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3日目

イグアスの滝 その1

 朝、プエルトイグアスのアルゼンチン航空にちょっと用事をたしに。オフィスの人たちが、なにやら飲んでいる。まさか?! マテ茶??
 マテ茶は、アルゼンチンでは大変ポピュラーな飲み物。友だち、家族同士で回し飲みする習慣があるそうです。あ~飲んでみたいな~、と想いながらオフィスを後に。
 
 今日は、世界三大瀑布の一つイグアスの滝の見学。イグアスの滝まではプエルトイグアスの町からバスが出ている。バスを待っていたら、先ほどのオフィスの強力な冷房にあたり、腹痛・・・!!いったんホテルに戻ろうとした、その時! イグアスの滝行きのバスが、私たちの横を通過~。あらためて出直すことに。

 しかし、それにしてもプエルトイグアスの町には、やたらと野良犬がいる。大型犬の野良犬もいるし。。。

 何とか、バスに乗ることができ、片道30kmの道をバスは猛スピードで駆け抜けていくのでした。

国立公園に到着して、入園料を払い中に入ると、見たこともないチョウや鳥がたくさん飛んでいる。これはすごい!植生は日本と一見それほど変わらないようにも感じるけれども、生物は全く異なる。

公園はとっても広い。まずは、ホテルで予約していたツアーに参加することに。とりあえず、ツアーの出発点まで歩くことに。
しばらく歩いていると、突然すごい水の音。目の前には・・・第1滝発見!!

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(でも、これはあとから考えたら、ちょろちょろだったんですけど)

さらに、進むこと10分

ついに、見えた、イグアスの滝の右側!(コリャ、スケールが違う!滝が見える前から水しぶきを浴びるほどである)

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↑でかい!でかい!でかいよ~!!

イグアスの滝は幅が約4kmあるらしいが、実際に見てみると数字で感じる広さとは全く違う。あまりにもスケールが大きくて表現しがたい。でも、これでも水が少ないらしい・・・

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12:00から滝壺ボートツアーに参加することになっていたので、受付にちょっと早めに行ってみた。すると、そこにいた受付のお兄ちゃんが「まだ早いから日陰で休んでいな」と言い、言われたとおり休んでいた。すると、なにやらお兄ちゃんが飲んでいる。もしや?! マテ茶?
と思ったら、「飲んでみるかい?」とマテ茶をすすめられた。

ラッキー

【感想】濃くて冷たい緑茶のよう。気温も高かったので、最高にうまい!その上、そのお兄ちゃんはおくさんにマテ茶を持たせ、私にペットボトルを持たせ、ポーズも指示され、そして、写真を撮ってくれた。

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そうこうしているうちに待っていたボートに乗船。なにやら、緑の袋に荷物を入れさせられる。ぬれると聞いていたのでそのためなのだろう。
まず、始めに右側の滝に近づく、そして撮影タイム。

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と、突然・・・

係員:「カメラをしまうんだ~」

そして、滝壺に、近づく、近づく、近づく...って、どこまで近づく???!!!

滝壺にボートごと突入~~!!! ありえねーーー

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これは、ぬれるというレベルではない。全身がびしょぬれ、というか沈む!
水圧がすごすぎて、目を開けてられない!みんなすごい悲鳴!!

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↑ここに突入しました

それを聞いて、船長さん「もう一回、いくぞ~」ってノリノリ
と、突入すること2回。ひどい目にあった、と思ったら
今度は、悪魔ののど笛の方の滝壺に・・・・

もう、あきらめました・・・・

はっきりいってやることが、変です。(笑)




イグアスの滝 その2

滝壺の突入を終えると、今度はイグアス川を高速で蛇行運転しながら下ること10分(きっとこれは服の乾燥もかねているのかな?)
次のジャングルツアーの出発地点に到着したのでした。

岸に上がり、まず目に入ってきたのは、無数の蝶々

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↑鞄や体にも、すぐ蝶々がとまります。

チョウがたくさんいると聞いていたけど、ここまでとは思わなかった。
全身、べちゃべちゃのままトラックに乗り、セルバの中をガイドさんの説明を聞きながら進むことに。

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↑こんな感じで、トラックの荷台に乗り出発!

ガイドさんは、英語とスペイン語の2パターンで説明してくれていた。私はどっちもわかりませんが・・・
とりあえず、動物たちは夜行動するので、昼間はなかなか見れないみたいなことを言っていたそうです。(後から奥さんに聞きました。)

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↑こんな大きな木も生えています。雰囲気は日本の森に似ています。

この後、公園内で昼食をとることに。そこで、隣に座った外国の方のTシャツに私は目を奪われました。

そこには
「カットバック」???という大きな文字が印刷されていました
なんだそりゃ?
意味がわからないと、こういうことになるのね。自分のTシャツは大丈夫なんだろうか。ちょっと不安になるのでした。

昼食後、イグアスの滝で一番の見所とされている「悪魔の喉笛」に見に行きました。
そこは、その名の通り、まるで悪魔が大きな口を開け全てを吸い込んでしまいそうな場所でした。

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↑下の方には虹がかかっています

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↑対岸に見えるのはブラジル側の展望台

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↑イワツバメがたくさん飛んでいました。

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↑本当にぎりぎりにキャットウォークが作られているんです。よくこんな所につくったものだ。

その後、滝の間にあるSAN MARTIN島に渡し船でわたることに。渡し船に乗っていると、うちの奥さんが川の中に小さな魚がたくさん泳いでいるのを発見した。
それを見ていた、船頭さんが「もっといいものをみせてやる、ちょっとまってろ」と、水面にパンをまきはじめた。すると、そこにはピラニアのように無数の魚が・・・・ってだんだんでかい魚も・・・って、めちゃくちゃでかい魚だらけじゃん! そこには50-60cmクラスのドラドの群れが!!
これが昨日食ったやつなのね。確かに、腹が金色だ!

確かに良い物を見せていただきました。

この後も園内を散策していると

ん?何かいる??

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↑40cmくらいはありました。

それにしても蝶々がいっぱい

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この後も、公園内を歩き回り、1日かけてイグアスの滝を見学してきました。しっかり日焼けをして、いつの間にか服もしっかり乾燥していたのでした。

スケールのでかい観光地でした。また行きたい!



プエルト・イグアスで夕食

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迫力のあるイグアスの滝を十分すぎるほど堪能し、私たち夫婦はイグアスの滝を後にした。

帰りのバスは比較的混雑していたが、そんな中、バスの後方に地元女子高生?くらいの若いお姉ちゃん達が陣取っていた。
そのお姉ちゃん達妙に盛り上がっております。笑い声は、まるでおばちゃんのよう。
まわりの人たちも、その迫力に苦笑い・・・

何をしているのかと、よく聞いてみると(私は聞けないけど)日本でいう古今東西みたいなことをしていた。

地球の裏側で古今東西であんなに盛り上がっている人がいるなんて、ちょっと幸せを感じた。


さて、そんな大盛り上がりのお姉ちゃん達ともお別れし、私たちは夕食をとることに。
今日は軽くということになり、ホテルの近くですますことにした。

ビール、ハンバーガー、リブサンド?、そしてつまみを注文した。
がしかし・・・・
うちの奥さんがなにやら心配している。
奥さん:「大丈夫なの?ビールそんなに飲めるの?」
わたし:「えっ? だって小さい方頼んだんだよ??」

注文したときの店員との会話

わたし:「ビールください」
店員 :「little?」
わたし:「little」




としばらくすると、1Lのビールが運ばれてきた。

うげげっ!なんで??!!

奥さん:「スペイン語でlittleってないよ、リットルって聞いたんでしょ!」

やられた!

そうだったのか・・・ということは

わたし:「ビールください」
店員 :「リットル?」
わたし:「リットル!」

というやりとりを私はしていたのだ

なるほど・・・・そりゃそうだ、スペイン語圏だもの(笑)

その後、たのんだ品も次々と運ばれてきた。

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ちゃく夫婦:「かるくのつもりだったのに・・・・・(泣)」

でも、暑い国で飲むビールはやっぱり うまかった!


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