カテゴリ:おうちのマメ知識
予告通り、 耐震等級 のお話を。。。 「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に基づいて制定された、住宅性能表示制度の9つの評価項目のうち、構造の安定性を現す指標の一つです。 (その他の評価項目は、コチラをご参照ください) 耐震等級は、以下のように1~3等級で現されます。 住宅性能表示制度における耐震等級の目安 (住まいの水先案内人さん のサイトから引用)
性能表示制度の利用は任意ですが、一戸建てをハウスメーカーで建てる場合、耐震等級2又は3相当の強度を持つように設計されるのが普通なんだそうです。 ただし、建物の形(平面形状のバランス(偏心率)、立面形状のバランス(剛性率)など)や、仕上げ材の種類など、多数の影響因子があるため、耐震等級を正確に算出するためには、構造計算が必要とのこと。 (20万円くらいかかるとか。。。) ちなみに、、、 問題になっているマンションの耐震強度偽装問題は、建築基準法(≒耐震等級1)に満たないレベルということなので、現在新築されている一戸建てに比べて、いかに低い耐震性かということがわかります。 (一戸建てとマンションでは、基準が違うところがあるかもしれません。。。) また、耐震等級というキーワードは、地震保険を検討するときにも出てきます。 地震保険では、保険の目的である建物が平成13年5月30日以降に新築されておいれば、少なくとも耐震等級1を満たしているはずなので、新築割引が適用されます。 耐震等級2または3を満たしていれば、さらに割引額が大きくなりますので、性能表示制度を利用していらっしゃる方は、地震保険の契約時に忘れずに申告してくださいね~。 ◆耐震等級の関連サイトはコチラ♪ 住まいの水先案内人 性能表示制度の解説 耐震性 本気で家を建てる人のためのホームページ 家の耐震性を決めよう ◆火災保険・地震保険の関連日記はコチラ♪ 【こぼれ話】火災保険・地震保険 【こぼれ話】火災保険と明記物件 【こぼれ話】10年超の火災保険は廃止の見通し 【こぼれ話】耐震・制震・免震の違い 【こぼれ話】住宅性能保証制度と住宅性能表示制度の違い 【こぼれ話】耐震等級 ・・・この記事です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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