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カテゴリ:Dinner & Wine
一口食べた後です
皿の上に人柄が現れるというのは本当で、 客の前での謙虚で恥ずかし気な立ち振る舞いとは正反対に、 ラ・ベカスでいただく一皿一皿には 渋谷さんの美意識が これでもか!と言わんばかりに溢れ出ている。 まあ、たとえそう褒めたにしても、 「旨いと思うもんを作ってみただけです。考えすぎですよ。」って、 言うと思うけど・・・。 上の写真は、ガトー・ドゥ・ラ・メール でいただいたメインの肉料理。 淡路牛の赤ワイン煮込み。 別に、淡路のチャンピオン牛でもなければ、ほほ肉でもない。 しかし、シェフ自らサービスしてくれたこの料理には まじめにつくった証しとしての味が 皿に出ていて、 ちょっとばかり反省しつつ感動してしまった。 実は、オープニング当時のシェフから現在の中村シェフに交代し、 料理の創造性が減ったように感じていた。 なので今回は、ホテル以外での食事を中心に組んでいたけれど、 改装して料理の単価もアップしたことによるのだろう、 内容がとても充実していた。やはり、ある程度の値段でないと シェフのやりたいことも出来なかったんだと思う。 というわけで、今回はとても素敵なディナーをいただきました。 この夜は子どもがいたことで個室に近い奥のコーナーに通された。 写真を撮らせてもらっていいですか?と伺ったら 「たいへん光栄です。」と、中村シェフ。 笑顔がとても素敵で、皿の上に人柄が現れるというのは本当だと 改めて感じた。 アワビが贅沢な感じの魚介類の何か。 鱸のブレゼ?エテュベ?アメリケーヌソース。 これらは僕の皿ではないので忘れてしまった。 鱸のポアレ そこそこ大きな鱸だと思う。とても肉厚だけど、大味ではなく しっかりとした味わい。ソースが教科書どおりかなあ~。 次回はもっと冒険して欲しい感じ。 お子様パスタ お子様メイン そしてアミューズ。 と、今回は時計を逆戻りさせてみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
August 28, 2007 05:40:10 PM
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