久々にブロぐ。
キーボードが嫌いな私にとって、ブログを書くのは面倒な事である。
さりとて、紙と鉛筆で文章がかけるかというと、一度書いた物を何度も捻くるクセがあるので、それもありえない。
...ジレンマである。
それはさておき。
囲碁である。
親父のリクエストで強い囲碁ソフトを探してみた。
というわけで、その軌跡をメモる。
まずはググって、最も強そうな市販ソフトを探した。
参考:囲碁・ゲーム,ゲームソフトの紹介,評価,安売り価格
http://55travel.jp/amabook/ore3/ItemSearcher6.cgi?id=1788
で、最強は。
世界最強銀星囲碁9
http://www.silverstar.co.jp/02products/gigo9/gigo9.htm
発売元:(株)シルバースタージャパン
2008年12月12日発売
定価:12,800円(税別)
実売: 8,950円(税込) *価格.com での最安値
高っっ。しかも、Windows用...
できればWii用がいいので、だとすると以下か?
銀星テーブルゲームズWii
http://www.silverstar.co.jp/02products/wiitables/wiitables.htm
発売会社:エレクトロニックアーツ株式会社
開発会社:株式会社シルバースタージャパン
2008.10.23発売
定価: 3,990円(税込)
実売: 2,380円(税込) *価格.com での最安値
これは安い。でもちょっとまった。
世界コンピュータ囲碁大会 って何だ?
銀星囲碁がそこで連続優勝してるらしいが。
以下の組織と関連があるようだ。
コンピュータ囲碁フォーラム
http://www.computer-go.jp/indexj.html
歴代の成績は。
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世界コンピュータ囲碁大会 岐阜チャレンジ2006
(2006年9月30日、10月1日開催)
優勝:KCC囲碁 (=銀星囲碁のエンジン)
2位:GNU Go
3位:INDIGO
4位:彩
5位:勝也
6位:思考錯碁
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世界コンピュータ囲碁大会 岐阜チャレンジ2005
http://www.computer-go.jp/gifu2005/
2005年10月29日(土)、30日(日)
優勝:KCC囲碁
2位:The Many Faces of Go
3位:GNU Go
4位:Go Intellect
5位:勝也
6位:彩
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もっと最近の大会結果は。
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第2回UEC杯コンピュータ囲碁大会
http://jsb.cs.uec.ac.jp/~igo/past/2008/
2008年12月13日(土),14日(日)
1 Crazy Stone
2 不動碁
3 Many Faces of Go
4 勝也
5 Aya
6 RGO
7 誤碁能美譚
8 agouti
9 Boozer
10 martha
11 caren
12 kinoa igo
13 MC_ark
14 囲碁っぴ
15 Kasumi
16 MoGo
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2009年 CGFオープン結果(コンピュータ囲碁大会)
http://hp.vector.co.jp/authors/VA012620/cgf2009/result2009.html
2009年6月20日(土)、21日(日)@調布、電気通信大学
9路:20チーム参加(変形スイス式11回戦)
1位 nomitran 10-1
1位 彩 10-1
3位 PerStone 9-2
4位 輝石 8-3
5位 不動碁 7-4
19路:14チーム(招待1含む)参加
1位 彩 5-0
2位 勝也 4-1
2位 Gnu Go 4-1
4位 PerStone 3-1-1
5位 不動碁 3-2
5位 caren 3-2
5位 GOGATAKI 3-2
作者 プログラム名
清 愼一 勝也
山下 宏 彩
Free Software Foundation GnuGo 3.8
稲川昌道 igoist
小林 勝己 caren
真鍋和子 Kasumi
島田潤 island
岩川夏季 Rock
江崎千紘 APEIRO
佐野孝記 san
佐川央 ンジャラホジャラ
石里英一朗 撃震
門脇聡広 PerStone
加藤英樹 不動碁
廣岡 康雄 輝石
池畑 望 黒猫
松井 利樹、野口 陽来 nomitan
村山 正樹 迷ぃ子
池 泰弘 くろねこにゃ
矢野洋平 Tombo
久富茂隆 GOGATAKI
橋本千裕 Boozer
安原 健一郎 agouti
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というわけで、ここでフリーソフトのGNU Goを知ってしまいましたとさ。
GNU Go
http://www.gnu.org/software/gnugo/gnugo.html
とにかくタダなので試してみよう。
というわけで、Windows版のバイナリを以下からダウンロードしてインストール。
http://gnugo.baduk.org/
解凍したEXEを起動すると、いきなりDOS窓が開いてゲームスタート。
なんとASCII表示の盤面があらわれた。
これを親父に操作させるわけにもいかないので、GUIも導入の必要あり。
そこでGNU Go のWebページに挙げられていた、以下の2つのGUIをダウンロード&評価することに。
GoGui
http://gogui.sourceforge.net/
Drago
http://www.godrago.net/
しかし、GoGuiの方は、Windows用バイナリが配布されておらず、コンパイルするのも面倒なので、あっさりDragoを採用。
Drago
年配の親父が操作するので、日本語ローカライズがされているかが重要な評価点であったが、そこは完璧。
なんと17ヶ国語の言語ファイルが用意されていた。
但し、日本語ローカライズの凡ミスが一点あり。
対戦時の設定画面に、"ラベル"という設定項目がある。
これは何だ?と思って英語表示に切り替えたら"Level"。
すかさずバイナリエディタで"Drago-Jp.lng"に以下のパッチをあてる。
0x000011D7 : A9 -> AC
これでOK。
機能的にはかなり豊富なようだが、対局以外の操作はあまり直感的ではなく、英文Helpを読むのも面倒なので、適当に上っ面だけ各機能を試す。
#GUI表示は日本語化されてはいるが、残念ながら日本語版ドキュメントまでは用意されていない。
しばらく操作して問題なく動作するようなので、親父達のPCにもインストール。
親父的には、やはりWiiでやりたかったみたいだが、お試しということで遊んでみてもらうことに。
簡単な対戦方法だけを教えて、しばらく様子見。
で、Gnu Go が強いかっって?
何分私は碁をまともに打てないので、評価は親父に委ねることにして、それについてはまた後日記録したい。
以上。