スマトラ島沖地震より今日で3ヶ月です。
本日でスマトラ島沖地震から3ヶ月になりました。あらためて災害の犠牲になり亡くなった方々の冥福をお祈りします。先日、TSUNAMI留学生帰国支援北海道さん主催の講演会に行きました。講演された方はインドネシアから帰国したばかりのフリージャーナリストの志葉 玲さんと、被災者でもあるバンダアチェ・シャクアラ大学講師のシャーリアルさんのお二方。まだまだ復興支援の行き届いていない場所もあり、メディアからは得られない話など聞かせていただけました。志葉さんには、今まで数年間紛争で苦しめられていたアチェの人たちが今度は災害に苦しめられている現状をお話頂けました。食物や寝床を確保できた人たちも災害で職を失ってしまったケースが多いので、人々は日中なにもできずただ道路脇に座り込んでいる人がたくさんいる映像や、支援の届きずらい地域では地元のたった12人の人達が数千人の遺体を掘り起こそうと毎日作業している姿を見て胸がいっぱいになりました。シャーリアルさんのお話と映像は、津波発生の15分後のものでした。彼のお宅までは津波の水はこなかったようですが、津波の直前にものすごく揺れたそうです。地震の時間の長さと揺れの終わり頃にバウンドするかのような縦揺れを感じ、「この世の終わりか」と思ったそうです。その15分後にバイクでアチェの町へでてビデオ撮影された映像を見せていただきました。水浸しの道(水深20~30センチ?)を歩く人々。流されて来た車。最初の地震で壊れたデパート。人々の「何が起きたのかよくわからない」という混乱した雰囲気がよく伝わりました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大きな事はできなくても、自分たちのできる範囲でも困っている人達に協力したい、そんな想いから今回のコンサートは成り立っています。家族、仕事、家、一気に津波に奪われた人達は、悲しみを乗り越えながら生活復興をしていかねばならない状況です。子供たちの心の傷も深く、子供の描く絵には津波と流された家族や家などがいまだ多いそうです。みなさんのコンサートへの参加が被災者の方々への支援へとつながることになります。みなさまのご来場お待ちしております。辛い思いをされてるみなさんが平和に暮らせる日を願っています。「春<haru>の民族音楽会」チャリティコンサート実行委員会 縄手