久いち（台東区　浅草）

久いち

この寿司屋の主人は、あの名店「久兵衛」で18年も修行されていた方...
一番の最寄り駅は新しくできた筑波エクスプレス浅草駅です。
浅草ビューホテルを通り過ぎて言問通りを浅草寺方向
（上野と反対方向）向かうと大学いもで有名な“千葉屋”を
左折して筋を二つ目で「久いち」に到着です。

久いち

浅草のような寿司激戦区に乗り込んできた気合いを感じる表玄関
回りにある昔からの寿司屋スタイルと違う。

カウンターは広めの一枚板でお醤油がこぼれても染みこんでいか
ないように牛乳で磨き込んであるらしい。
目の前にネタケースもなく、天井も高～い。
このこだわりの様子を見ると老舗久兵衛の血を継いでいるのが
理解できる。

そして板前兼ご主人の威知郎さんの対応がまさに老舗教育を受けた
という感じで、受け答えがとてもハキハキとして気持ちが良い。
もちろん18年も久兵衛で磨いてきた腕も確かで手のかかった江戸前
のつまみと寿司が次々とでてくる。

美しいお寿司です～ヽ(^0^)ﾉ

穴子

久兵衛でなければ食べられない穴子のお味をこんなに手軽に食べることが
できます。
口に入れるとかりっとした表面に中身は溶けるような感触。
このホロホロと崩れる感じの上品な穴子の味!!

＃あーなーごー!!(T_T)←ちび子心の叫び（泣）

※トロもかりっと表面を焼いてくれた“あぶり”が素晴らしい！

他にもたくさん出てきたが、実は感動したのが巻物。
単純に見えるけど、この巻物が実に美しくて、美味しい。
キュウリも小さいものを綺麗に斜め切りにして、かんぴょうも
しっかり味付けてある。

かんぴょう、きゅうり、マグロ、梅しそ

最後に口直しででたデザートのぜんざいがうまーい(T_T)
このぜんざいは、老舗の甘味処からわざわざ作り手がきているのだ
そうです。
ホントに最後まで手抜きなしですね。

白玉がぷにゅぷにゅであんこは上品な甘さのぜんざい

全体的にまだ未完成な感じはしますが、これはあくまでも江戸前の素晴らしい
お寿司屋さんと比べてのお話しです。
いつの日か「よこ田」のてんぷらのように完成型を目指してもらいたいし、
きっとそれが可能なお店だと思いました。

さらに驚いたのは、ご馳走して貰って失礼とは思いつつ今日のお値段を
聞いてみると、びっくり！
絶対に一人１万円は超えていると思っていたら、なんと！6,000円台だ
そうです。

＃きゃー、久兵衛の1/3も払ってないじょー！

恐るべし、久いち！を見てしまった。

ということで...
新鮮なネタがガツガツ食べたいときには、「金寿司」
江戸前の老舗の味を楽しみたかったら「久いち」

ちび子の結論でした。

〒111-0032
東京都台東区浅草3-18-8
鮨　久いち
TEL:03-3874-2921

要予約です！

ちび子の旨いものパラダイス

久いち（台東区 浅草）

久いち（台東区　浅草）