かさがひらく頃に

　ブログ始めが大変遅くなってしまいましたが今年もよろしくお願いします。
　
　さて、今年はTVアニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX」の放送十周年という節目の年です。自分がアニメに本格的にはまることになったきっかけの作品の一つでもありますので、ここいらで一つ、思い出話に花を咲かせるのも悪くないと思いまして、今年一年をかけて、GXの思い出話を綴っていきたいと思います。もっとも語りきれず終わってしまうかもしれませんが……。

　
　とりあえず最初なので、このアニメを見ることになったきっかけからお話しします。
　10年前、前作「遊戯王デュエルモンスターズ」は2004年をオリジナルストーリーKCグランプリ編から幕を開けていました。
　1年近く時間を費やしたドーマ編に引き続いてのオリジナルストーリー、その評価についてはともかく、とにかく作画レベルが目に見えて落ちてしまったことと、既に原作が終了しているにもかかわらずいつになっても始まらないじゃないか王の記憶編!!と、業を煮やしていた当時の自分は、それでも、なんとかデュエル構成の妙からか、海馬の最後の活躍だしなーと思ったのか、見続けていました。
　
　KCグランプリ編も終了し、無事王の記憶編も始まったものの、海馬が参戦するなど原作とはかなり違うルートをたどることになったことはみなさんご承知のことと思いますが、今にさらに輪をかけて狭量だった当時の自分はふざけんな！……とまでは言いませんでしたが、自然と水曜日の夕方にTVをつけることがなくなってしまいました。

　さて、そんなかんじでアニメの方の興味が薄まりかけていても、OCGには未だどっぷりつかった身。次のパックはなんだろうかと心待ちにしつつネットサーフィンをしていた自分の目に飛び込んできたのが「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX」の公式HPでした。Vジャンプを買う習慣のなかった自分には、遊戯王情報の収集癖がなく、放送情報をわりと直前になって知ったので、その事前評判などもしらず、とりあえず10月からまた遊戯王見るか……などと気楽に構えていました。

（TURN-2に続く）


補足

　後から考えれば、無駄に情報を知らなかったのが功を奏したのだなぁ、などと思ってしまうのは、この半年後に自分が初めて見ることになる深夜アニメ「極上生徒会」もまた、半ば偶然に公式HPを見ていて、たまたまその時間にTVをみることのできる環境だったという偶然の重なりから始まったということがあるからです。そんなTV TOKYOの作戦に、自分は今日も踊らされています。





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