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基本的に私は社会学系のものを読む場合、意識的に保守系に偏らせています。
元々、左色の強い教育を受けてきていますし、テレビを中心としているメディアで嫌というほど左側の論調を目にしすぎるための、バランスをとらないといけない感覚に陥るのと、どうにも左側論調に偽善と排他性を強く感じてしまうからなんでしょうね。 とはいえ、私がガチガチの保守系全てに賛同するかというと、別にそうではないというか、保守ではなく右翼となった場合の暴力性に対して拒否感があるというか、街宣車から怒鳴られた事があるのがトラウマになり悪いイメージが強いというのもあるのですので、保守と右翼という組み合わせになるとどうしてもなぁと。 翻って左翼はどうかというと、どうにも自分たちこそが絶対正義として、異なる意見を聞く事すらしないでレッテル貼りばかりしていたり、反戦や反権力、差別の撤廃というような、いかにもまともな事を盾にしていて、中身は気がふれているとしか思えない状況だとしか思えなくなっていますね。 そういった中で、リベラルという右にも左に極にはいかないんだというイメージがあり、極論を排除する事ができるのではないかと期待したいものなのですが、本著はそういったリベラルを名乗っている言論人を批判しまくります。 じゃあリベラルってそもそも何なのという所から始まりますが、著者の分類では保守系が垂直的な物の考え方でリベラルは水平的だとしています。 垂直的ですから、伝統や過去から受け継ぐものは大事に受け継ぎましょうと、人間の本質は時代が変わろうとも、大きく変わるものではないので軽視すべきではないと言う事だと私は理解します。 一方水平的となると、過去や伝統にとらわれる事によってのマイナス面を非常に重要視し、過去の価値観から全く別物の価値観が出てきて、それこそが自由であり素晴らしいものではないかと、ここから極論すれば今さえ良ければいいという享楽的、刹那的なものを内包する考え方であるととらえているんだろうなと私は理解しました。 私は、垂直と水平と二分論は片手落ちだと考えますが、その片手落ちだからこそ保守論壇が目にするリベラルを標榜する論壇の片手落ちっぷりといいますか、偏り方が分かりやすすぎるくらいわかるので、批判がしやすいのだろうと理解しています。 本著はリベラルを標榜して、メディアに出まくっている人をぶった斬っていますが、正直リベラルというよりも単純に排他的左翼思想への批判と受け止められますね。 批判の主な物は、義務や道徳の破壊を推進し権利だけを言い募るかのような論調。 自分と相いれない考え方に対し、誹謗中傷をする事にためらわないが、批判は聞く耳を持たない排他性。 自分の都合のいい解釈をして、自分の事を棚に上げる批判のための批判と、それによって自分の優位性を喧伝する俗物性。 著書を大量に世に送り出しているものに対して、同じ事の繰り返しや講演を書き起こしさせただけのものを垂れ流しているだけというもの。 偉そうなこと言っても、自分だけは例外としたいだけじゃんという事ですかね。 反権力的な事を言っておきながら、権力というか肩書は絶対に手放さないであるとか、財産も自分のためだけに使っていると。 政治家の世襲制を批判しながら、自分だけは許して欲しい何て言っている、月に1500万円のお小遣いを母親からもらっている俗物もどこかにいましたが、ああいった形で、看板としていかにも口当たりの良い平和的な見せかけだけで、言っている事とやっている事がめちゃくちゃというものを、ボロカスにあげつらっています。 まぁ私はあげられた例の元ネタを読んでいるわけではないので、この批判そのものが都合よく引っ張ってきたという可能性もあるんじゃないかと思わなくはないですが、まぁ偽善性は感じる相手ですので、突飛な批判だと思えなかったりもしますけどもね。 取りあげられているのは 姜尚中 自分しか信じないリベラル教徒 森永卓郎 破廉恥で利己的な強欲タレント 井上ひさし 反戦作家を自任するオカルト教祖 高橋哲哉 哲学を捨てた親北の反日活動家 半藤一利 軽薄な進歩主義を掲げた凡庸な歴史家 保阪正康 通俗的な歴史観を披瀝する杜撰な進歩派 井筒和幸 病んだ精神で憎悪と対決を煽る映画監督 中沢新一 恥知らずな悪徳を擁護する宗教学者 渡邉恒雄 「第四の権力」を私物化するドン 上野千鶴子 私怨が蠢く不潔で卑猥なフェミニスト 宮台真司 悪徳を扇動する卑猥で不潔なブルセラ学者 立花隆 「知の巨人」と称される天下無双の俗物 日本を惑わすリベラル教徒たち [読書 ノンフィクション]カテゴリの最新記事
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