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カテゴリ:愛読書
魚神 67.魚神 生ぬるい水に囲まれた孤島。ここにはかつて、政府によって造られた一大遊廓があった。捨て子の姉弟、白亜とスケキヨ。白亜は廓に売られ、スケキヨは薬売りとして暗躍している。美貌の姉弟のたましいは、惹きあい、そして避けあう。ふたりが再び寄り添うとき、島にも変化が…。 新人の作家さんとは思えない、筆力を感じましたよ~。 今後の作品が気になります。 どこかにありそうな不思議な島の美しすぎる姉弟、白亜とスケキヨ。 二人は惹かれ合いながら、お互いを遠ざける道を選んで運命に翻弄される。 妖艶で独創的でくらくらするほど幻想的な世界観。 二人に翻弄される周りの人々に人間臭さを感じます。 特に蓮沼は素敵。 感覚で味わう作品なので評価は分れるかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月09日 13時51分56秒
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