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ちゃと屋の本棚

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2008年05月07日
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カテゴリ:☆本の感想
重力ピエロ読了しましたスマイル
    


【内容情報】(「BOOK」データベースより)

兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは―。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。


兄弟2人と癌に侵された父親の物語。

兄弟2人の会話にネアンデルタール人やら遺伝子やらガンジーやら『山椒魚』やら
幅広い分野の内容が出てきていて
今風な会話のテンポながら、嫌味じゃない賢さが出てて
読んでいて心地よかったウィンク
書いてる人も勉強熱心なんだろうなぁ、とか思えた

お兄さんの泉水はなかなか長男っぽいのんびりさがある
その一方で弟の春は冷静な外見ではあるが内に暗い熱を持った人物
泉水が何をやってもいま1歩弟に遅れてしまっているのがGOODグッド
そこがなんとなく長男っぽいうっしっし
弟には外見もかなわない、御守代わりにされてる、などなど
最後まで弟に振り回されてて。

そんなお兄さんも自分でやろうとしたことがあったんだけど
やっぱりそれも弟に先を越されてしまう

「弟にはかなわない」感がありながらも
弟は兄を頼りにしていて兄弟愛みたいなのが感じられた
こんなに仲良い兄弟っているの??って感じだった

話としては決して明るい話じゃないし、むしろ重い感じのストーリーなんだけど
読んでてそんなに重い気分にならないのが不思議。
兄弟の会話とか最強ストーカーとか、お母さんとのほのぼのな昔話なんかが出てくるからかな

個人的にはラッシュライフにも出てきた黒澤さん。あのキャラがなんかかっこよくて大好きですハート(手書き)

オーデュボンの祈りとかラッシュライフとか関連が出てくるのでそちらを読んでからの方が楽しめるかも

     

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Last updated  2008年05月07日 07時39分32秒
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