旧・茶々吉２４時－着物と歌劇とわんにゃんと－

すみません。
今日の大河ドラマ「龍馬伝」－武市の夢－を放送で見て泣き、
録画してあったものを最初からまた見て泣き…
「宝塚パリ祭」のテンションに戻れないでいます。

ありきたりなレポートになりそうですが…。

まずは第4回宝塚パリ祭の概略から後報告。

まずはなぜ宝塚市でパリ祭かというと、
宝塚市は日本のシャンソンの発祥の地と言われているそうです。
それはおそらく宝塚歌劇と関係が深いのだと思います。
そんなことで、2007年に、地元宝塚の有志が集まって
近隣在住のシャンソン歌手の協力で始まったのが
宝塚パリ祭。
昨日（７/10）と今日の二日にわたって開催されました。
第一日目は〈水の宴〉、二日目の今日は〈火の宴〉と
タイトルがついています。

シャンソンの都・パリの街を貫くセーヌ川、一方宝塚市には
武庫川が流れている…。またフランスでは革命記念日の7月14日に
各地で花火が打ち上げられるそうですが、宝塚市の夏の風物詩も
武庫川河川敷で行われる花火大会。
ということで、水の宴、火の宴とサブタイトルがついたそうです。
ちなみに宝塚パリ祭は毎年　趣向が変わるそうですから
去年はまた違ったタイトルだったのではないかと思います。


さて、ともみ先生（元宝塚歌劇団　立ともみ）が出演されたのは
今日、火の宴です。

2部構成で、1部が12曲、2部が13曲。幕間以外はノンストップ。
火の宴、というタイトルにちなんで「太陽」や「火」などに
関係する歌が中心。「燃える思い」なんていうのも"火"に
入っていましたよ。
次々に出演者が現れ、独自の世界を展開していきます。
シャンソンは語りの要素が強く、さながら短い劇を見ているよう。
飽きる暇なし。

出演者は先生を含んで8人。一人3曲ずつ歌われました。
ともみ先生は第1部の6番目に登場。
衣装は、柔らかそうな素材の黒の上下。
ブラウスにはラメかスパンコールがついていて
ライトにキラキラ光っていました。
歌うは「この胸のときめきを」
シャンソン歌手の方は、呟くように歌う方が多いけれど
先生は直球勝負。舞台で鍛えた声量で圧巻。

第2部は幕空きにご登場。
「愛は君のよう」
衣装は上をシンプルな白にお着替え。
歌う前にちょっとトーク。

「私はこのソリオホールの近くで生まれました。
　○○（水野さんっておっしゃったような…）という散髪屋さんの
２階で生まれたんですよ。それ以来ずっと宝塚に住んでいて
生粋の宝塚市民です。その宝塚市のパリ祭に出ることができて嬉しい」
という内容だったと思います。

ともみ先生が生粋の宝塚っ子だということは有名だと思うんですが
宝塚駅近くの散髪屋さんの２階で産声を上げていたとは…。
とても親近感の湧くお話に会場から好意的な笑い声があがって
いましたよ。

そして３曲目は、１１番目で「君を待つ」
衣装は「愛は君のよう」と同じ。
この歌をともみ先生が歌われるのをお聞きするのは２回目です。
私好きです～。
「ジュ　タトン（Je t'attends）」というフランス語が挟まって
悲しい歌なのにどこかリズミカル。
ともみ先生にねっとりしたテイストは似合いませんからね。
（↑これは私の感想ですから、別のご意見もあると思いますが）
１３曲目のフィナーレは「パリ祭」に乗せて出演者全員が登場。
そして全員が客席通路を通ってロビーへ退出して終了。

なんとそのままロビーでお客様をお見送りしてくださったんですヨ。

私たちストレッチのレッスン生は、他のお客様がともみ先生と
お話したり、握手したりするのを待っておりました。
すると…
「あれ？桐生園加さん（宝塚歌劇団月組）では？」という声が。
うーん。遠目だったので確かめられませんでしたが
確かに桐生さんによく似た人が　ともみ先生とお話されていました。
火曜日、ストレッチの時間に確かめてみますね。

お客様をお送りしてほっと一息のともみ先生。
下は黒のパンツでした。（レギンスだったかも）
とても脚が細くておきれいなのに、
全身を撮影しなくてごめんなさい！



お疲れさまでした～。

あ、もう一人、宝塚歌劇団出身のバッシャンこと明日香都さんのことも。
バッシャンが歌ったのは「メランコリー」「メ・マン」そして
オリジナル曲の「Song is you」。
紫（紺色かも）のベルベットのロングドレス、真っ赤な総スパンのドレス、
そして真っ白なドレスにフワフワのショール（オーストリッチかな？）と
衣装替えされていました。
割と早く退団されて、歌の道にすすまれただけあって
芝居心たっぷりな歌いっぷり。「メランコリー」は
どうみても酔いどれたオンナでしたよ。

それから、着物のこと。
今日は断続的に雨。しかも時々激しい風が吹いて
荒れたお天気でした。
結局洋服で行きました。
うーん。胸元が開いていると何か不安になるなぁ。
でも一応、レッスン生の皆さんには好評でした。
良かった。皆さんお優しいわ。ありがとうございました。

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