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ずぼら日記

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あんびゃお・おうびゃお

息子は、高機能自閉症の典型的な個性のひとつとして、「造語」をよくします。
「わからない」とか「何?」と聞く代わりに、適当なことばを作ってしまう、というのは、たしかに「コミニュケーションの障害」の範疇になるのでしょうが、息子が作ったことばの中で、親の目にも「傑作」だと思うのがあるので、紹介したいと思います。

あんびゃお・おうびゃお
というのが、それです。
バリエーションとして、
あんだお・おうだお
というのもあります。

前者が英語の「something」に
後者が同じく「someone」に対応します。

使用例
親:「今日の給食なに食べたの?」
息子:「あんびゃお・おうびゃお」
(訳:どんな名前の食べ物かわからないけど、何か食べた)

親:「このおもちゃ、ちらかしたのだれ?」
息子:「あんだお・おうだお君だよ」
(訳:本当は自分がやったんだけど、片付けるのがいやなので
自分がやったとは認めたくない)

使うシチュエーションは、本当にそのものの名前がわからなっかり
わかっていてもそうと答えたくなかったり、いろいろですが、
上に書いた英語の対応がぴったりくる造語です。

日本語だとぴったりすることばがないので
「何か」とか「誰か」という
言い方になってしまいますよね。

あんまり、見事な造語なので、親も真似して使うようになってしまいました・・・




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