テーマ:おいしいお茶で一服を(79)
カテゴリ:お茶にまつわるお話
静岡産100%緑茶品種やぶきたで 紅茶 を作ってしまいました。
その大元、近所の生産家組合の組合長さん曰く、 「反対の声もたくさんあったんですよお。」 そりゃあそうでしょう。 緑茶では、有数の認知度高い、生産組合の方々です。緑茶一筋の方が、紅茶を作る???抵抗があっても無理はない・・・。 でも、あえて、非難を受けるべくして、紅茶作ったんです。 初めて、挑戦したのは、もう4年前のこと。三年の月日を経て、ようやく満足のいける製品ができたんですって。 で、そのあつ~い 情熱に、私、またまた心を動かされてしまいました。 「そんなに、もめてまで、作った紅茶・・・売ってやろうじゃないの!」ってね。 で、おしゃれな小売店さんに売り込みました。で、連休中、売り込み兼ねて 仙台、金沢、福井と行って参りました。 で、万歳! ほとんど売れちゃった・・・。足りないくらいです・・・。 わずかに、確保していた紅茶は・・・我、和茶倶楽部にて、限定にて販売中です。 また、製品化したら、お知らせします。 紅茶にご興味のある方のみの販売です。 緑茶FANの方は、数量がないので、ごめんなさい。ご遠慮くださいね。 では、また。 追記 やぶきた・・・緑茶の優良品種。お米で言えば「こしひかり」のようなもの。 静岡では明治の初め、政府の意向を受け、海外向けに かなりの紅茶が作られていました。100年以上も前に 紅茶生産の土壌があったのです。今の生産家の祖父の時代には、かなり作られていたと聞いています。 時の、大久保利通が、紅茶を作るように任命して以来、県内の茶生産家たちは、紅茶の輸出を夢みて、頑張っていたようです。が、インドやスリランカの低価格の紅茶にはかないませんでした。発酵の温度にも地域的に適していなかったようです。 その後、密かに、国立の野菜茶業試験場にて研究が続けられ、紅茶の技術も磨かれました。で、ようやく反対を押し切っての生産となったというわけです。 さて、この日本の紅茶は、やさしいお味なので、ストレートティーがおすすめです。 あれ~いつの間にか、10,000HIT 達成。。。。。してました。 皆様、ありがとうございます。 またまた、感謝ですvv。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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