千茶庵の日日草

12月13日は千茶庵の誕生日だった。

くすしくも、中国南京攻略の日でもあった。
しかも70周年の日だ。
紫金草合唱団の友人は南京で歌っただろう。
私は仕事でいけなかったが

1937年7月の盧溝橋事件から全面戦争が始まり12月13日には南京まで南下し戦時国際法に違反するさまざまな違法行為を行なった。
　捕虜、投降兵、敗残兵の虐殺。これはあきらかにハーグ陸戦条約に違反している。

　婦女のレイプ、財産の略奪、放火、一般市民の拉致・殺害。

　東京裁判で松井石根（中支那方面軍司令官）、広田弘毅（外相）の二人が南京事件を阻止すべき責任がとめられなかった不作為の責任を問われ死刑になった。

　その判決をサンフランシスコ平和条約第11条で受けいれた。

　にもかかわらず「南京事件はなかった。でっちあげだ」という危険な動きがある。

　しかし加害の歴史を認めてこそ日本は世界に認められる。明日を切り開く第一歩になる。