禁煙によって増加する体重は＊消費エネルギー量の低下＊口寂しさによるものですが、これらによる体重（体脂肪）増は「一時的」と言えます臨床データでは禁煙によって増加した体脂肪は２－３年後には減少するという臨床データも出ています人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.05.30

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  「抗加齢」「加齢制御」「若返り」の議論

  昨日、タイトルについての議論をかわした「老人社会の到来に向けて『加齢』とは何かを考えなくてはならない」というテーマ現在の日本では「若返り」というマーケットに３０代、４０代の人々が群がっている若いころより「エイジング制御」に取り組むことは「予防」という意味ではすばらしいことだとは思いますしかし、４０歳という年齢は「人生やっと折り返し」という年齢です今の「アンチエジング」という市場は「歳をとったらやめてしまう」という市場のように思えますこの原因の一つに「２０代が最良」という意識が強すぎるのでは？「若いことはすばらしい」というのはわかりますしかしそれは「歳をとることは最悪」という言葉の裏返しなのかもしれませんしかしこの考え方は、人生を貧しくしますどんな人でも歳をとります今二十歳の人も、数十年後にはかならず「歳をとったあの人」になるのです自分自身に必ず起こることを「駄目なこと／嫌なこと」と決めつけることは、自身の将来を否定しているようなものだと思いませんか？真のエイジマネージメントとは「歳を重ねることのすばらしさ」を定着させなくてはならないと思うのです「あー、私も数十年後には・・・（ネガティブイメージ）」よりも「あー、私も数十年後にああなれる（ポジティブイメージ）」が素敵なはずです医療だけでなく、文化、社会、美意識、トレンドなどなどすべての価値観が「最良の加齢変化はすばらしい」という意識を持てるように育つ「古くなったテレビ」ではなく「年代物のワイン」という価値観歳とともに「重ねた何か」にすべての価値観があがってゆく「そのために何をすべきか」を考えるべきではないかと思うのです医療においても「若返る」という「絶対に不可能なこと」を追い求めるよりも「最も理想的な加齢変化カーブを作り出すこと」を追求すべきであると思うのです「二十歳に見える６０歳」という「絶対不可能なテーマ」に取り組むより「二十歳の人が憧れる６０歳」を追求するほうがよっぽど現実的なのです「アンチエイジング」という言葉は現代社会に浸透してきた今こそ、今一度原点に戻って考え直す時期に来ているのかもしれません人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.05.26

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  とにもかくにも「インスリンコントロール」

  「インスリン」というホルモン「ステロイド」と同じ位に一般の方に普及してきた名前のホルモンでしょうエイジングに関わる治療（中年太りも含め）にとって＊インスリン＊ステロイド（コルチゾール）という「老化促進ホルモン」のコントロールはとても大切ですこの２つのホルモンは「減少させたいホルモン：加齢とともに上昇してくるホルモン」です治療は「補充」というものは比較的容易なのですが、「削減」は大変です栄養でも「食べましょう」は楽ですが「減らしましょう」は大変です「減らす」という行為は「患者と医者の二人三脚」でなければうまくゆきませんインスリンというホルモンは、摂取したエネルギー（主に糖）を細胞の中に入れるためのホルモンですですから、このホルモンは食事のたびに「急上昇／急降下」を繰り返しますインスリンはとても大切なホルモンなのですが、これが慢性的に高くなると＊筋肉への反応性が低下（筋肉にエネルギーがいかず、脂肪に蓄積される）＊成長ホルモンの低下＊性ホルモン量の低下＊SHBG(性ホルモンを運ぶタンパク）の低下＊コルチゾール（ステロイド）分泌量の増加を引き起こします具体的には＊体タンパクの劣化：血管劣化、皮膚劣化、その他臓器劣化を起こすのです健康面でも美容面でも「高血糖と高インスリン状態」は最悪のシナリオとなります糖尿病の治療に「インスリン」が使われますが、これは「インスリン反応性が低下し、インスリン分泌が悪くなり、血糖が上昇したため「仕方なく」補充する」ためです身体的には「できるだけインスリンを下げたいが、それ以上に怖い高血糖（によるグリケーション劣化）を避けるため」なので、血糖は下がっても「インスリン悪」から逃れた訳ではありません空腹時インスリンを低下させるためには＊インスリンの「急上昇／急降下」を避ける＊筋肉の「インスリン反応性」を維持する＊コルチゾールを低く保つということが重要ですこれを実践するためには＊低GI食の実践＊摂取エネルギー量の削減＊筋肉量、筋パフォーマンスの強化／維持＊ストレスの緩和という方法です真のダイエット法とは「痩せる」という結果だけでなく「健康美」というものをもたらしてくれます「太らない体質だからいいや」ではなく「身体の維持／早期老化の予防」という意味でも「インスリンコントロール」は重要なのです人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.05.24

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  「バスト」は太るか？バストアップというエイジング

  エイジマネージメントをやっていると、女性の間では「バストのたるみ：バストの痩せ」を気にする人が多いようです「ダイエットしたいけど、バストが痩せるのが嫌だ」「加齢によってバストが弛んだ」というものです当院は美容クリニックではないので、あまり積極的ではないのですが、女性にとっても「美的エイジング」を無視するわけにもまいりませんかといって「健康的なエイジング」が当院の基本理念であるため、シリコンによる外科手術は範疇ではありません現在取り組んでいる治療は「脂質代謝コントロールによるバストへの脂肪沈着促進」という治療ですバストが弛む原因は＊バストの脂肪細胞が「脂肪酸」を放出して縮小する（バストの脂肪や痩せる＊バストを支える「膠原繊維」が弛むが主たる原因です内科的考えから申しますと＊脂肪細胞を太らせれば良い。それも部分的に＊膠原繊維を強化すればよいということになりますその中で、「脂肪細胞を太らせる」ということは理論上可能です脂肪細胞が太るためには＊中枢からの命令：ホルモン命令＊抹消での命令：脂肪細胞に血液中脂質・糖質を取り込ませるという２つを利用しますこの状態を「バストの脂肪細胞のみ」に作用させるためには「DDS:ドラッグデリバリーシステム」を利用することになりますバストの脂肪細胞に対し「ホルモン命令」と「抹消命令」を局所的に作用させる治験を現在行っています（現在数名の方にモニターとなって頂いております）この治療のメリットは＊バストアップ＊脂肪移動：他の部位の脂肪をバストへ移動させる（部分痩身と豊胸、ハリの強化が同時にできる）という可能性ですもし、リスクがあるとするならば＊バスト以外も太る＊バストが太らないという可能性でしょうもう少しモニターを増やし、検討して行こうと思います人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.05.23

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  「若さを保つための秘訣を一つ・・」という質問に対して

  このような仕事をしていると、取材などで「若さを保つための秘訣を一つお聞かせ願えますか？」「痩せるために最も重要な項目を一つ」といった質問をよく受けます私も他業種になると同じような質問をしてしまいます「○○をうまく行う秘訣を一つ・・・」治療、健康、スポーツ、お勉強、仕事、人間関係・・・それぞれの世界で専門に生きる人は皆「秘訣を１つになんてしぼれません」と言うでしょう答えを一つに求めようとする「数学的思考回路」は人や心が介在する世界では通用しないのでしょう若さ（あらゆる見地から）を保つ秘訣もしそのようなものが存在するとしたならば「合わせ技一本」と答えるでしょう大技一つ（魔法の薬ひとつ、秘訣を一つ）ではなく、細かい技を積み重ね、その総合力が物を言う世界だと思うのですメディアの世界からは「絶対痩せる方法」「絶対儲かる方法」「絶対受かる方法」「絶対若返る方法」というコピーが反乱していますそのコピーに皆が飛びつき、飛ぶように売れるのはよくわかりますしかし「何か一つのコツ」見たいなものですべてがうまく転がるものなどあるはずもありません「簡単な方法で、一つの方法で、なるべく速く」を求めすぎると、そこには「手痛いしっぺ返し」が待っていることが多いと思いませんか？この考えを「習慣を学習し、複合の方法で、ゆっくりと」と変えると、世の中がはっきりと見えてきますいつまでも若さを保っている人のほとんどは＊毎日の小さな努力（こつこつ）＊焦らずゆっくり＊目線を遠くに置く（未来はもっと遠くにあります）ということができている人であるような気がします人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.05.16

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  ぜひ読んで頂きたいお話

  ようやく、このお話を書く気になりました先月、当院のクライアント様がガンでお亡くなりになりましたまだまだ働き盛り私の元にいらっしゃったときは既に末期がん手術も手遅れで、抗がん剤治療中全身転移の状態残念でなりません若いということは、転移も速い「がん細胞も若い」ということなのですガン治療は医学の進歩とともに効果は上がってきていますしかし、ガン治療は「ガン撲滅」とは無関係です最も優秀なガン治療は、どんなに医学が発達しても「自己免疫」にはかなわないでしょう「自己免疫による積極的予防」医学が発達すればガンは治るようになる＝ガンになれば医学が治してくれるこう考えていませんか？いつの日か、医学の発達は「すべてのガン」を治すことができるくらいに発展するかもしれませんしかし、その治療にかかる＊ 費用＊ 時間的束縛＊ 肉体的苦痛＊ 精神的苦痛からは逃れることはできませんエイジマネージメントにおける「免疫力強化治療」も全く同じ「医学が免疫力を強化してくれる＝自身は何もしなくてもよい」というのは間違いです医学はあくまでも「サポート」です家庭教師・学習塾のようなものです先生が成績を上げてくれるのではありません皆さんの努力があってこそどのような治療であっても「アンチエイジングライフ」「エイジマネージメントライフ」という「基礎」の上に成り立ちます治療は「最良のライフスタイルの実践」をサポートするものです＊ 栄養学＊ 運動＊ メンタル＊ 生活環境これらの「ライフスタイル：エイジマネージメントライフ」を実践するかどうかは、皆さん次第といえますもし、皆さんが「最良のライフスタイル」というものを実践しようと試みるならば、それは確実に皆さんの体に「健康美」をもたらしてくれるでしょう遺伝には＊ 先天遺伝：親から受け継いだDNAによる遺伝＊ 後天遺伝：親から受け継いだ「生活習慣」という遺伝がありますどちらも病気や老化に関係しますが、圧倒的に（８０％あまり）後天遺伝の影響が大きいのですパーフェクトを求める必要はありませんできることから始めるのですお酒を飲まれる人：やめなくていい。まず「一杯」減らしましょうタバコを吸う人：やめなくていい。まず「一本」減らしましょう食べ過ぎてしまう人：いつもより「一膳」減らしましょうご飯が好きな人：「白米」を「発芽玄米」に変えてみましょう睡眠不足の人：５分の昼寝から始めましょう運動不足の人：エスカレーターを「階段」に変えてみましょう小さな一歩から始めてみませんか？お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りつつ、皆様の「第一歩」の為になればと人気blogランキングへブログランキング参加中！

  2007.05.13

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