カテゴリ:楽しいお勉強✑
継ぎ紙料紙 先週の大東文化大学公開講座では ワタクシの耳慣れない「装飾紙料そうしょくしりょう」ということば! その世界のオハナシだったんです。 講師は、文学部書道科教授の高城たかしろ弘一先生で、 かな書道が御専門だそうです。 ですから、「装飾料紙」っていうことばも書道などなさるかたはご存知なんでしょうね。 あの美しいかな文字がさらに引き立つ、美しい紙! 芸術性を帯びた紙、ですね。 わざわざ、その用途で作られたんですね。 もちろん、文房四宝(筆墨硯紙ひつぼくけんし、のこと)として 大陸からわたってきたものです。 日本だと、かな文字での歌、とか雅な様相もさらに加わってくるようです。 お話は、こういう紙に使われる素材とか、作り方とか、紙の種類とか、 それこそ、奈良時代から平安、鎌倉。。。そして現代にいたる料紙の歴史まで。 また、日本人て凝り性で、いろんなもの作るんですね。 色の工夫のほかに、金銀箔、砂子、雲母や、のキラキラものやら、墨流しや、 また江戸小紋のような、伊勢型紙みたいので、柄をプリント(?)したものや。。。 レジメに載せられていたものの現物の展示もありました。 古いものは、ぼろぼろになりかかっているものもありましたが、 大事な歴史的資料なのですね。 そして、これは講義になかったのですが、後で自分で調べてわかったのは、 文字を引き立てる為、内容を引き立てる為だけでなく、 そういえば、ときどき目にするもので、 絵画の背景としても使われてるし、また、舞扇としても使われてますね~~。 なんだか、目にはしてたけど、知らない世界だったし、 へぇ、とか、ふ~~ん、とか。。。面白く聴きました。 やはり書道とか、極めていかれると、 こんな紙に書きたい、とか、あんな紙が出来ないだろうか、とか オーダーの世界にもはいっていくようですよ。 先生はとても楽しそうに、マニアックに語ってらっしゃいましたもの✨ ( *´艸`) 私にも勿論楽しい面白い講義でありました♡ *楽天市場内にも「料紙」検索で、多くの書道専門用品各店などで たとえば・・・奈良寿香堂。 覗いて御覧になると、現代の色々な美しいものがここにもあるのに気づかされます! いったいお幾らくらいするものかも、わかります。 d(^-^) *********************** 今日、明日あたりから、かなりあたたかくなる予報です。 ナニ着て出かけたらいいんだろうか。。。 いきなり、そういわれてもちょと困る(笑) とにかくコートは薄いの、よね。 <3月13日の誕生花>
(~365日の誕生花&花言葉*HIBIYA-KADAN) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[楽しいお勉強✑] カテゴリの最新記事
|
|