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カテゴリ:愛読書
推定少女 45.推定少女 とある事情から逃亡者となった“ぼく”こと巣篭カナは、逃げ込んだダストシュートの中で全裸の美少女・白雪を発見する。黒く大きな銃を持ち、記憶喪失を自称する白雪と、疑いつつも彼女に惹かれるカナ。2人は街を抜け出し、東京・秋葉原を目指すが… 初期の作品ですので若々しい荒さはありますが、少女を描かせると本当に 上手いですよね~、桜庭さん。 読んでるとあっという間に自分も15歳になっちゃうんだよなあ・・・。 訳のわからない不安とか、大人になりたくない気持ちとか つい昨日のことのように蘇ってきます。 話自体はSFのような展開で好みの話ではないのだけれど 少年少女の繊細さが上手く描かれているので飽きずに読むことが出来ました。 このお話、3つのエンディングが用意されています。 私は3番目の「安全装置」ってエンディングが好みでした。 これも大人になって読んだからかもしれないけど・・・・。 きっと中学生の頃に読んだらもっともっと惹きつけられたんだろうなと思います。 そして高野和明さんの解説が良かったです(*^_^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月07日 14時06分28秒
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