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カテゴリ:☆本の感想
これまた以前から読んでみたかった荻原浩さんの押入れのちよ読みました
←文庫も出ました^^ 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 失業中サラリーマンの恵太が引っ越した先は、家賃3万3千円の超お得な格安アパート。しかし一日目の夜玄関脇の押入れから「出て」きたのは、自称明治39年生れの14歳、推定身長130cm後半の、かわいらしい女の子だった(表題作「押入れのちよ」)。ままならない世の中で、必死に生きざるをえない人間(と幽霊)の可笑しみや哀しみを見事に描いた、全9夜からなる傑作短編集。 どれも幽霊ものというわけではなく、日常に潜むホラーを集めた短編集 お母さまのロシアのスープ 第二次大戦後にロシアから中国に逃れた母と双子の娘。生活はどんどん苦しくなっていって・・・ コール 大学時代の男2人女1人のサークルの友人関係。2人とも彼女を好きになってしまう。彼女と結婚できたのは? 老猫 唯一の身内の叔父が亡くなった。叔父が残したのは広い1軒家と三毛の老猫。遺産を受けたぼくは家族を連れて一軒家に引っ越したが。 殺意のレシピ 離婚直前の夫が穏便に妻と別れる方法を画策して実行に移すのだが、思わぬ結末が。 介護の鬼 舅の介護を全て1人で行っている嫁の楽しみは、、、、 予期せぬ訪問者 うっかり愛人を殺してしまった男の下に清掃のセールスが訪れた 木下闇 ずっと昔に親戚の旧家で遊んでいて行方不明になった妹。そこには一本の大木があった、、、 しんちゃんの自転車 しんちゃんは大きな自転車で病弱な私をいつも迎えに来てくれた。その日は深夜に迎えに来たしんちゃんだったが。。 表題作の「押入れのちよ」は省きました 9作品もあるんですがどれもちょっとずつ色が違っていて飽きなかったですよ この中では「押入れのちよ」と「しんちゃんの自転車」が好きかな 子供が題材になってるからちょっとほのぼのしてる でもちょっと哀しいお話です 他の作品は背筋がぞ~っとするものが多いですね。 夏向けかも 短編集なのでちょこっと和風ホラーが読みたいわ(でもあんまりコワくないやつ)、 と思ったときにはオススメ にほんブログ村 参加してま~す お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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