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2005/12/20
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カテゴリ:CINEMA


■2005.12.20


最近はランキングもすっかり見なくなっているのはやっぱり「飽きちゃった」のかも?今日はいったい何位?



この映画は俺のバイブル的映画だ。およそありえない事がどんどん起こる。
「私、見たことない」って人は是非ご覧ください。

マルサの女 (1987)
監督: 伊丹十三
出演: 宮本信子 板倉亮子
山崎努 権藤英樹
津川雅彦 花村
【ストーリー】国税局査察部(マルサ)に勤める女性が、ラブホテル経営者を脱税で摘発するまでを描いた痛快娯楽作品の傑作。
税務署の調査官・板倉亮子は脱税を徹底的に調べ上げるやり手。
ある日、一軒のラブホテルに目をつけるがオーナーの権藤はなかなかシッポを出さなかった。
そんな時、亮子は国税局査察部に抜擢される。
マルサと呼ばれる摘発のプロとして経験を積んでいった亮子は、上司の花村と組んで再び権藤と相対するのだった……。



この映画の中で権藤の家にがさ入れをするマルサ。権藤社長の自宅ではこれといって何も脱税の証拠は出てこなかった。

課長役の津川雅彦が「権藤さん。あんた立派な方だ。どうやって金儲けしてるんですか?」と。

「あんたらあるとお金使っちゃうだろう。お金は使ったらだめなんだよ」と権藤。

権藤社長「こう水がポタポタたれきたとするよね。これをこんなグラスにためたとする」

「これにたまっても飲んじゃだめなの。溜まってもまだ見てる。」

「あふれた垂れた水滴をなめるんだよ」

「こうしなきゃ金は残らないんだよ」と。


権藤役の山崎努がいったこの言葉は、おれが仕事をする時のバイブルだ。
腹黒いと思われるかもしれないが、俺も本気でそう思ってる。


山崎努はほんとに足が悪いのか?と思わせるほどの演技もすごい。こういう「ヒール」ははまり役だ。
権藤役の「山崎努」超かっこいい。「俺もこんなかっけーリッチなおやぢになりたいもんだ」と尊敬もこめていた。


強い信念と権力と金、ドロドロの逮捕劇。
取りたいほうと取られたくないほう。手に汗握る攻防だ。


権藤の隠し場所が本棚の裏にあった訳なんだけど、
主役の宮本信子が寄りかかった時に本棚が動いてばれてしまう。
金やらお金やらでその小部屋は埋め尽くされてるわけなんだが、あまりに簡単に開いたのは「えぇ~エ~」と言ってしまった(苦笑)


この映画はテンポよく場面が変わっていき、生き生きとした表情のいい日本映画の代表作だ。
邦画というと俺もほとんど見ないがこの映画だけは価値観さえも変えてしまう映画だ。
この後の「ミンボーの女」や「スーパーの女」もものすごく死ぬほど面白い。


「ギャグ・皮肉・いやみ・政治への意見」
いろんなもんが詰まりまくってる。


テーマが脱税というのも「バブル時期」という時代背景からだろう。
今また時代は徐々に右肩上がりの時期にさしかかっている。
この映画がwowowでフューチャーされて久々に見てしまった。


故伊丹十像監督の大ヒット作品だ。
この後「の女」はシリーズ化される。


この作品は1987年のアカデミー賞を受賞している。


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Last updated  2005/12/20 02:30:34 AM
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