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世界平和とお金のない世界 知恵の輪

世界平和とお金のない世界 知恵の輪

近未来テレビ番組「地球一家」

     近未来テレビ番組「地球一家」(1)


今までいろんなテレビ局に番組の中で

「お金のない社会」を話題にするよう提案してきました。

まったく採用されないので架空の番組を作ってみます。(笑)

番組の題名は「地球一家」です。



「こんにちは、今日から始まる『地球一家』の番組です。
これからの地球人の生き方を考える番組です。
スタジオには自由に参加できるシステムなので、
多くの方に多彩な意見をどしどし出して頂きたいと願っています」


「ところで『地球一家』という題名はどう言うことですか?」


「宇宙から見ると地球は小さなお家なんです。
地球は自給自足できるように自然があり資源もそろっています。
それなのに
飢餓や貧困や戦争や領土の奪い合い資源の奪い合いが絶えません
小さな地球でこんなことがいつまでも続いてはいけないからです」


「家族だったらこんな悲惨なことはやりませんからね(納得)」



「じつは、これからの話題は『お金のない社会』です。
お金のない社会は多くの人たちから提案が出されていましたが
利益を追求する会社から見ると取り上げて欲しくない提案でした」


「それでも取り上げる理由は何ですか?」


「今までは人々の生活にお金は不可欠でした。お金を求め
人々は楽しいこともあったけど苦しいことがあまりにも多く
今の社会問題はお金を起因とすることが多いのです」


「なるほどね、それでお金を無くすことで解決できると」



「そうです、結果的には多くの問題は解決するのですが
お金のない社会へ移行するための問題を解決しなければなりません」


「たしかにお金のない社会は理想社会と言えるかもしれないけど
みんなが理想と思ってくれないかもしれないしね」


「生き方・考え方まで変えなきゃいけないんでしょ?」


「価値観も変わるんじゃないの?」


「現実を変えるなんて不可能に近いと思う人もいるんじゃないの?」



「いくら『今』が良くないからと言っても
『今』を変えるのは勇気が要りますからね」


「どんな勇気が要るんだろう?(笑)」


「未来のために勇気を持って意見交換ができたら良いですね」




     近未来テレビ番組「地球一家」(2)


      <未来のために今を変える勇気>


「『自分が変われば世界は変わる』って
みなさんも聞いたことがあると思うけど・・・
どのように変われば良いのか、ご意見をどうぞ」

「今の生き方や考え方を変えなきゃいけないって、
そう思いますけど、ほかの人はどうですか?」

「生き方や考え方はどのように決めたんだろう?」

「生まれた時はまだ決まってないよね(笑)」



「幼少期のときは親の真似をしたくなるよね。
それと
親のお手伝いをしたくなる♪」

「あれって、奉仕の心じゃないの?」

「まさか、ただ親が喜ぶ顔を見たいんじゃないの?」

「それが奉仕の心だと思うけどな」



「その頃から人間社会の決まりごとを教えるよね」

「そうそう、お店のものを勝手に取ってはいけない、
欲しいものは何でもお金を払わないといけないとかね」

「物々交換のシステムを教えるってことね(笑)」

「大切なことだけど何だかイヤな言葉ね(笑)」

「お金を得るための練習だって教えるよ(笑)」

「どんなこと?」



「お手伝いをしてくれたらお駄賃をあげるの」

「働いたら報酬をいただく練習になるよ」

「これって、見返りが無いと何もしないってことよ」

「幼少のとき親の喜ぶ顔を見たいだけで
お手伝いをしていた心を踏みにじるみたいじゃないか」

「それがお金の要る社会のシステムなんだからね」



「今を変えると言う生き方や考え方は
見返りを求めることをやめようってことなのかな?」

「そうだね、幼少の頃の生き方のほうが良いってこと」

「おいおい、大人が赤ちゃんと同じ考え方になるの?(笑)」

「そのほうが本来の人間の生き方かもしれないよ(笑)」

「赤ちゃんより優れた大人が簡単に変われるかしら(笑)」



「この世界は大人が作ってきたものだよ
本当に素晴らしい世界だったら
子供たちは早く大人になりたいと思うよ」

「大人になりたくないと思う子供たちは多いよ(涙)」

「お金を稼ぐために働くことがイヤなんだろうね」

「自分がやりたいことで社会のために何かをしたい。
お金を稼がなくてもそれができる社会を願っているんだよね」

「大人だってそれを願っている人は多いよ」

「だったら『今を変える』って気持ちにはなれるよ(笑)」




     近未来テレビ番組「地球一家」(3)


     <執着を取るって?>


「未来のために生き方や考え方を変える話をしたけど
心の中に染み込んでしまったものはなかなか変えられないね(笑)」

「その中でも執着って誰もがあるんじゃないですか?」

「お金のない社会への不安があるのもその執着かな?(笑)」



「お金の要る社会ではどんな執着があるんだろう?」

「今の生活が保証されなくなるってことかな?」

「それは不安材料じゃないでしょう」

「お金のない社会ではすべてが無料なんだから」



「じゃあ財産かな?」

「財産と言えばお金とか不動産とか貴金属とかあるんじゃないの?」

「努力して貯めたお金はまったく価値なんて無くなるよね(笑)」

「努力の結晶が水の泡ってこと?」

「心の葛藤だね(笑)」



「考えてみれば過去にいっぱいあったよね」

「何が?」

「時代の変革で価値観が変わるってこと」

「それに比べればお金のない社会へ変わるほうが良いかもしれないよ」



「ほかにどんな執着があるんだろう?」

「それは所有に対する執着だろうね」

「たしかに物に対する執着はあるよ」

「この世の中はお金と物の社会と言われるくらいだからね」

「自分の物はいつまでも自分の物で誰にも奪われたくないってことね」



「それを保証するのが『所有権』ってのがあるんだよ」

「この所有権って必要なの?」

「僕は所有権なんて無いほうが良いと思うよ」

「山が荒れ放題だし、農地も荒れ放題だし、空き家もいっぱいあるし
近所迷惑のゴミ屋敷もあるし、大切に使われていないよ」

「そうね、所有者は管理義務を果たす必要はあるんじゃないの?」

「管理できないんなら所有権を放棄するべきよね」

「自分の財産をいつまでも自分の物にしておきたいと言う執着があるね」



「自分が使っている間は自分以外は使ってはいけないという保証があればね」

「それは簡単よ、使用権(占有権)というのがあれば良いんだから」

「使用権って?」

「所有者ではなく使用者が占有できる権利よ」

「使う人が独占できるってことね」

「その代わり、管理できなくなったり使うことを放棄したら公のものになる。
そして、ほかに使いたい人がいればその人に使ってもらうってことね」



「お金のない社会って、なんだか合理性を感じるね(笑)」

「だって、利益を追求しないから自然らしい生き方が出来るんじゃないの?」

「なんだか、執着って邪魔に感じるようになって来たよ(笑)」




     近未来テレビ番組「地球一家」(4)


        <新旧交替>


「お金の要る社会からお金のない社会へ移行するために
いろんな問題があると話し合ってきましたが
お金のない社会が実現したとしてどんな良いことがありますか?」

「お金が存在しないと物々交換が面倒くさいと思ってはいたけど
それは解決したんだっけ?」

「お金の要る社会は物々交換の社会ですよね。お金は物々交換を
便利にするために作られた物でしょ?」

「お金がないと何も交換できないんだからね(笑)」



「お金のない社会になれば利益を上げる必要もないしね」

「環境に良いもの、健康に良いもの、必要とする量しか作らない」

「それは良いことじゃないですか」

「お金の要る社会は利益を上げなきゃいけなかったからね
環境や健康に良くないと思うものでもけっこうありましたよ」

「それに大量生産・大量消費・大量廃棄が経済活動を支えたしね」



「廃棄処分も結構ありましたよ」

「まだ使えるものでも廃棄物処理場へ持って行って埋めて処理です」

「Reduce(リデュース)Reuse(リユース)Recycle(リサイクル)
と言う『3R』が大切だというのは聞いたことがあるよ」

「経済活動の中ではお金のかかることがなかなか出来ないんだよ」

「お金のない社会なら簡単でしょ?」



「完全循環型社会はすぐにでも実現するんじゃないか?」

「そう言えば『大規模リサイクルセンター』の話があったよね」

「すべての生産物を回収して再利用するって言う所みたいね」

「お金のない社会では『やるべきこと』がすべて出来るんじゃない?」



「山の手入れも出来て、休耕田や耕作放棄地が再利用されて
食料自給率も100%実現できる可能性だってあるよね」

「空き家も有効活用するようになれば新築する必要はなくなるよ」

「なんだかんだ考えると無駄が激減するってことじゃないか(笑)」



「古い仕事が無くなって新しい仕事が出来るってこともあるよね」

「とりあえず金融業は要らなくなるね(笑)」

「毎日パソコンの前で働くより自然の中で働いたほうがいいよ(笑)」

「そうね、自然の中で働く時間も今より少なかったら♪」

「笑えるね(笑)」




     近未来テレビ番組「地球一家」(5)

        <柵からの脱却>


「あの~、断っておきますけど『柵』って書いて
『しがらみ』って読みますからね、よろしくお願いします。
執着について議論しましたけど、次は『しがらみ』です」

>しがらみ柵(国語辞典より)
2、引き留め、まとわりつくもの。じゃまをするもの。「世間の―」


「お金のない社会としがらみがどう関係するの?」

「お金は自由を得るための道具って言ってたじゃないですか」

「そうそう、お金がないと何も出来ない社会だからね」



「だから、お金のない社会って自由って言うことでしょ?」

「そうよね、何から自由になれるのかしらね?」

「お金の切れ目が縁の切れ目って聞いたことがあるよ」

「人間関係ってお金でつながっているんじゃないの?」



「離婚したくても生活費がないから離婚できない人もいたね」

「親の借金返済のために夢をあきらめた若者もいたしね」

「お金のために自由を奪われる人ってけっこういるんだね」

「それがお金の要る社会の欠点じゃないの?」

「お金は頑張る原動力になる利点もあるけどね」

「頑張る理由が原始的でもあるわよ(笑)」



「そうすると、結婚も仕事も無理して継続しなくてもいいよね」

「結婚相手も人間性を重視して探すようになるんじゃないの?」

「仕事だって転職が自由に出来るから人生楽しくなるよ♪」

「何で?」

「いろんな仕事を経験するから豊富な知識も楽しいんじゃない?」

「それに、いろんな立場の人の気持ちになって考えられるしね」

「人間成長にもレベルアップできるシステムじゃないですか♪」



「それ以外にしがらみって無いですかね?」

「原発とのしがらみが大きな問題よ」」

「人間って電気の無い生活はできないのに節電はつらいですよ。
電気を使うことが環境を汚染するのじゃないですよね」

「発電方法が環境に影響するんでしょ?」

「だから、原発を使おうと言ってたけど結局放射能汚染が問題よ」



「そう言えば、フリーエネルギーの発電機が実用化されたとか?」

「燃料の要らない発電機は経済活動の中では使いたくないってね」

「お金のない社会になれば自由に自家発電も出来るんじゃない?」

「原発反対しなくても原発から卒業できるのね」

「軍事基地も卒業できるんでしょ?」

「世界一家は戦争する必要がないからね(笑)」




近未来テレビ番組「地球一家」(6)

        <健康とは健体康心>


「お金のない社会になって大きな変化は何でしょうね?」

「お金の要る社会での良くないことが激減するんでしょうね」

「私が一番気になるのは環境問題と健康問題ね」

「僕の子供なんか田舎に引越ししたら喘息は出なくなったよ」

「お金のない社会と関係あるの?(笑)」

「利益追求しないから公害のあるものは出さないように出来るよ」



「公害を出さないと言う話の中に原発もあるわよね」

「当然そうだよ、原発なんで要らなくなるよ」

「新しいものを建設するだけで自然を壊すこともあるしね」

「お家なんか今あるものを有効活用することも大切よ」



「作るといえば食糧生産だけど健康食品はどう?」

「ここで言う健康食品って健康サプリメントのこと?」

「そうじゃないよ、日常食べる食事のことだよ」

「食事が健康食品ってどういうこと?」



「サプリメントって補助食品って言うことでしょ?
食事だけでは摂れない栄養を補う食品なのよね。
お米や野菜だけで必要な栄養が摂れるなら良いんじゃない?」

「そうだよね、化学肥料を使わない農作物は栄養があると思うよ」

「科学の発達を経済のために使うんじゃなくて健康に良い
農作物を効率よく大量に作れることに使ったほうが良いよね」



「健康とは健体康心って聞いたことがあるけど」

「健やかな体に康らかな心という意味だってよ」

「健康は体と心が同時に健康じゃないといけないんだね」

「で? お金のない社会と関係あるの?」



「環境が良くなって健康に良い食べ物を食べて、それから?」

「労働時間が少なくなって、いろんな仕事を経験できて
結婚も束縛されないで、自分らしく生きていける」

「ルンルンじゃないですか♪」

「社会のためにも自分のためにも自分らしく生きていける♪」



「そして罪悪感のない生き方も嬉しいよ」

「どういうこと?」

「大量生産、大量消費、大量廃棄、薄利多売などがイヤだった(涙)」

「そうね、資源の無駄も無くなるのよね」

「環境に良いもの、健康に良いもの、必要な量の生産が良いよ」



「一番喜んでくれるのは地球さんじゃないかな」

「お金の要る社会で一番困っていたのは地球さんかもしれないね」




     近未来テレビ番組「地球一家」(7)


       <この素晴らしき世界>


「ところで『地球一家』は地球規模のお話ですが
一つの家族のように心を一つにするにはどうすれば
実現できるのか? アイデアはありますか?」

「今まで実現できなかったことを実現できますか?」

「少人数の家族なら心を一つにすることは簡単だけどね」

「過去に大人数の心を一つにすることが出来たのは
どんなことが考えられますか?」

「それは戦争でしょう」

「共通の敵を作るって言うことですか?」



「これから平和な世界にしようと言うのに(笑)」

「戦争は大げさだけど共通の心を持てば良いんだよ」

「世界中の人たちが共通の心を持つ方法って何だろう?」

「文化交流が一つの方法でもあるよね」



「音楽の交流、技術の交流なんかいっぱいあるよ」

「アニメやマンガやコスプレや若い人たちには人気ね♪」

「世界中のテレビ局が協力してくれれば効果は絶大だね」

「その中の一つがこれね。気に入っているんです♪
『What a Wonderful World(この素晴らしき世界)』」
https://www.youtube.com/watch?v=ddLd0QRf7Vg

「世界中の子供たちが一緒になって歌う歌声は心に響くよ」



「私からもう一つ提案があるんだけどね、
それは「国境なき支援団」を実現させて欲しいの」

「国境なき医師団に似てるけど」

「世界中の国と地域が参加して世界の貧困を無くすの」

「本当の積極的平和主義を実践するってことね」

「本当の積極的平和主義って?」



「安倍総理が言っている積極的平和主義は間違ってるのよ」

「どのように?」

「本当の積極的平和主義は武力は使わないのよ」

「戦争をしなくても良い平和な世界を作るってことなんだね」

「世界中の人たちがそれぞれの文化を維持できて
安定な生活が出来るように協力し合うってことなのよ」



「なるほど、協力し合うためにはお金は邪魔になるんだ♪」

「お金が無いと何も出来ない社会は平和実現が難しいんだね」

「心を一つにするって本当は簡単なことかもしれない♪」

「だから、お金のない社会にしたいんだね(笑)」



     近未来テレビ番組「地球一家」(8)


        <変わるきっかけ>


「何ごとも変わるためにはきっかけが必要だと思いますが、
お金のない社会へ変わるきっかけは何だと思いますか?」

「自分が変われば世界が変わるという名言もあるけど(笑)」

「きっかけは『自分』ってこと?(笑)」

「それで終わりじゃあ寂しいよ(笑)」



「『この世の中今のままじゃ行けない』って思ってる人は
どのくらいいるんだろうね?」

「そりゃあ、かなりの人が思っているんじゃないの?」

「今をより良くするために何をすればいいと思ってるんだろう?」

「政府が一番に思ってることが経済を活性化することでしょう」

「経済成長の話はいつの世もあるよね」



「経済成長って何だ?」

「辞書(コトバンク)にはこんなことが書いてあったよ。
『一般には国民総生産という経済活動の総体の持続的拡大をいう』
生産が拡大し続けることが成長になるみたいね」

「物が満たされたら消費が少なくなるから成長が止まってしまうの?」

「だから、発展途上国の消費を促して生産性を上げるんだよね」

「世界中がアメリカみたいな消費をしないといけなくなるの?」

「バカバカしいシステムね(怒)」



「今のままじゃいけないことはみんな知っているんだけど。
今のままを変える方法を間違っているんだよね」

「すべての人が健康で安定した生活が出来れば良いんじゃないの?」

「経済のために生産するんではなく生活のために生産するってことね」

「そのためには、やっぱりお金のない社会にしないとね」




「で? きっかけの話はどうなった?」

「経済破綻や金融破綻の話はかなり前から深刻らしいね」

「東南海地震や大津波で多くの犠牲者が出るのも怖いし」

「社会が大きく変わるのには多くの犠牲者が要るんだろうか?」

「犠牲者が出る前になんとか変わるきっかけは無いかしら?」



「テレビで特集番組を各局で作ると良いんじゃないの?」

「『明るい未来はお金のない社会』とかね(笑)」

「世界中の人たちが一緒に考えると良いんだけどね」

「せめて、日本だけでも話題にすれば世界が取り上げるかもよ」



「いま、お金のない社会を考える人はどのくらい居るんだろうね?」

「それらの人がきっかけを作ってくれそうな気もするね♪」



     近未来テレビ番組「地球一家」(9)


        <自分のこと>


「ところで、世界平和のためにも地球一家の話が出てるけど
『お金の要る社会でも良いじゃないか』と言う人もいます。
そう言う人たちの意見に対して何かコメントありますか?」

「僕も一時そう思ったことがありますよ。
『お金を無くす必要があるのかどうか?』とね」

「要は分かち合いが出来れば問題は無いんじゃないですか?」

「そうですよね」



「お金の要る社会は奪い合いの社会と言ってたけど、
お金のない社会でも奪い合いは起きるんじゃないですか?」

「そう考えればお金の要る社会でも分かち合いは出来ますよね」

「それが、なぜ出来ないんだろう?」

「それは、お金がないと生きていけないと言う問題でしょう?」

「そうね、お金は蓄えることが出来るし増やすことも出来るね」



「お金のない社会では物を蓄えることが無駄に思えると思うよ」

「いつも必要なものを手に入れることが出来るのならね」

「話は違うけど、お金を貯めることに違和感を感じるんですよ。
何だか『自分さえ良ければいい』って言うことをしているみたいで」

「お金の要る社会では当然のことじゃないですか」

「飢餓や貧困で苦しんでいる人がそばにいても出来ますか?」

「・・・・・・(涙)」



「他人は他人、自分は自分で考えれば楽になるけど、
自分の家族ならそんなこと平気で出来ないじゃないですか」

「そうね、すべてが自分のことのように考えなきゃいけないよね」

「そう言えば、宇宙が一つの生命体ならって考えたことがあるよ」

「まあ、大きな話ね(笑)」

「一つの生命体の中ではすべての存在は一つの生命体のために
助け合わなきゃいけないってことだよね」

「体に例えると60兆個の細胞たちは一つの体を支えているの」



「考えてみれば体の中の細胞たちはお金のない社会だ(笑)」

「地球上の生き物もお金を使っているのは人間だけだよ(笑)」

「人間だけ『物々交換』をやっているんだ(笑)」

「人間も進化すればお金を使う物々交換を卒業するんだね」

「人間が進化したからお金が出来たと思ったのに(爆笑)」



「本当に進化した人間は「すべてを自分のことのように』だね」

「お金のない社会になったらそう思えるようになりそうね」

「なんとなく、そう思うよ♪」


     近未来テレビ番組「地球一家」(10)


        <気になる本と動画>


「今のままではいけないと思っている人は多いようですが、
今をどのように変えれば良いのかがわからない人も多いです。
そういう人たちに参考になるような情報はありませんか?」

「とりあえず現実社会の問題点を考えて欲しいですね」

「テレビを見れば多くの問題点がわかるんじゃないですか?」

「お金が原因の犯罪や自殺が多いこともわかりますからね」



「私が知ってる本を紹介したいと思います」

・「お金の無い社会が来る!」 ナオミ・フラー著
・「お金のいらない国」 長島龍人著
・「資本主義卒業試験 (星海社新書) 山田玲司著

「けっこう評判になった本ですね」

「社会主義が崩壊して、資本主義の崩壊が目前に迫ると
『次の社会システムは何だろう?』と思うのは当然よね」



「僕は貢献主義社会になると思うよ♪」

「無報酬社会とも言えるわね、お金なんか存在しないんだから」

「誰もが社会のために存在しているって感じかな?」

「自分がやりたいことが社会貢献になれば仕事ですよね」

「それが楽しいことなら最高よね♪」



「まだまだ出版物は少ないけど本以外に何かあるかしら?」

「ブログを使ってメッセージを送ってる人も多くなったみたいね」

「それらを検索して見るのも良いかも」



「ユーチューブで気になる動画を見つけたんだけど・・・
『THRIVE(スライヴ)』って言うんだけどね
チョット長いけど興味がある人なら楽しめると思うよ」
https://www.youtube.com/watch?v=yp0ZhgEYoBI


「暗い未来になるのか?明るい未来になるのか?
希望が持てない未来か?希望が持てる未来か?
明るい未来を教えてくれる情報が未来を明るくしてくれる」

「希望の持てる話題をもっともっと取り上げて行きたいですね」


     近未来テレビ番組「地球一家」(11)


        <実生活(農業)>


「いろいろな角度からお金のない社会を考えているんですが、
チョット身近な話を取り上げてよろしいでしょうか?」

「身近な話と言うと?」

「生活に密着する話です」

「どんな話から始めますか?」



「私の周りにも不安に思っている人がいるんですけどね、
TPPの話題で持ちきりなんですよ」

「農業をやり続けることが出来るか不安なんでしょうね」

「僕も米作りのお手伝いをやっているけどね、
ほとんどの個人農家はお金儲けでやっているんじゃないよ」

「国レベルで考えると経済的に潤うことを考えているんじゃない?」



「国の政策は食糧自給率を上げるより経済のために生産するんだよ」

「農業を法人化させる計画もあるんでしょ?」

「ほとんどの農家は先祖代々続けてきた個人農家だと思うけどね」

「TPPって良いことなの? それとも良くないことなの?」



「良いことでもあり良くないことでもあるんじゃないの?」

「どゆこと?」

「外国との交流があることが良いことでしょうね。
良くないことは国益を害することが多いことでしょう」

「お金のない社会だったら、どういう状況になるのかしら?」



「国益とは? と言うような話から始まるんじゃないの?(笑)」

「そうね(笑)」

「すべての国が満足する関係を保つことが良いと思いますよ」

「すべての国に必要なものが必要な量を融通しあうってことね」

「そのためにはお金のない社会にする必要があるんだと思うよ」



「それにしても、農家は高齢化が進んで困っているんでしょ?」

「そうなんですよ、うちなんか70過ぎの義兄と二人でつらいよ」

「お金儲けのためじゃないって言っていたけどなぜやめないの?」

「ほとんどの農家は義務でやっていると思うよ」

「国民の食糧を生産すると言う義務と、『守る』と言う義務ね」



「何を守るの?」

「先祖から作ってきた田畑を荒野にすることが出来ないんですよ。
それとね
田舎の景観を守るという責任感があるんです」

「日本の棚田を守るという日本風景ですね」

「米作りをしなくても草刈だけはやめるわけにはいかないんです」



「後継者のいない農家ではどうしようもないですね」

「だから、お金のない社会にして欲しい気持ちもあります」

「お金のない社会になればどうなります?」

「所有権も無くなって田畑が有効活用されるし、若い人たちが
農作業も草刈もやってくれるじゃないですか(嬉)」

「高齢者だけでは農作業も草刈も重労働でつらいですよね」



「いくら機械化が進んだとは言え体を使うことは多いですよ。
いま田植えの準備で忙しいんですけどね
お金のない社会なら多くの人に手伝ってもらえるのにって思います」

「とりあえずお金持ちだったら人を雇うことが出来るのにね(笑)」

「お金持ちだったら生産者より消費者になったほうが楽だよ」

「いろんな意味でも早くお金のない社会にしたいね」


     近未来テレビ番組「地球一家」(12)


        <実生活(不動産)>


「個人的な話で申し訳ないんですが・・・・
いつまでも借家に住んでも良いのか悩んでいるんですよ」

「そろそろ持ち家を買おうってことですか?」

「何軒も引越ししたけど、すべて借家なんですけどね
家賃を累計すると一軒買ったのと同じじゃないかって(笑)」

「いまさら家を一軒買うのも悩んでるんですね(笑)」



「今まで何で買わなかったの?」

「大きな借金って抵抗があったし、自分の体も借り物だしね」

「そう言うことですか?(笑)」

「お金のない社会なら何も問題は無いんですけどね(笑)」



「お金のない社会へ話題を広げていこうと思うんですが(笑)」

「そうですね、家の問題はかなり深刻だそうですよ」

「このあいだのニュースで言っていたけど820万戸だって」

「何が?」

「日本全国の空き家の数ですよ」



「人口減少が進んでいるのにまだマンションが建ってますよ」

「経済活動のためには作って売ると言う作業は止められないね」

「お金のない社会になれば空き家は無くなるよね」

「もちろん無くなりますよ」



「リフォームが進化するんじゃないですか?」

「個人の好みに合わせた住宅作りが多くなるでしょうね」

「ホームシアターもオーディオルームも欲しいな♪」

「私は絵を描くのが好きだからアトリエが良いわね」



「早くお金のない社会になって欲しいもんだね」

「ローン地獄では楽しい生活は期待できないしね(涙)」

「それ考えるとお金のない世界は天国だよ(笑)」

「ミロクの世と言う人もいるよ」

「今の世から見ればそうなんだろうね」



「ところで・・借家問題は?」

「早くお金のない社会にしましょうよ♪」


     
     近未来テレビ番組「地球一家」(13)


        <実生活(継承)>


「先日ネパールで大きな地震がありましたね。
多くの犠牲者の冥福を祈りたいと思います。
寒い地域での被災者の生活は大変だと思います」

「そうですね、早く普通の生活が出来るといいですね」

「ネパールはきれいな自然がいっぱいだし
後世に残したい世界遺産もあるんでしょ?」

「この地震で破壊されたんでしょ?」

「世の中の一切のものは常に変化し生滅するというからね」

「諸行無常って言うことね」



「日本でも東南海地震が起きるかもしれないって言うよね。
それに対処できる方法があるのかしら?」

「対策はいろいろやってるらしいけど、どうなんだろう?」

「形あるものは回復できるけど命を助ける方法はして欲しいよ」

「人の命は多くのものを後世に残すためにも必要よね」



「世界遺産って後世に残すためにユネスコが認定した文化や自然よね」

「私はこれに違和感があるのよね」

「大切な自然や文化を後世に残すことは良いことじゃないか」

「認定しない自然や文化は大切にしなくても良いって思えるよ」

「なるほどね」



「あなたが毎年やっている田植えも同じことでしょ?」

「自然を守り、田んぼも守り、米作りも後世に残したいよね」

「義兄さんと二人じゃ大変なんでしょ? 後継者はいるの?」

「今回は結婚したばかりの次男夫婦が手伝ってくれてね
後継ぎのために写真を撮って手順を記録に残してくれたよ♪」

「それはそれは、おめでとうございます♪」



「利益が無くて継承できなくなって困ることは多いですよね」

「利用者が少ない病院も介護施設も学校も公共交通もね
無いと困るものがいっぱい廃止されたことがあるよ」

「お金が無いと何も出来ない社会は不便な社会ですね(涙)」

「お金は便利な道具だと言うのにね(笑)」



「お金で解決する方法を考えることはもう卒業して欲しいですね」

「お金を無くすことで世の中が良くなることが想像できないよ」

「それが問題だ(笑)」

「もっともっと語り合いを増やすことが大切なのかもしれませんね」


     近未来テレビ番組「地球一家」(14)


        <個人のために>


「地球一家のメリットを個人的に考えてみたんですけどね
『かわいい子には旅をさせろ』って言うじゃないですか。
今の世は誘拐とかあるけど地球一家になれば安心だと思うの。
皆さんはどう思われますか?」

「地球の上ではどこまで行っても自宅の敷地ですからね♪
ホテルで泊まっても、レストランで食事をしても無料だし
迷子になれば誰かが助けてくれる。 安心して旅に出せるよ」



「旅はもちろんだけどいろんな冒険に挑戦出来ますよね」

「お金がないと何も出来ない社会では、夢を叶えるために
まずお金を稼ぐことから始めなきゃいけなかったけど
お金を稼ぐ必要がないのなら夢の実現に専念出来ますよ」

「夢の実現が失敗しても新たな冒険に挑戦出来るしね
自分の個性に気付き自分を活かせる生き方が出来ると思うわ」



「どこで住んでもお金が要らないってもっと良いことが起きそう」

「今の少子化も高齢化も過疎化も問題になることは無いかもよ」

「そうね、震災も避けられる場所に自由に移住が出来ますよ」



「将来のためにお金をいっぱい貯めていたけど
自分のためだけでなく、子供たちの将来のためにも
全体が良くなるためにお金のない社会は実現させたいですね」

「きれいな空気を吸いたければ世界中の空気をきれいにすること
自分だけきれいな空気を吸うことに専念してはいけないんですね」

「そうそう、自分だけお金に困らないようにお金を貯めたけど
ずべての人がお金に困らない社会を作れば良いんだよ」

「それ、さっき私が言ったよ(笑)」



「こういうお金のない社会は政治家に理解出来るかしら?」

「政治家は国民のために働いてくれているんだから
国民の意識がお金のない社会へ向かえば実現するかもしれないよ」

「今の政治家に出来るかしら?」

「今はお金のやりくりにしか意識が行っていないからね、国民も」

「やっぱり、こういう番組がどんどん増えて行かないといけないね」

「そうね、多くの人がこういう話題に興味を持ってくれるといいね」


     近未来テレビ番組「地球一家」(15)


        <もともと良い心>


「みなさんに質問があるんですが・・・
人の心が良くならなければお金のない社会は難しいと
周りの人たちから言われているんですが
人の心は生まれたときから悪いんでしょうか?」

「性善説と性悪説のことはご存知ですか?」

「聞いたことはあるけど詳しくは知りません」

「インターネットで検索してみました」




>性善説(デジタル大辞泉)
人間にはもともと善の端緒がそなわっており、
それを発展させれば徳性にまで達することができるとする説。
孟子が唱えた。⇔性悪説。




「もともと善だとするといつから善が薄れるんだろう?」

「それは社会のシステムを子供に教えるからじゃないの?」

「お金がないと何も手に入れることが出来ないってことね」

「手に入れたものは出来るだけ自分の物にしておきたいという
所有の欲望も身について来るんだと思うよ」

「我欲が働き始めるってこと?」




>我欲(デジタル大辞泉)
自分一人の利益・満足だけを求める気持ち。




「社会システムを教える前の幼児期での我欲はどうなんだろう?」

「手に持ってるおやつでも『ちょうだい』と言うとくれるよ(笑)」

「あれを見ると性善説が正しいような気がするよ(笑)」

「『三つ子の魂百まで』って聞いたことがありますよ」




>三つ子の魂百まで(デジタル大辞泉)
幼いころの性格は、年をとっても変わらないということ。




「この言葉通りに育てることは出来ますか?」

「それはお金のない社会にすることじゃないですか?」

「人の心は社会環境によっても変わりますからね」

「あと、気になることがあるんですよ」

「何でしょう?」




「『人様に迷惑をかけてはいけません』って育てますよね」

「それは当然のことでしょう」

「それが悪いわけじゃないんですけどね、それだけじゃダメだと思う」

「ほかに何が必要なの?」

「『人が喜ぶことをしよう』を先に言ったほうが良いと思うんです」




「なぜ?」

「人に迷惑をかけないようにするには人と関わりを持ちたくないと
思うようになって社交性に消極的になると思うんです。
『人が喜ぶことをしよう』と育てると積極的に人と関わりを持って
社会がより良くなるような気がするんです」

「いまのお金の要る社会でも活用できるだろうけど
お金のない社会ならもっと簡単に実行出来るかもしれませんね」

「『人が喜ぶことをしよう』は教育のテーマにして欲しいですね」


     近未来テレビ番組「地球一家」(16)


       <味方は要らない?>


「子供のころからの教育は大切だと思うんですが・・・
『人が喜ぶことをしよう』という話がありましたよね。
子供たちが遊ぶテレビゲームが気になるんですけどね、
仲間と一緒に敵を倒すゲームです」

「遊びの中で生き方や考え方が身に付きますよね」

「仲間と助け合って敵と戦うゲームはけっこう楽しいです♪」



「楽しむことを否定するんじゃないんですけどね、
助け合うことの大切さを学ぶだけなら良いんですけど、
敵をやっつける正義感や達成感で満足を得ることはどうなの?」

「今の社会では特別に悪いことじゃないと思いますよ」

「地球一家という社会を作るためには相反することじゃないの?」

「たしかに家族の中に敵を作ることは良くないかも?」



「仲間と一緒に敵を倒すゲームを無くすことは不可能だと思うけど
それに代わるゲームが出来たらいいのにって思うんですよ」

「そうですね~、本物の戦争でもゲーム感覚でやられたら困るよ」

「今話題のドローンが子供でも簡単に使われる世の中ですからね」



「生活の中でも敵と味方の分類をしますよね」

「同じ会社で働いていた人が商売敵の会社に入ってしまうとかね」

「経済活動の中ではごく普通の出来事だからね」



「政治の世界でも政党を作って敵味方に分かれて論争しますよ」

「政党は作らないほうが良いんじゃないですか?」

「同じ政党の中でも意見の違う人がいっぱい居るんですからね」

「与党と野党って無いほうが良いかもしれませんね」



「ところで、子供たちのゲームは教育のためにも必要だと思うけど
外で楽しむゲームをもっと増やして欲しいですね」

「ボランティアゲームとか、理想社会実現ゲームとか、
何か新しいものを作り出すゲームなんかあったほうがいいですね」

「実生活でも敵を作らない生き方が出来るかもしれませんね」

「敵が居なければ味方を求める必要もないしね」

「強調し合える仲間が居れば寂しくないよ♪」



「テレビゲームを作る人たちに真剣に考えてもらいたい話でした」

「楽しみながら社会を変える良い方法かもしれませんね」



     近未来テレビ番組「地球一家」(17)


       <自然らしさ>


「このお金の要る社会では科学重視の思考でしたが
お金のない社会になれば昔ながらの自然を大切にする
考え方が見直されると思うんですが?」

「それを取り上げてもらいたいことがあるんですよ」

「何か気になることがあるんですか?」

「科学が嫌いなわけじゃないけどね、多くの民間療法が
『科学的根拠がない』と否定されているのが悔しいのよ」

「民間療法もいっぱいありますからね」



「私が気になっているのがお水で病気を治す治療なの」

「それは経済活動の中では否定されても仕方がないよ(笑)」

「空気のきれいな田舎に住むと喘息が治るくらいだからね、
水で病気が治る根拠って何なの?」

「飲尿療法の仕組みと同じなの、お水の中に自分の情報を入れて
それを飲めば喉のセンサーが情報をキャッチして自己治癒力を
高めて自ら病気を治そうとするの」



「大手の医薬品会社が手掛けると大きな効果が得られるかもね」

「利益を追求するシステムには向かないね(笑)」

「ほかにもいろいろあるんじゃないの? 気になる民間療法」

「温泉療法も安上がりで良いわよ(笑)」

「温泉に浸かっているだけで病気が治る?」




「水も温泉も病気を治すんじゃなくて自己治癒力を高めるのよ」

「温泉療法は何で効果があるの?」

「科学的にはどうしても成分的な事に終始しますよね。
温泉は熱せられた地下水が地層を通り抜ける時いろんな成分が
溶け込んでイオン化されているそうなの、
簡単に言えば電気を帯びているんですね。
ところが空気に触れるとイオンが活性を失うんですって。
簡単に言うと電気が放電して無くなってしまうってこと」



「けっこう詳しいんだね」

「興味があったからいろいろ調べてみたのよ。
温泉はその場で入るのがベストなんだって。
湯の花ってあるでしょ?
あれは放電したあとのカスなんだって」

「でも少しくらいは効果があると思うんだけどな〜(笑)
不思議なのは電気を帯びたイオンが何で体に良いんだろう?
温泉に入ると何で病気が治るんだろうという疑問です」

「それは『人間の体は電気で動く』って言うことです。
人間が作ったロボットのように
神様が作ったロボットみたい(笑)」



「脳波も心電図も死んだら計る事が出来ないでしょ。
体の中は常に電気が流れているんです。
電気を帯びたイオンは大事なんですね。
細胞が活性化するんですって」



「お金を稼ぐ必要がなかったら、もっと自然を活用出来ますよね」

「経済活動は自然を破壊することが多過ぎましたからね」



      近未来テレビ番組「地球一家」(18)


       <欲しいのはお金じゃない>


「マスコミの報道でしか情報が入らないけど・・・・
気になって話題にして欲しいんですけどね」



>ネパール地震発生から1週間、支援・物資行き渡らず
TBS系(JNN)5月2日(土)18時34分配信
ネパールで大地震が起きて2日で1週間。
支援や物資は世界中から届いていますが、
行き渡らない状況が続いていて、被災者の不満もたまってきています。



「本当に切実な問題ですよね、日本でも募金活動しているけど」

「ここに大きな問題が潜んでいると思うんですよ、現地の人たちが
欲しいのはお金じゃないですよ」

「日本の大震災のときを思い出しますね」

「本当に必要なものが行き渡るために何が必要なんだろう?」



「それはね、お金がないと何も出来ないシステムをやめるべきよ」

「アリだってハチだって巣が崩壊したらみんなが行動しますよね」

「人が自由に行動できるようにしなくちゃいけないってことよね」



「昔からよく言われて来たことなんだけど
『お金のお陰で人間の文明社会が発展した』ってね(笑)」

「何を作るにも運ぶにもすべてお金がやってると思ってるのかしら?」

「そんなことはないでしょう。お金のお陰で人が動いたってことよ」

「ややこしいシステムなんだよね(笑)」



「こういう時こそ『国境なき支援団』を発動して欲しいわね」

「世界中の国が参加して貧困や被災者を支援する集団ね」

「アリやハチに負けない助け合いの社会が出来ると思うんですよ」

「アリやハチと比較するなんてね(爆笑)」



「お金さえ払えば何とかなるって感覚はもうお終いにして欲しいね」

「助け合いにはお金は邪魔だということをみんなに知って欲しいよ」

「みんなが気付くためにまだまだ犠牲者が出るんだろうか?」

「次はどこで大地震が起きるんだろう?」

「地震が起きることを知っていても犠牲者を出さない工夫をしないね」

「困ったもんだ」   



     近未来テレビ番組「地球一家」(19)


       <憲法は簡単がいい>


「憲法の日は必ず護憲と改憲との論争がありますが
地球一家になるためにはどのような憲法が出来るんでしょうね?」

「そもそも憲法って何?(笑)」

「言葉は知っているのに本当の意味はわかってないみたい(笑)」



>憲法(デジタル大辞泉)
1、基本となるきまり。おきて。
2、国家の統治権・統治作用に関する根本原則を定める基礎法。
 他の法律や命令で変更することのできない国の最高法規。
 近代諸国では多く成文法の形をとる。→日本国憲法→大日本帝国憲法



「辞書を読んでもわかりませんね(笑)」

「早い話が国民の安心安全を守るために決められた約束事でしょ?」

「まあ、すごく簡単にまとめましたね(笑)」

「憲法9条を守ろうという人は多いですよね」

「それでも自衛隊という軍備は必要だと言ってるわね」

「原発と同じように見えますよ」



「軍備も原発も無いほうが良いと思っているのに無くせないのね」

「現状を維持するために必要だからじゃないの」

「現状維持なら地球一家も難しいじゃないか」



「地球一家になるための憲法を作ってはどうかしら?」

「国によって思想が違うから難しいんじゃないの?」

「い~や、簡単なことですよ『助け合いと分かち合い』だから」



「簡単なことほど難しいと思うんだけどね」

「難しいと思うから行動できないんじゃないの?(笑)」

「いつも言ってる国境なき支援団が憲法を簡単にしてくれるよ♪」

「そっか、憲法が出来る前に実践するってことだね」

「先に世界が平和になれば憲法も簡単に出来るんじゃないの」



     近未来テレビ番組「地球一家」(20)


       <政治を変えよう>


「番組の時間が少なくなってきました、まだまだ話し足りないと
思いますが、地球一家は世界平和が目的でもあります。
国家間の交流が上手くいくためにも政治家の力も必要です。
最後にそれに対してアイデアがあれば出していただきたいのですが」


「政治家に何が出来るんだよ、未だに世界平和が実現しないのに」

「あなたの行動より少しは効果があるんじゃないの?(笑)」

「たしかに(笑)」



「お金のないシステムがすぐには出来ないんだったら、
お金のないシステムに移行せざるを得ない環境を作ればどう?」

「やっぱり、あれですか?♪」

「そう、あれです(笑)」

「なんですか? あれって?」

「あれですよ、『国境なき支援団』のことですよ」



「世界中の人たちが同じ目的で活動するってことですよね」

「そうね、文化も思想も宗教も違う人たちが一つになる方法ですね」

「わたしも、これには大賛成ね♪」



「これを実現する方法を考えましょうよ」

「国連本部で世界に向けて提案するってどう?」

「日本の総理大臣がやってくれれば効果抜群なんだけどね」

「日本の総理大臣は間違った積極的平和主義を唱えているからね」

「世界から貧困を無くすことなのに軍隊を使うなんてね」



「ところで、国境なき支援団の提案はすでに出したんでしょ?」

「政党や政治家さんの
フェイスブックやブログにお願い投稿したのを書いておきますね」


首相官邸・民主党・維新の党・公明党・社民党
山本太郎となかまたち・小沢太郎さん・河野太郎さん
枝野幸男さん・原口一博さん・蓮舫さん


     本当の積極的平和主義をお願いしよう
   
積極的平和主義が多くの人に
取り上げてもらえるようになりましたが
残念ながら本当の積極的平和主義ではないです。
   


・積極的平和主義(ウィキペディアより)
平和学において、「積極的平和」は元来は
単なる国家間の戦争や地域紛争がない状態
に加え、社会における貧困や差別などがない
状況を指している。
しかし、現在の自民党政権が使用している
積極的平和主義とは、平和学における
積極的平和主義とは異なる意味で使われ、
安倍政権の安全保障戦略の基本理念となっている。
   
<字数制限のために中略します>

  
以上


「こういう話題が多くの人たちに伝わっていくように願っています。
次回いつになるかわかりませんが、進展を願って終わりにします」

「ありがとうございました♪」




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