★お心づけ★チップ<<チップについて>>海外旅行ビギナーが、誰しも迷うもの。それはチップではないでしょうか。日本では馴染みのない習慣ですから、ピンと来ないのも当然かも知れませんよね。チップとは、日本語で言えば“心付け”。しかし日本での心付けとは大きく違う点があります。国内での心付けは、事前に支払っていることを思い出してください。これは「これからお世話になります」「サービスしてくださいね」といった意味合いが含まれているから。しかし諸外国では、事前に支払うことはありません。チップは、提供してくれたサービスに対して支払うものだからです。欧米でサービス業に従事する人たちの収入は、勤務先から支払われる給与と、お客さまからもらうチップで構成されています。チップも大きな収入源。だからこそ、お客さまからチップをもらえるよう、十二分なサービスを提供しようと一生懸命なのです。「チップって面倒だな…」そんなふうに思う方もいるでしょう。でもチップという仕組みがあるからこそ、優れたサービスを受けられる。そう考えれば、気持ちよく支払うことができそうではありませんか? チップが必要な場面は、大きく3つ。ホテル、レストラン、タクシーです。 ●レストラン 支払いの際、テーブルやトレイの上に。カードの場合は、サインをするときにチップの金額を記入するか、すでに伝票へ記載されている料理・飲み物の金額へチップの額を足し、合計欄に記入しましょう。伝票に合計額が記入されているときは、サービス料が加算されていることがほとんど。この場合はサインをするだけでOKです。またカードでの支払いには、こんなことにご注意を。合計金額が記入されていないことを見落とし、サインだけ記入して伝票を渡すと、それは「好きな金額を記入していいですよ」という意味。カード会社からの請求書を見てビックリ、なんてことになりますよ。 ●タクシー 降車の際、支払いと一緒に。いざタクシーに乗ってみたら「細かいお金がない!」なんていうこと、日本にいてもよくありますよね。そんな場合は「チップに○○ドル受け取ってください」と言えばOKです。 ●ホテル チップを支払う頻度がもっとも多いのは、ホテルです。ポーターやベルボーイに荷物を運んでもらったとき。ルームサービスを依頼したとき。コンシェルジュに何かを頼んだとき。ベッドメーキングなどをしれくれるメイドには、毎朝、ベッドのサイドテーブルなど分かりやすい場所へ。金額こそ高くはありませんが、実にさまざまな場面で必要とされます。ちなみにホテルの中にあるレストランやバーの場合、料金にサービス料が含まれています。チップを支払う必要はありません。 下記の金額は、あくまでも目安。支払額が少ないときはチップを多めに、支払額が大きいときはチップを少なめに、というのが一般的です。 ■アメリカ ・ レストラン 料金の15~20% ・ ホテル ポーター:荷物1個につき1ドル ・ タクシー 料金の15%程度 ■カナダ ・ 通常10~15% ■フランス ・ レストラン サービス料が含まれていない場合は料金の15% ・ タクシー 料金の10~15% ■イギリス ・ レストラン 料金の15~20% ・ ホテル ポーター:荷物1個につき1ポンド ・ タクシー 料金の10~15% ■イタリア ・ レストラン 料金の15~20% ・ ホテル ルームメイド:1日1ユーロ ※直接渡す機会がなければ、チップなしでも大丈夫です。 ベルボーイ・ポーター:荷物1個1ユーロ ・ タクシー 料金の10%(最低1ユーロ) ■スペイン 原則不要。レストランのウェイターやタクシーに心付け程度を。 『Leave tomorrow?』って 毎日聞かれるとか・・。 おいていく?捨てていく荷物も 下町?ホテルでは ポーター達の 取り合い?になるそうですよ。 ■ドイツ ・ レストラン/ホテル サービス料が含まれていない場合は料金の10~15% ・ タクシー 料金の10% ■韓国 大抵のホテルでは料金にサービス料が含まれているので不要です。 基本的にチップの習慣はありません。 ■台湾 大抵のホテルやレストランでは、料金にサービス料が含まれているので 不要です。ポーターに対しては、荷物1個につき20ニュー台湾ドル。 特別なサービスに対しては任意に渡してください。 ■オーストラリア 原則として不要。特別に何かを依頼した場合は、 料金の10%を目安に渡してください。 ■ニュージーランド ・不要です。 ジャンル別一覧
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