「いまどきの若い者は」という太古の時代から繰り返されてきた言葉がありますが、現在の日本は、「いまどきの老人は」と苦言をていさないといけないくらい老人の犯罪が若者の犯罪に比べてよっぽど問題になっていて、切れやすい若者なんていうもの以上に切れやすい老人が増えているのが犯罪件数だけではなく、実際の感覚として感じられると言う事で書かれたのが本著ですね。
この切れやすい老人は、かつては新人類と呼ばれるような若者だった時代があり、そういう人達が老人になったと言う事で、「新老人」として何で切れやすくなっているのかを、データ的な事ではなく実体験から考えてみようというものですね。
キーワードとしては
「時間」
「空間」
「感情」
結局は、社会の変化が速すぎて全ての面で対応できない老人が苛立っているという事が中心ですね。
また、社会の変化そのものがストレスがたまり易い方向性にいっているのではないかと事ですね。
軽い読み物になっていますが、変化の方向性の1つを感じる事は出来るので、ぶち切れている老人を見た人が読んでみるのも一興ですし、今現在の老人の方が読んでみるのも一興でしょうか。
もっとも、現在の社会状況に対応できない老人の1つの壁となっているものがネットと言う事ですので、本当に全てが対応できなくて苛立っている人はこの文章を読む事もないでしょうけども。
暴走老人!