ホームページとインターネットインターネット 「ホームページ」という概念は、WWW(World Wide Web)というテクノロジーの一環として開発されたものである。 ホームページは、ページという言葉が使われているようにひとつの「文書」だ。ホームページはHTML(Hyper Text Markup Language)という一種のプログラミング用語を利用する。
ホームページが表示されるまでの流れ URL・・Uniform Resource Locatorの略称で目的とするデータ(テキスト、サウンド、画像、ページなど)がどのサーバーのどこに置かれているかを示す、インターネット上の住所表記のようなもの。 URLに含まれている情報について 「http://」・・httpという通信プロトコルを使って通信を行うことを示している 「ftp://」・・ftpによるファイル転送を行うということを示している URLの最初の部分は使用する通信プロトコルを表している WWWではhttpはWWWにおけるWebページをはじめとしたマルチメディアサーバーである。したがって、このURLはWWWサーバーのURLということがわかる。「http://」以降はドット(点)とスラッシュで文字列が区切られているのがわかる。たとえば、以下のような架空のURLがあるとする。 http://www.sougei.co.jp/HP/index.html 「http://」以降は、「sougei.co.jp」までがドットで区切られていて、それ以降はスラッシュで区切られている。ドットで区切られている部分はドメイン名と呼ばれ、接続するコンピュータの世界的な名称になっている。スラッシュで区切られている部分は、そのサーバーの中にある必要とするデータのサーバー内部での位置(ディレクトリ=WindowsやMacintoshのフォルダにあたるもの)をスラッシュで区切って示している。 このURLを日本語に直すと、『「www.sougei.co.jp」というWWW(http)サーバーの中にある、HPという場所(ディレクトリ)の中にある「index.html)というデータファイルで、転送方法はhttpプロトコルを利用する』という意味になる。 ドメイン名・・URLの中で区切られている部分(ドメイン名はインターネットにおいて非常に重要なもので、接続しようとしているサーバーの名称)URLは郵便における住所表記と異なり、URLにはドメイン名とスラッシュで区切られたサーバー内のデータファイルの位置しか表記されていない。 www.sougei.co.jp/HP/index.html ↑ドメイン名 ドメイン名は後ろから、つまり右端から見ていく。ドメイン名のドットで区切られた一番最後はトップレベルドメイン(国別識別名称)と呼ばれる。 例 日本・・jp カナダ・・ca イギリス・・uk 例外 アメリカ・・国別識別名称をつけなくてもよく、次のレベルである属性レベルがそのまま国別識別名称の代わりになっている。国別識別名称に「com」がついている場合は、そのサーバーの所属国はアメリカにあることを指している。 次の「co」は、属性レベルドメインと呼ばれる。 例(カッコ内は米国の場合) 企業・・co(com) 政府機関・・go(gov) 教育機関・・ac(edu) アメリカの場合には、属性レベルドメインがトップレベルドメインになる。 次の「sougei」は組織レベルドメインと呼ばれ、組織名称などが表記される。トップレベルドメインや属性レベルドメインは勝手につけることはできないが、組織レベルドメインは自由に名称をつけることができるので、企業名にしたり、個人名にしたりすることができる。 最後、つまり一番左側の「WWW」はサブドメインレベルと呼ばれ、サーバーの名称に付加的に表記する識別名称で、自由に設定することができるが、WWWサーバーの場合には「WWW」、ftpサーバーの場合には「ftp」、メールサーバーの場合には「mail」などが慣習的に付けられている。 このように、ドメイン名だけを見ても、そのサーバーの国籍、団体の大まかな種類、組織名称、サーバーの種類などがわかるようになっているのである。 次回の学習ページへ進む 前回の学習ページへ戻る ジャンル別一覧
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