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世界平和とお金のない世界 知恵の輪

世界平和とお金のない世界 知恵の輪

国際支援団の活躍

「国際支援団(ISG)」とは
国連にある支援団体を始めとして
日本のODAやPKOなど世界中が総力を挙げて
助け合いや支援をする常時活動する団体です。

設立の目的は
世界の貧困や格差を無くすことです。

世界のあらゆる地域が独自の文化が守られ
安心して生活できるお手伝いをすることです。
世界中の技術と資源を無駄なく分かち合うのです。

国際支援団の仕事は
それぞれの国の代表が
「自分の国が出来ること、出来ないこと」
「自分の国に足るもの、足らないもの」
「自分の国が必要なもの、して欲しいこと」
シェアをし合います。

そして
農業生産が出来る所
工業生産が出来る所
科学技術が得意な所
豊かな資源がある所
世界中で生産と技術を分かち合うのです。

たとえば
「私たちの国は土地は広いけど砂漠が多いです」
「私たちは砂漠を農地に変える技術を提供します」

「海に面しているけど水不足で困っています」
「私たちは海水淡水化の技術を提供しますよ」

「水はいっぱいあるのに汚染がひどいです」
「私たちは汚泥浄水装置を提供しましょう」

「広大な農地はあるけど生産能力が低いです」
「私たちが生産能率の高い技術を提供しましょう」

「きれいな海に面しているので養殖技術が欲しい」
「私たちが養殖の技術を提供しましょう」

などなど
もっとたくさんの協力関係が出来上がります。

国際支援団の活動の仕方を少し説明させていただきます。

国の代表だけでは部族間の格差が出来ますので
地域活動の組織編成は地域の人がリーダーとなって
世界中の人が参加して行います。
地域の風習やしきたりや宗教に合わせた活動が
求められるからです。
それぞれの地域や宗教を大切にし合う関係を作れば
世界平和にもつながると思っています。

そして
世界中の国と地域が「それぞれの生活に応じて」
完全循環型社会を作っていきます。
電気も水道も食糧、生活に必要な生産物も
できるだけ自給自足できる環境を作ります。

足りないものは余る所からいただき
余るものは足らない所へあげるというシステム。
お金儲けのために生産するのではなく
世界中が「足る」ために生産するのです。


国際支援団の活躍で
一つの時代にもう一つの世界を創ってくれます。
もう一つの世界を創るとは?
戦争も貧困も飢餓も核もあるこの世界に
戦争も貧困も飢餓も核もない世界を創ります。
同じ時代に二つ目の世界を創ろうと言う訳です。
 
もう一つの世界は世界中が手をつなぎます。
二つの世界は二階建ての家のように
お金の要る社会とお金のない社会が同居します。
お手本の社会を創ると言うことです。

もちろん彼らの行動に国境は存在しません。
これが成功すれば世界は一つになれます。
分離することの無意味さを知るからです。
すべての人種が参加して協力し合う環境が生まれます。

お金のない社会が軌道に乗れば
お金の要る社会は崩壊します。
それで
世界から武器を無くす努力しなくても
武器を必要としない平和な世界が実現します。
本当の世界平和が実現するのです。

      ※

小説「12歳の少年が世界を変える」では
「国際支援団(ISG)」とは
「国境なき医師団」を参考にして
世界中の国と地域が
参加して作られ常時活動する団体です。
とあります。


国境なき医師団は、
中立・独立・公平な立場で医療・人道
援助活動を行う民間・非営利の国際団体です。


国際支援団は国連に属し
世界の貧困や格差を無くすことです。
世界のあらゆる地域が独自の文化が守られ
安心して生活できるお手伝いをすることです。


これを読んで違いはわかると思いますが
医師団は医師が働きますが
支援団は民間人が働きます。


そして
支援団は生活するための報酬を得ます。
言い方を変えると
給料をもらってボランティア活動をする。
と言うことです。


とくに
貧困で苦しんでいる人たちに参加してもらって
彼らの仲間たちが貧困で苦しまないように
支援するリーダーになってもらえば良いですね。


支援団は
自国で働く人と他国で働く人にわかれます。
自国で働く人は言葉の問題はありませんが
他国で働く人は他国語を覚えると働きやすいです。


自国で働く人は
自国の問題点を改善する方法を考え
自国の良い点を他国へ提供することを考えます。


他国で働く人は
他国の問題点を改善する支援をします。


そして
それぞれの国の人たちが
「自分の国が出来ること、出来ないこと」
「自分の国に足るもの、足らないもの」
「自分の国が必要なもの、して欲しいこと」
シェアをし合います。


彼らはそういう仕組みを理解するために
研修を受けます。
報酬を得ながら学んでいただきます。
それは
普通の会社のシステムと同じですね。


活動費は
医師団の場合ほとんどが民間からの寄付ですが
支援団の場合は世界中の国からの寄付です。
それは軍事費の一部を提供してもらいます。
世界平和のための活動ですから。

     ※

国際支援団は企業も参加します。
自社の技術を世界で活用してもらうために。
とくに
素晴らしい技術を持っている中小企業は
世界で活躍して欲しいですね。


参加企業も経費は必要です。
その経費も国連から支払われます。
ただし
ボランティア活動だから利益を上げません。
非営利団体です。
世界が必要とする会社は存続するんです。


利益を上げないで
必要なものを必要な量を生産する。
それは
お金のない世界になれば実現するのと同じです。
お金のない世界の予行練習のような感じです。


国際支援団は企業が大きな役割があります。
それは技術の提供です。
小説の中にこんな文面があります。
~~~~~
そして
農業生産が出来る所
工業生産が出来る所
科学技術が得意な所
豊かな資源がある所
世界中で生産と技術を分かち合うのです。
~~~~~~


日本で例えるなら
日本の企業が外国へ行って
農業の技術を提供して自給率を上げる。
その国に必要な生産物の工場を設置する。
安定した水資源を確保できるようにする。
早い話が自立できるように支援するんです。


国や地域によって支援の仕方が変わります。
それは
地域の風土や風習、宗教や生き方に応じて、
人たちの希望に即した方法が必要だからです。


世界のあらゆる所でこういった支援があれば
資源の乏しい日本への支援が自然と出来ます。
お金のやり取りをしない支援活動です。


日本も100%の食糧自給率が必要ですね。
「食糧は外国から買えばいい」はダメです。
身近な田んぼが埋め立てられるのを見ました。
苦労して作った先人たちに申し訳ないです。


国際支援団の活躍は
支援するほうも支援されるほうも
心豊かになれるほのぼのとした関係です。

     ※

国際支援団の役割は
世界平和を実現するために活動します。
世界各国から集まった集団が行動します。
そのためには国境は障害になります。
 

彼らは戦争や紛争地域を避けて活動します。
そして
世界中の地域が
健康で平和に暮らせる環境を作っていきます。
 

それぞれの地域が
安心して働くことが出来て
生活に必要なものが自由に生産出来て
外国と必要に応じて輸出入が出来る状態にする。
 

平和な暮らしが出来る環境が出来上がってくると
戦争や紛争地域の人々も
「私たちの所もお願いします」と声がかかります。
 

そうなれば
世界から戦争と紛争が無くなります。
世界中の国が
自由に資源をやり取り出来る関係が出来上がります。
 

国境があっても必要に応じて自由に出入りできます。
それは
世界が一つになれる世界一家の実現です。
 

ここへ辿り着くには時間はかかりますが
目標がしっかりしていれば実現可能です。
多くの人に国際支援団を知ってもらいたいですね。


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