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まさみのおすすめ北海道

まさみのおすすめ北海道

北海道の不思議

◆関東地方生まれの私には、北海道にはなぞがいっぱいです。◆
北海道の驚きの文化をご紹介します

<北海道のあじさい>
私は子供の頃鎌倉に住んでたことがあります。鎌倉でも、あじさい寺として有名な明月院のある山の上に住んでました。だから、今の梅雨の時期になるとあじさいを思い出します。
鎌倉のあじさいは本当に色鮮やかできれいでした。
ところが、北海道のあじさいは全然きれいじゃないのです。
色が薄くてなんだか枯れ木みたいだし。
秋になっても咲いてるし。
これは湿度と関係があるらしいです。
あじさいは湿度の高いところの方がきれいに咲くそうです。そういえば、鎌倉は本当にじめじめしていて住むには大変なこともある場所でした。
それに引き換え札幌はとても乾燥してます。なにしろ昨日封を切ったポテチを翌日食べても平気なんだから。
そんなわけで、北海道のあじさいは見れたもんじゃありません。

<北海道神宮祭は会社が休み>
6月初めによさこい祭りがあり、その翌週あたりは北海道神宮祭というのがあります。
北海道の全ての神社の中心になっている北海道神宮のお祭りです。
かなり盛大で、町の中心部を昔風の装束をつけた人たちやおみこしが練り歩きます。
この時は地元の企業ではお休みになる会社があるそうです。
北海道神宮祭こそ、札幌っ子の祭り、と言い切る人もいます。
最近では、YOSAKOIのほうがそうなりつつありそうな感じもしますけど。

<北海道の運動会は6月>
関東生まれの私は、運動会は秋、と思ってました。
大体体育の日あたりにやる、というのが普通です。
でも、北海道のでは10月ではもう寒くて外で運動会なんかできないので、気候の良い6月にやるそうです。
そして、一家総出で応援に来るらしいのです。同居家族だけでなく、地方に住んでるじいちゃんばあちゃんも見に来ることがある、というからびっくりです。
今が少子高齢化社会だから、どこの地方もそうなのでしょうか?私が子供の頃は両親が来るのはまあ、当然として、祖父母は来てないですね。
もしかしたら、今の時代は北海道でなくてもそうなのかもしれませんが・・・。

<北海道の結婚式は会費制>
6月といえばジューンプライド、結婚式が盛んです。北海道は梅雨がないし6月は1年のうちでもっともいい季節なので、挙式にはちょうど良いと思います。
北海道の結婚式は会費制です。最近の相場は1人12000円くらいでしょうか。親戚などは、この会費のほかに少しお祝いを包んだりするそうですが、友人知人などは会費のみです。
会費を沢山集めるためなのか、よく知らない人の結婚式に呼ばれることがあります。
年をとって偉くなってくると、そういうこともあるかもしれませんが、まだそんな年でもないのに、取引先の人の結婚式なんかに呼ばれることがあります。
会費制だと、呼べば呼ぶほど黒字になるので、黒字になった分で新婚旅行に行くカップルもいるとか?
驚いたのは引き出物です。
東京あたりだと大体3000円~5000円程度のものをもらえるのが普通ですが、札幌の場合は1000円くらいです。
初めて札幌で結婚式に出た時に、コーヒーメーカーについているガラスのポットみたいなヤツを1個もらい、すごい衝撃を受けました。
それとか、チョコレートの詰め合わせ、とか1000円分のコーラ券とか・・。
慣れてきたら「そういうもんなんだ」と思うのですが、最初はびっくりして口も聞けないほどでした。
まあ、1万円くらいの会費で、会場も料理も、新郎新婦の貸衣装も、場合によっては新婚旅行代まで入っているのだから、当たり前ですね。
料理も、ひどかったです。いなりずしとか並んでいましたから。

<梅雨はないのでスッキリ>
北海道に梅雨がないことは有名です。本当に、あのジメジメがないのです。
梅雨だけでなく、とにかくカラッとしています。
前日に開封したポテトチップがカリカリしていて十分食べられるのは驚きでした。
関東にいた頃なんか、お皿に出している間にしけてしまうことがあったので。
でも、北海道にはひそかに「えぞ梅雨」というのがあって、梅雨前線が中途半端に北上してきて、7月中下旬、東京が梅雨明けした頃に少し雨の多い時期があります。
ジメジメはないので、マシですけど。

<北海道の花粉症>
北海道は、スギ花粉は殆ど飛んでこないようです。函館あたりは少しは影響があるみたいですが、札幌はスギ花粉とは無関係です。
でも、6月くらいの時期にやはり花粉症で悩まされる人たちがいます。
代表的なもので、白樺、ニセアカシアなどが原因みたいです。(そのほかにもいろいろあると思いますが)
東京などが花粉がとっくに終わった、札幌の新緑の頃、こっちはこっちで花粉の季節となるのです。

<花見はジンギスカンで>
関東地方に住んでいたころ。花見の時は弁当というか、普通につまみとビールでした。
北海道は花見の時にジンギスカンをするのです。
ジンギスカンをするといってもぴんと来ないかもしれませんが、バーベキューをする、と思ってください。
炭をくべて火を炊いて、その上でジンギスカンの肉をジュージュー焼くのです。
だから、花見会場ではそここから煙が立ち上り、香ばしい肉の焼ける臭いがたちこめます。
ジンギスカンは羊の肉なので、臭いがまた独特なのです。
北海道は、いつでもどこでもジンギスカンです。
キャンプ場で、というのは普通に納得できるのですが
花見、運動会、海水浴(浜辺でジンギスカン)
とにかくジンギスカンが大好きです。
このジンギスカン、最近では東京方面でジンギスカンの店が増えているとか。ヘルシーな食べ物として進出しつつあるそうです。

<冬靴と夏靴>
北海道にはいろいろな物に冬用と夏用という2バージョンを用意しなければなりません。例えば、靴。見た目、とかではなく、問題は底です。 冬、とか夏とかいう区別は温度が低いではなく、雪が積もった状態用とそうでない時期用ということです。 夏底は普通に東京とかで履いてるのと同じ靴。そして冬靴は雪や凍った路面を歩いても滑りにくくなっているものを言います。見た目は同じパンプスでも、冬靴は滑りにくいのです。夏靴の底だけ加工して冬でも履けるようにしてくれるサービスも靴屋さんでやってます。

<もうすぐ節分~節分の豆は殻つき落花生>
北海道では節分に大豆を蒔く人より落花生を蒔く人が多いようです。
節分近くに豆を買いに行っても近くのスーパーにあまり売っていません。
落花生やおつまみの味つきの豆の小袋に鬼の面がおまけにつけられたりしています。
落花生なら、蒔いた後むけば食べられるから、だそうです。
節分は大豆、と思っていた私にはものすごいカルチャーショックでした。
仕入れる数が少ないようなので、1月中の店に豆が置かれ始めた頃なら買うことができるので、見つけたらすぐに買うことにしています。



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