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ファイヤー事件

ファイヤー事件


あれはある日、近くの街からの帰りだった。

夕方で、でも日は高かった。

周りは、左手が途中まで住宅街、右手は牧草地。

街頭は途中までしかなく、夜になると真っ暗になる。

私は颯爽と、右側を歩いていた。

遠くでは、サイレンが鳴り響いていた。

住宅街が終わりを告げた頃、

私を呼ぶ声が聞こえる。

二人組のおじさんが私に

「こっちにおいで」と左側のほうから

呼んでいる。

恐い。

そう思って、無視をして、前だけをみて歩く。

それでも、二人組は、私を呼ぶ。

何か言い始めた。

「バムバム」って言っている。

えっと、英語で何って言うんだっけ?

頭に英語を思い浮かべてみる。

バムはBOMB・・・・・

は!爆発!?

走って彼らの元に行く。

そう私が歩いていた側で

道路べりの牧草地で

車が炎上していたのです!!

木の陰で見えなかったのよね。

そうこうしている間に

消防車がやってきた。

そうです。

あのサイレンは、その車の火災を消すために

きた消防車のサイレンでした(笑)

よかった~。

早めに気付いて。



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