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今朝の「西日本の旅」は大阪の十三でした。ナナゲイでお世話になっている町です。
最初、居酒屋横丁が出てきます。朝8時から開いている居酒屋。店の中にはかんとだき(おでんのこと)の湯気が・・・いい香りがしてきそう。夜勤明けの人たちのためにお店を開けているのですね。店主のおかみさんが「おやすみなさい。しっかり休んで今夜もがんばって」と声をかけていました。 夕方5時になると、ネオンがともって一段と活気付きます。十三で一番古いというお店。お客さんはその日の予算をお皿の上に置きます。2000円の人もあれば、5000円の人もある。食べ物がくるたびにお金が減っていきます。 店主は画家です。ルーブル美術館でグランプリをとったこともあるという腕前だそうで。仕事がひと段落すると、醤油とソースをお皿で混ぜて、お客さんの似顔絵をさらさらと描いています。本人より2割がた美人に描いてあげるそうな。 夜10時をまわると、ギター片手に飲み屋をまわる男性が・・・流しの歌手ですね。17歳のときからもう40年もやっているとか。レパートリーは3000曲。すべてのリクエストにこたえることができます。お客さん、ついぽろりと涙をこぼすと、「歯痛いのん?」とつっこまれます。 十三・・・猫の似合う町、いや、これはポチたまじゃ。ちゃう。十三・・・昭和と人情ということばが似合う町。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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