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カテゴリ:愛読書
ドラマはたくさん観ていますが野島伸司さんの小説を読んだのは初めてでした。 ドラマでいうと「世紀末の詩」のようなちょっと切ない大人のファンタジーです。 読んだあととても優しい気持ちになれます。 物語の主人公は偶然マンガ喫茶で出会った女の子に恋をする。 彼女は遠距離の彼がいる。。。と断るが実はその彼は3年前に 彼女に逢いに来る途中命を落としていた。 主人公の祖母の店に謎の青年が雇われ 何故か主人公の恋に興味津々で応援しようとする。 しかし想い出の彼を想い出に出来ない彼女。 恋人にはなれなくても友達としてそばにいようと決意する主人公。 そんな矢先彼女のバッグから偶然事故死した彼の写真を見るのだが。。。。 主人公の言葉がとても印象に残りました。 「恋人は、やがて消えても、君の幸せを望んでいる。 本当に好きだったなら、誰よりも相手の幸福を喜んでくれる。」 こんな風に誰かに愛された人は幸せだ。 でもこんな風に人を愛せる人はもっと幸せだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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