テーマ:家を建てたい!(9806)
カテゴリ:入居編 屋内・インテリア・設備
ざっくさんとtotoroppoさんのところで、オール電化の安全性についての話題が出ていたので、便乗します。(笑) まず、オール電化住宅の定義ですが、家庭で使うエネルギー(調理設備や冷暖房、給湯などの熱源)をすべて電気でまかなっている住宅、ということになります。 通常、冷暖房は電気(エアコンなど)で行うことが一般的なので、特に調理と給湯を電気で行う場合を指しますよね。 今回は、IHによる調理について安全・安心の観点から考えてみたいと思います。 東京電力がオール電化ユーザーにオール電化にした理由をアンケート(←東京電力HPへリンク)したところ、‘安全・清潔・快適なイメージ’が上位回答に入ったそうです。 * 火事の心配が少ないなど、安全なイメージがあるから (75.6%) * 室内の空気が汚れないなど、清潔・快適なイメージがあるから (38.7%) おそらく火(燃焼)を使わずに調理できるIHのことを指していると思われますが、本当でしょうか? 確かに、室内に裸火がないので、やけどや火災、燃焼により室内の空気が汚れる(酸素が減って二酸化炭素・一酸化炭素etcが増える)心配が少ない、とは言えるかと思います。 実際、オール電化住宅は火災の危険性が低いということで、AIUなど火災保険料を割り引いて設定している損保会社もあります。 関連日記 ⇒ 【マメ知識】火災保険・地震保険 ちなみに我が家はAIUで、オール電化割引と省令準耐火構造割引が適用されています ただこれはあくまで‘心配が少ない、安心感が高い’だけであって、誤った使い方をすればIHであっても火災ややけどを起こす可能性はあります。 IHを使った調理中に換気をしないことで、直接人体に危険性が及ぶかどうかは分かりませんが、調理に伴い水蒸気や油煙が発生するので、いずれにせよ換気は必要ですし。 そういえば、IHの使用感レポしてませんでしたね。 すっかり忘れてました。 またそのうち。。。 ^^; なお、IHの安全性については、国民生活センターが行った検証が公表されているので、ぜひそちらをご参照ください。 リンク先は発表資料の要旨ですが、全文(PDFファイル)をご覧になることをオススメします。 ^^ 関連サイト ⇒ IHクッキングヒーターの安全性と加熱性能 2006年5月10日:公表 IHクッキングヒーターの安全性 2003年7月4日:公表 こういうネタを話し出すと長くなるので、一旦ここで切って残りの話(IHの電磁波、停電の影響etc)は後日にしますが・・・ オール電化については、‘安全・清潔・快適・エコetcなイメージ’が先行しすぎているような気がします。 CMの影響が強いんでしょうね。 (あくまでけもやの私見です) 関連日記 ⇒ 【入居編】オール電化の給湯代を検証 別に、電力会社にケンカを売ろうって訳じゃありませんよ(笑)。 ◆光熱費・冷暖房設備・給湯設備の関連日記はコチラ♪ けもやのおうち・目次 ⇒ 4. 入居レポート ⇒ 【光熱費】 ⇒ 5. 屋内・インテリア・設備 ⇒ 【冷暖房・空調設備】 【給湯設備】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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