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テーマ:お勧めの本(7220)
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前回のアニメを見てこのお話を思い出しました。 皆さんご存知でしょうが ごんぎつねで有名な新美南吉の作品です。 間違ってちっこい狐の手を 出してしまうところがかわいいです。 最後、なんか残るお話です。 あらすじ はじめて雪を見た子狐。 雪の上をかけまわって遊ぶ子狐。 間もなく母のいる洞穴へ帰って来た子狐は、 「お母ちゃん、お手々が冷たい、 お手々がちんちんする」 と言って、濡れて牡丹色になった両手を 母さん狐の前にさしだしました。 母さん狐は、その手に、は―っと息をふっかけて、 暖かい母の手でやんわり包んでやりながら 「もうすぐ暖かくなるよ、 雪をさわると、すぐ暖くなるもんだよ」 といいましたが、 かわいい坊やの手に 霜焼けができてはかわいそうだから、 夜になったら、町まで行って、 ぼうやのお手々にあうような 毛糸の手袋を買ってやろうと思いました。 町の灯を見た時、母さん狐は、 昔友達が家鴨をぬすもうとして 一緒にお百姓に追いかけられたことを 思い出しました。 「母ちゃん何してんの、早く行こうよ」と 子供の狐がお腹の下から言うのでしたが、 母さん狐はどうしても足がすすまないのでした。 そこで、しかたがないので、 子狐の片方の手を人間の手にして、 坊やだけひとりで 町まで行かせることにしました。 そして子狐に、町の帽子屋へ行って 戸を少しだけ開けたら、 人間の方の手を出して「手袋をください」 と言うように、と教えた。 ところが子狐は、 戸を開けた拍子に差し込んだ光がまぶしくて、 つい狐の方の手を出して、 「手袋をください」と言ってしまった。 帽子屋さんはおやおやと思いましたが、 白銅貨をたしかめて 毛糸の手袋を持たせてくれました。 帰り道、窓の下で 人間の親子の子守歌や会話を聞いた子狐は 母親がこいしくなり急いで帰りました。 子狐が「人間てちっともこわくないや」 と言いうのを聞き、母狐は、 「本当に人間はいいものかしら。 本当に人間はいいものかしら」とつぶやくのでした。 動画はこの画像と異なります。(画像クリックで動画が始まります) 本当にすてねこって、いいものかしら? うむ(*`ω´)y━~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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