韓国ドラマにハマりました～☆遅咲きで☆～

2013年1月から放送されたNHKドラマ「いつか陽のあたる場所で」は、
罪を犯した二人の女性を主人公にしたドラマでした。
女子刑務所で出会った二人のその後を描いたものです。



上戸彩さん・飯島直子さんのダブル主演のドラマです。

2014年4月1日に“スペシャル”が放送されました。

そのドラマのあらすじです。

過去に犯した罪は決して消えないという冒頭から始まります。
綾香は介護施設で働き、芭子は自宅で犬の洋服を作る仕事をしています。
日常が過ぎていっても、意識は変わることなく時間が過ぎていきます。



ある日、岩瀬から電話が入り会うことにしました。
アメリカから帰国して、連絡をしてくれました。
お互いに贈ったストラップを見て、懐かしいと話します。



岩瀬の父が倒れて、芭子とみかん狩りを口実に故郷に帰ろうとします。
芭子はその晩、綾香とお茶を飲みながら困ったと相談します。



結婚を申し込むかもしれないと、芭子を悩みます。
全てを知って岩瀬は受け入れてくれたと、綾香は前を向こうと薦めます。
朋樹君から来た手紙に、返事が書けずにいます。
しまい込んだ宿題の答えを、見つけるための時がくると予感していた言います。

そんな時、弟の尚之から息子の誕生パーティーに呼ばれました。
嫁の香織が「お姉さんは結婚しないのか」と尋ねました。



芭子の過去を嫁の実家に話して、揉めたことを話します。
できるだけ関わりを持たないようにすると、芭子は言いました。
母の妙子に、岩瀬の実家に行くことを話します。

綾香の息子である朋樹が、住所を頼りに訪ねてきました。

　

おまわりさんに住所を尋ね、綾香が飛んできます。
群馬の施設から、友人の所に行くと言って出てきたのです。
1年が過ぎ、背が伸びたと感慨深げに言いました。
美味しいパンをいっぱい焼くからと、喜んでいます。

芭子はお隣の大石ご夫妻のお宅にお邪魔しました。
妻もセツは脳梗塞で、左手が不自由ですが夫の為にセーターを編んでいます。
公園で岩瀬と会っている所を見た重雄は、ちゃかすように見たぞと言いました。



綾香と朋樹は芭子の家で、一緒に御飯を食べます。
仲が良いと言われ、家族のようだと答えます。
朋樹は、家族を知らないから分からないと言いました。

その言葉を聞いて、胸を痛める綾香。
遠くから一人で来た意味を考えています。
綾香は、布団の中で泣いていました。

芭子は、先に出かけました。
朋樹は凧揚げをしたいと言い出します。
クラスの友達がお父さんと遊んだことを羨ましかったと。



担任の先生は、優しかったけど結婚しちゃいました。
寄せ書きを破いてしまった朋樹。
謝りたかったのに、謝れなかったと。
おばちゃんになら、話せると思って来たのでした。

悲しいことや辛いことがあると思うと、綾香が言います。
乗り越えていけば楽しいこともたくさんあると話す綾香。

三ヶ日の駅で、芭子の過去は話さなくていいと言います。
大切なのは、今の芭子だと言いました。
ご両親と妹は、みかん仕事をしていました。
それを手伝う芭子と岩瀬。

綾香は朋樹を見送りに来て、テレフォンカードと電話番号を教えます。
また遊びに来てもいいかと尋ねられ、いいよ！と。

別れ間際に、朋樹が「おばちゃんをお母さんと思っていい？」と。
綾香は「おばちゃんは朋樹君の家族だよ」と。



夜、芭子は岩瀬の家族と一緒に夕飯をいただきました。
妹はシングルマザーになる覚悟をしています。
ご両親は、芭子を気に入って“家族”だと言います。



芭子はその言葉が重く聞こえました。
はっさく(愛犬)のお散歩に付き合いました。
芭子に、アメリカで暮らそうと言われます。
一緒に生きていくことを考えてくれないかと言われます。

携帯で綾香と話し始めました。
お互い、今が分岐点に来ていることを感じます。
宿題を終わらすことはできないと、二人で話しました。

芭子は、過去の話を両親にしてしまいます。
父親はこの結婚に大反対しました。
母親も帰ってくれと、怒鳴りました。



追いかけてきた岩瀬は、何故しゃべったのかと問い詰めます。
本当の事を隠して、家族にはなれないと言って去っていきました。

東京に帰ってきて、綾香に相談する芭子。
岩瀬への思い、幸せになることを忘れて生きていくのかと尋ねられました。
朋樹に本当のことを話す覚悟をしました。



傷つけたくないとおもっていらが、拒否されるのが怖かったのだと。
芭子にも、焦らずゆっくりと考えるよう促しました。
その後、岩瀬からの電話には出なかったのです。

妹の加奈が、突然芭子を訪ねてきました。
芭子が帰った後、家族で話し合いがあったそうです。
兄を信じるから、親も説得すると。



親の考えが特別厳しいとも思っていないと言います。
家族を作るということを、考えているのかと問いかけられます。
ところが加奈が、急にお腹を痛がり病院に入院しました。

両親と岩瀬が病室を訪ね、芭子が帰ろうとした時。
加奈の相手は、不倫でできた子だったのです。
認知はしてくれると言われたが、嫌がらせをされていました。



子供は自分が守ると、覚悟したことを芭子に話します。
芭子と同じように、許されないことをしたんだと。
子供が幸せな人生を歩んでくれるのを期待していると。

父親のお墓参りに、母と訪れました。
芭子は岩瀬のことを諦めようと決心しました。
何に対しても、覚悟が足りなかったというのです。



幸せの形は一つではないといい、結婚だけが全てではないと。
自分の力で掴んだ幸せが真実だと、母は言います。
自分を信じるんだと、言ってくれました。

芭子は沢山の人達から言葉を思い出して、結論を出しました。
自分から岩瀬に連絡を取ったのです。
岩瀬に、今回の話を断りました。
両親の前で、岩瀬を幸せにすると言えなかったと。
その覚悟もなかったというのです。



自分を諦めたくないから、いつかはと思い続けたいと。
だから、いつか勇気を持てる日が来たら会いに行きます。
待ってなくてもいいからと言います。
気長に待ってると言い、またいつか会おうと岩瀬。

芭子と綾香は、日常の生活に戻りました。
明日がいい日でも、希望があっても、自分の罪は消えないという芭子。
曇でも雨でも、いつかは虹を見る日がくるかもと綾香。



三ヶ日からみかんが届きました。
中に手紙が入っていて、父親から傷のあるみかんだけど
中身は芯の強いみかんだと、書いてありました。

　感　想　

2013年1月から始まったこのドラマを見始めたのが、3話からでした。
可愛い上戸さんが犯罪者の役だなんて、ミスマッチのような気がしていました。
ところが、少し影のあるひ弱そうな芭子を見事に演じていました。

それから毎回、見るようになったのです。
斎藤工さんのことを、ジックリと見始めたのがこのドラマから。
2013年は、斎藤さんが出演しない時期がないほどでしたね。

今回のスペシャルは、二人の宿題を考える時期にきましたね。
残しておくことのできない宿題です。
苦悩する様子が、じっくりと描かれていたように感じました。

このドラマは、1年毎にスペシャルを組むことができますね。
次回は、朋樹に本当のことを話す設定でドラマが作れます。
その次は、芭子と岩瀬の結婚？次は出産？

楽しませてもらえて、本当に嬉しかったです。