Ｓｅｈａｔ　ruang　（セハ　ルアン）　　

『ラースと、その彼女』を観てきました。


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ラース（ライアン・ゴズリング）は、街のみんなに愛されるやさしくて純粋な男性。
ところが信じられないほどのシャイな性格で、若い女性とはまともなコミュニケーションが
とれないでいた。

ずっと彼女ができないでいるラースは、隣に住む兄夫妻の心配の種だった。
そんな矢先、めずらしく自ら訪ねてきたラースから「彼女を紹介したい」と聞き
大喜びの兄夫妻…がそれもつかの間、ラースから紹介されたのはなんと
リアルドールのビアンカだった。

彼女がどこから来て、何をしていたか、何が好きか、どんな人か………
うれしそうに紹介するラースに、パニくる兄夫妻。

相談したダグマー・バーマン医師に
「周りの人たちが、ラースの世界を受け入れてあげること……」と
そのアドバイスを受け、兄夫妻は街のみんなに説明に回る

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今までにないストーリーなのに、現代だからこそありそ～～と思えるような
リアルドールならぬ、リアルストーリー


ラースの様子を話して回る兄夫妻に、嫌な表情を見せる街の人々。
そんな人々に、ラースのやさしさを知る街のおばあちゃんは言った
「なんでもないことよ、あなたはネコに服着せてる、あんたの女房は盗癖がある…
それに比べたら、ラースは誰にも迷惑かけてない」と。


ん～、泣かせるね～。言葉に重みがあるよ～、うん←おじいちゃん、おばあちゃんに弱い私。


最初は戸惑っていた周りの人々が、次第にラースとビアンカを受け入れていく様子が
なんだかとってもあったかいです


ラースはビアンカによって、人として、男としてのいろいろなことを学んでいくんですね。
愛すること、思いやること、人の中にはいっていくこと、そして嫉妬も。


私も妄想することは大好きで、妄想してる時間はと～ても幸せですが（笑）
ラースも自覚していない妄想の中で、本当に幸せなんだなぁ～って
見守ってあげたい気持ちになりました。



お薦めの映画です…特に最近ちょっとお疲れ気味の方に。
疲れた時、ちょっと妄想の世界に入って、自己中な幸せワールドに浸るのもいいかも？



……でも、ちゃんと現実の世界に戻ってきてね～