知味観(杭州)

半世紀近い歴史を誇る国営の杭州小咆専門の料理店が西湖のほとりに
新店舗をオープンしたとフィガロジャポンに紹介されていた。

写真を見る限り、とても美しいお料理だったので熱波の中を探しにいく

ホントに探すのが大変でした。
ついでに中に入るとシステムがよく分からない！
一階はお持ち帰り用なのか、庶民向け中華円形テーブルを
相席で囲むスタイルの食堂（？）になっているみたい。

肩と首をすくめながら、「何言っているのかわかりませーん」と
やっていると、二階のレストランらしきところに連れて行かれる。
さらにメニューが全て漢字で、写真無し。これが一番困る～～～。
仕方がないので、FIGAROに載っていた写真を指さして全部頼んでみた。

　　　　　　　紅豆腐

　　　　　　　　　　　　　　　　フニュウシェンツァイ

感動したのは、炒めた青菜の赤い腐乳ソースがけ。

　　　　　　　　さかなのお団子

　　　　　　　　　　　　　　　　　金牌鯖丸（ジンパイユゥチンワン）

西湖で捕れる魚のミンチをふわふわお団子をセロリと金華ハム川
エビと炒めたもの。
要するに魚のつみれ。臭みはなく、餅のような感じ。すりつぶすのに相当の
時間をかけたと思われるきめ細かな味。

　　　　　　　　　　デザート

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西湖雪媚娘

中国に伝わる昔話をモデルにしたというスイーツ。
中にはマンゴーと中クリーム、外は薄いもち米の皮でできている。
雪見だいふくちっくなお団子は１個４元

あとでガイドをよく見ると、５０００元から１００００元くらいの料理
を食べれば貸切にできるコテージを貸し切ることもできたらしい。
さすがに二人ではムリね。
この店の小咆は、原料は全て杭州のものを使っているらしい。
味は他の地方にくらべ薄味ですが、量は少なめで日本人には嬉しい。
値段は若干高めですがサービスは最高にいいと思いました。
といっても、平均予算1人100元だけどね。

こうして、さっきの２時間放浪の恨みも忘れて、ありがとー！FIGARO
と心から感謝して夕食を終えました。

知味観（ジウェイグァン）
杭州楊公堤10-12
Tel:0571-8798-7657
営業時間：9:30-21:00
年中無休