多くの方に知っておいてもらいた話が 最後に含めれています。
読んでみてください。

　　　　　
＞ 実は、「からあげクン」についても
＞ 同じような変化を過去に感じましたが、
＞ この話はまた次回に。

と、 June 30, 2009 に書いたっきりで 約２年が経ったのですが、
今日 ようやく、当時の日記の一部を加筆して書きます。


当時書いたのは、

コンビニにおける店内調理 / フライドチキン というタイトルで、

　Lチキ（ローソン）

＞ ローソンの「Lチキ」という 店内調理の唐揚げが、
＞ 168円 から 128円に値下げされたと同時に、
＞ 味も変わったような気がします。
＞ あまり馴染みのない旨味調味料の味がするんです。
＞ いったい何でしょうか、これは？

という 話です。


それ以降、やはり 味はそのままで、
仕事帰りに 立ち喰いする習慣はすっかり無くなりました。
食べられません。

その代わり という訳でもないですが、
今日の本題である「からあげクン RED」を、たまに つまみます。


しかし、この「からあげクン」も、以前は塩と胡椒を中心に味付けされた
キリリとした B級の美味さがあったのが、
２～３年程前、「美味さアップ」とかいった内容の触れ込みで
舌をダメにするような 化学調味料らしき旨味が前面に出て来ました。

当時、「この話はまた次回に。」と書いたのが、このことです。



ところが、２年間書かずに放ったらかしておいたら、
また味が変わったようです。




では、食べて みましょう。　
え？ やっぱり食べるの？？　そうです。（ひとり言）好きなんです。


肉汁全開。
これは 不思議なジューシーさですね。 確かに、ビックリ！

あの、キリリとした味から 化学調味料の味になり、今度は 肉汁全開。
徐々に 舌がボケてくるようです。

といっても、もともと 成型肉ですから、
鶏の本来の食感や味なんて もともと願うべくもないことですが。



そこで、どうしても脳裏を横切るのが「注入機」の話。

　注入機

当時、
ローソンチキンとは全く関係ない話です。誤解の無いように。

と断った上で、
2008年7月4日にテレビで見た 牛肉に薬品を注入している様子を載せました。

＞ こうすることによって 肉は柔らかくなり、
＞ 見た目の分量も増えるとのことで、主に外食産業用に
＞ 出荷されていると話されていたように思います。

　大きくなったね。

＞ 工場の授業員は「我が子には食べさせられない。」と話されていました。
＞ ミートホープ事件（2007年6月）の１年後くらいの話です。


と、書いたのですが、どうでしょうか？

改めて、これが ローソンさんの事を言っているわけではないと断っておきますが、
あの小さな「からげクン」が、肉汁したたる味に急変する理由というのは
一体 何なんでしょうか？

うがった考え方をすれば、
何らかの液体を入れて ふんわりさせれば 大きくなります。
つまり、成型肉が少なくて済みますよね。

１週間前の からあげクン と、現在の からあげクンとの重量を測れば
すぐに分かるでしょうが、
新しいからあげクンを 食べた際、舌が中央部分に空洞を感じたので、
歯で割ってみてみたところ、
やはり鬆（す）が入っているような感じです。

高校の部活の後に チキン類をほお張る学生をよく見かけますが、
未だ味覚が成熟していない時期からこんなのを食べていると、
ますます自然の美味しさを感じなくなるでしょうね。
あ、僕のことかもしれません。


「からあげクン」の開発現場は、ローソンの HP に
詳しく掲載されています。こちら です。

　HP から転記

なんと、使用してくれているのは、マット トレイ スクエアー ですね。



以下は、当時の日記です。

【 備考 】

＊「ジューシー・フライドチキン」

確かに、ももには ジューシーな肉もありますが、
あまりにもジューシーなので、「チキンってこんなにジューシーだっけ？」
と妻に話したことを覚えています。

現在の「Lチキ」は 胸肉中心の合成肉のような感じがしたのですが、
発表では もも肉でした。

肉厚が薄くなり、旨味が減った分を 調味料でカバーしている感じです。
それ自体は企業努力であって、良い（しかたがない）ことだと思います。

ちなみに、ローソンの新浪社長は 三菱商事時代に
ケンタッキーを担当し同社の社外取締役でもあった人物。
ですから、美味しいフライドチキンの味には熟知しているはず。
あまりにも ケンタッキーの味に迫ったので自主規制したのかな？


さら日補足を入れました。

→ からあげクンを巡る攻防 / ローソン 対 ファミマ。