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副題が、「国を危うくする偽善者を名指しで糺す」となっている、いわゆる保守系の鼎談集ですね。
私は、日本の政治関連に関するものを読む場合、比較的保守系のものを最近は読む傾向が強いですね。 私自身は、保守系の思考ではなく、比較的リベラルなものであるとは思いますが、現在の日本のリベラルやいわゆる人権派というリベラル的思想をしているものの考え方がどうも私の考える意味でのリベラルであるとか人権というものとは違うのではないか、さらに一歩進めてむしろ胡散臭いとしか思えない存在になっているために、どうも言い分を聞くことすらなんだか嫌な気分になってしまうものを多く目にするからなのかもしれません。 で、国家やら愛国心やらを考えると即座に右翼のレッテルを貼るような風潮はとりあえず置いておいて、日本に生まれた日本人ですからこの国がいいものであって欲しいと願うのは、ごくごく自然な感情の発露だとおもうのですが、どうも、この国の上の方にはどこの国の政治家なのかよくわからない人が多くいる事を非常に困ることだと思っていたりします。 特に、いつまでたっても日本は歴史を政治利用され、主権国家とは思えない扱いを受け続けている事に関しては、偏狭なナショナリズムを持っていなくても、おかしいことであると思うわけですね、そういった事からどうも、保守系のものを読む傾向が出来てくると、読んで丸飲みするわけではありませんが、悲しくなる現状は浮彫にはなってきますね、どこの国の政治家かよくわからない例がわんさか出てきて。 名指しで批判するというものなので、名指しされた人を全部拾っていこうかなとか思ったのですが、それは大変すぎるので、限りなく近い状況にするためにこの手の本を読んだ時には必ず紹介するようにしている章割を、まるまるのっけようかなと。 第1章 「戦後レジームからの脱却」を阻むのは誰か 安倍政権とともに「大文字の政治」を葬ったマスコミと野党 安倍氏は「小泉構造改革」の負の側面に気づいていた 靖国神社に参拝する総理が「村山談話」を踏襲する矛盾 曖昧さと決別するのが「美しい国」ではなかったのか 「友好」という美名で「朝貢」をお子なる日本の二大政党党首 亡国の“事なかれ主義”“日本悪しかれ史観” 第2章 日本の不名誉を黙過する“外交専門家”は誰か 安倍氏は左にウィングを広げるべきではなかった 不当の対日非難決議の連鎖をなぜ阻止できなかったのか 見通しの甘い外務省の“助言”を受け入れたのは痛恨の一撃 岡崎久彦氏の「慰安婦問題の黒白をつけることは無用」への違和感 「客観」的歴史事実よりも他国の「主観」を重視する岡本行夫氏 「勝者が書いた歴史を受け入れよ」と言い放つ外交官・栗山尚一氏 第3章 日米関係に楔を打ち込もうとするのは誰か トルコ政府とトルコ国民の揺るぎない姿勢に日本は学ぶべし マイク・ホンダ議員らに献金した中国系勢力の政治意図 パール判事、ボースの遺族との安倍氏の面会を報じない日本メディア 東京裁判の「内容」と「判決」がいまだに混同されている 第4章 偽りの歴史解釈で日本に一方的な譲歩を迫るのは誰か 事実関係を調べずして保守派にレッテル貼りをする加藤紘一氏 首相の靖国参拝はナショナリズムをあおっている? マッカーサー証言を無視し続ける日本人有識者 中島岳志氏よ、パール判事は「憲法九条の護持」を本当に訴えたか パール判事が「ガンジー主義」であるかどうかは問題ではない 中島氏こそ「『パール判決書』の都合のいい部分」を切り取っている 「歴史的実証と政治的考慮のバランス」を日本に求める村田晃嗣氏 第5章 私益と私情のために国を断罪する“権力者”は誰か 慰安婦非難決議問題における河野太郎氏の“懸念”は矛先が違う “百人斬り”とい嘘話を「私の創作です」と証言しなかった新聞記者 徹底的な“火消し”をしなければ必ず蒸し返される 証拠に対する司法の怠慢、恣意は批判されるべし “「歴史」は過去の問題”は大きな間違い なぜ日本政府は史料を駆使して自国の名誉を守れないのか 靖国参拝する首相を「倒す」と豪語する渡邉恒雄氏は何様のつもりか 渡邉氏の「体験」と「反軍感情」は日本人の共通了解になりえない 権力を掌握し、行使しているのは読売主筆のほうではないか 映画『靖国』の上映中止で「表現の自由が危うい」? 安倍・中川「政治介入」記事で掻いた赤っ恥に対する意趣返しか 映画『プライド』の公開中止運動を推進・容認したのはどこの誰? 第6章 昭和天皇の「不快感」を政治利用する不逞の輩は誰か すべての“戦犯”は昭和三十三年五月末までに釈放されている A級戦犯をいかに祀り、東京裁判をどう評価するかは内政の問題 国家の根幹問題における小沢一郎氏の“変節”に目を瞑る『朝日』 真贋や史料価値の検討がなされる前に「政治利用」された富田メモ 『産経』を除いた新聞各紙は“翼賛体制”状態 岡崎久彦氏による重要な指摘を無視(?)した『日経』 富田メモ研究会の最終報告はいかなる文書鑑定手続きを経たのか 「昭和天皇の重い言葉」として都合のいい部分だけをフレームアップ 内閣の輔弼について「立憲君主」として行動されてきた昭和天皇 第7章 「人権」の名の下に日本国民の人権を奪うのは誰か 霊璽簿から名を外しても「A級戦犯分祀」にはならない 天皇陛下のご心拝を阻止したい中国・韓国 靖国問題が安全保障問題であることを理解していない前原誠司氏 福田政権の誕生で息を吹き返した「戦後レジーム」 首相が靖国神社を参拝したら、人権委員会が調査対象に? 戦前の治安維持法どころのではない「人権擁護法」の強権性 「人権」が本来尊重される枠を超えてモンスター化する 民法の「離婚後三〇〇日規定」を見直す与党PT案に潜り込む毒牙 親子、家族という共同体の保守を軽んじる野田聖子氏の主張 “規制緩和”の発想で日本の民法や家族の在り方を変えるなかれ 第8章 日本のアイデンティティを溶解させるのは誰か 男女共同参画基本計画に「慰安婦問題」を盛り込んだ猪口邦子氏 皇位の女系容認は「天皇制度の終わりのはじまり」 「宮中祭祀の簡素化・廃止」を提唱する原武史氏の狙い 皇位継承は「日本文明」の継承 またぞろ活発に動き始めた「永住外国人への地方参政権付与法案」 公明党の冬柴鉄三氏が訴える「韓国との相互主義」の欺瞞 小沢民主党は岡田克也氏、前原誠司氏の二人も「推進派」 参政権あるいは被選挙権の付与を主張する各政党の思惑 第9章 祖国を弑逆することで利得を貪っているのは誰か 「夫婦別姓」に関する意識調査を『産経』『朝日』はどう報じたか 家族構成員間のつながりを希薄化させる事が目的 梅原猛氏の珍説の下に育成される健全なナショナリズムとは何か 中国のチベット弾圧に対して「生体反応なし」の日本首相 反捕鯨国による不当な非難と海賊行為に何故対処しない 二桁台の軍事予算伸び率を二十年間も続けてきた中国が目指すもの 日本を球団することで自らの存在理由を確認する「敗戦利得者」 若い日本人に「輝く虹」を見せられる教育を取り戻すために いま求められているのは「改革の逆説」に思いを致してみること 守るべきは「われらが日本」という国の独立 といった感じです。 なんとなく、引っかかりがある部分を感じたり、政治家であれば自分のところの選挙区から出馬している名前があるなというような人は、目を通すのも一興かと思います。 日本を弑する人々 [読書 ノンフィクション]カテゴリの最新記事
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